フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

恐ろしい・・・

2008-12-12 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
昨日だったか、新聞を読んでいたら恐ろしい記事が載っていた。

とあるアマオケの団員が、本番で使うエキストラ奏者の希少な楽器を運搬中に壊してしまったという。それがなんと訴訟にまで発展し、結局オケ側が敗訴したというもの。ネットでもその件話題になっており、経緯やらなにやらが記されているが、それら一つ一つがいろいろな意味で、ほんとうにいろいろな意味で悩ましい。

吹奏楽部に入って、おそらく最初の頃に楽器運搬で先輩に怒られるものの一つが、ティンパニの持つところ。おそらく十人に十人が、皮の張ってあるリムのところ(フープというらしい)を持ってしまう。これがいけない。

おそらくはこのへんで新入生は怒鳴られて「学習」し、いちいちその楽器の専門家に尋ねてから楽器を運ぶようになる。

その他私の経験では、ソフトケースに入ったチューバとか、ユーホニアムの構え方とか、キーのたくさんついている木管楽器とか、つかみどころに困るものがいろいろとある。

あと、何かで読んだ困ったちゃんとしては、コンクールに楽器を運ぶのに、コントラバスがかさばるからと言って教師が(!)駒を外して運搬したらやっぱり魂柱が倒れてしまい使えなくなってしまった、という笑えるやら、もし少しでも弦楽器を知っていたならば無性に腹立たしい、エピソードをどこかで読んだ。

オーケストラに入ると恐らく一番身近な怖いことは、ハープの運搬。どこをどうつかんでいいやら、どう倒していいやら、どう押していいやら、さっぱりわからない。奏者のいちいちの指示を仰がないことにはおろおろするばかり。何かやってしまっても、それがいったいいくらするやらも見当がつかない(つかなかった)。

自治体がバックについているような裕福なところなら良いが、私達のオケは、指揮者やプロ奏者のコンマスにはほとんどボランティア状態でお願いしているような弱小貧乏団体である。
今度の役員会では、いろいろお金のプール(難しい・・・)や保険とか考えないと、という議題を出そうかと思ってしまう。知らないところで、いや実はいろいろやってます、なんて・・・・なさそうだなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿