フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

演奏会終了後のコメント

2006-04-12 | 演奏や練習に関して
先週末、とある吹奏楽団の演奏会にエキストラで出演した。
(いつも、ブログの話題が一拍半ぐらい遅れる・・・)
いつも、私のオケで一緒に演奏している仲間の何人かが所属している吹奏楽団である。

その吹奏楽団には、オケで私と一緒にフルートを演奏しているKさん(女性)も所属していた(休団中)。

演奏会終了後、演奏を客席で聴いていたKさん。
終演後の舞台袖へ来て、指揮者と話をしている。リハーサルの時より、バランスは良かったですよ。お客さんが入って音の響きが変わったのもあるかもしれませんが、(金管がリハーサルで)疲れちゃったからっていうのもあるんでしょうね。

 ・・・・おいおい。(^^;)

その後楽屋へ来て、演奏後の満足感に浸るフルートパートの面々の前で多くのご講評を披露し始めた。リハーサル「よりは」よかったけれど音程がすごく悪かった、バランスが、リズムが、云々・・・・。その毒舌(じゃなくて、講評)を端で聞いていた私は、肝を冷やす。
(私はクラリネットで出演したので、特には心的被害なし)

Kさんは、そういう毒舌(じゃなくて、講評)キャラとして既に定着しているのか、私以外の人たちは至って冷静というか、普通のまま。場の空気が寒くなったふうではない。
フルートの男性はにこにことやりとりをしている。「いやあ、あれはいままででの中で最高によかったんだよ。ほんとなら誉めてもらってもいいぐらいだ・・・」(一同爆笑)


ステージの後かたづけもほとんど済んだ頃、舞台袖でKさんとニアミスしたので、表面上はにこやかに会話をしてみた。

普通は演奏会後って、実際はどうあれ、良かったです、って普通いうもんじゃないの?
いいえ、そうではないですっ。悪かったときは悪かったってはっきり言ってあげないと、次の時に良くなりませんっ。
そお? 誉めてあげた方が、良しがんばるぞって、来年もっとよくなるんじゃないの?
そんなことはないですっ。はっきり言ってあげて直させないと、自分が戻ってきたときにあんまり下手なままじゃこまりますっ。

うーーん・・・。
いろいろなスタンスってあるもんだなぁ・・・(^_^;)

普段私と一緒にオケで演奏していて、何を考えているのか心配になってきたぞ・・・・