フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

演奏会ビデオ編集中

2006-04-10 | 演奏や練習に関して
今、ビデオ編集をのろのろと進行中。内容は、先日行われた我がオーケストラのファミリーコンサート。

今回はいろいろとビデオカメラを借りてきて、三台体制で撮影に臨んだ。
一台は正面から撮る据え置きカメラ。二台目は、一人専属カメラマンをつけて斜め方向からいろいろと動かして撮る。三台目は、ホルンの後方に固定して常に指揮者を撮影。


ということで、1時間強の演奏×2回ステージ ×3台 =6本のビデオテープの映像をまずはPCに取り込んでみた。
100GB位容量が必要で、途中でHDD変更したりで大変。ビデオ編集は金と時間がかかりますなぁ。

それでもPCの性能が不十分で、ノンリニア編集(PCを使ったビデオ編集)が夢の装備だったほんの少し昔に比べれば、それでもタダみたいなものではある。昔ながらのテープtoテープのビデオ編集なんて、とてもやってられないし。
なんたって、フツーのB5ノートパソコン+外付けハードディスクだけで充分に編集できちゃうんだから、いい世の中になったものだ。


前回の定期演奏会の録画では録音レベルの設定ミスがあり、せっかく外付けマイクをつけたのに音が歪んでしまったという失敗があった(他のカメラの内蔵マイクの音でカバーした)。

その反省をもとに、リハーサルでオケにffを出してもらい録音レベルの設定をした。ので、この点はばっちり。

もう一つの前回の反省点は、カメラ毎に色がばらばらであったこと。
で、今回はちゃんとステージ上で全てのカメラのホワイトバランスを取った。カメラ毎の色の個性は仕方ないけれど、いかにも色がばらばら、ということはなくなった。


カメラさん(映像関連でも音楽家でもない、フツーの私の同僚)も、私関連の演奏会録画を何回か経験していただき、だいぶ慣れてきている。
最初の頃はソロがあっても、その音がどのような形をした楽器から出ているのか、それがどこにいるのか、さっぱりわからなかったそうだ。しかし今ではかなりのヒット率で撮影してもらえている。感謝。

今回は二回ステージだったので、二回目の演奏ではステージ進行もしっかりと飲み込んでもらっていてより無駄のないカメラワークになっていて感心した。従って二回目のステージは、編集がとっても楽。

本来であれば、事前にステージ進行とスコアを見ながら綿密な打ち合わせ・・・と行きたいところだけど?
そこまで望むのはムリというものだろう。ただでさえ遠いところ、午前中のリハーサルから来てもらっているのだから。


それでも、今回の撮影で惜しかったところ。

1)予定表では60分ステージだったので、80分テープで充分だと思っていた。ところが、指揮者のべしゃりが長かった? ために、2/3台のカメラでアンコールがあと少し、というところでテープが切れてしまった。当然録音もここで終わり。
従って、最後の数分は指揮者用カメラの映像と、ホルンの音ばかりがやたらとでかい音声のみ。 ありゃりゃ~!

二回目の演奏では長時間モードで録画したので、なんとか全部を納めることができた。

じゃあ、一回目のとぎれはどうしよう?
と、ここからが編集マジック??

テープの途切れた部分から後の部分の音声を、二回目演奏からコピーアンドペーストしてみた。すると、ちゃ~んと一回目の指揮者映像と、二回目の音声がシンクロしている(ように見える)ではないかっ。

ふふふ。このまま黙っていればお天道様にもわかるまい。
便利な世の中になったものだ。

ちゃんと二回とも同じテンポで演奏していた、ということには驚き。多少テンポが違うぐらいなら編集でなんとかなっちゃうんだけどね。


2)クラリネットのソロがあるのだけれど、クラリネットをアップにしようとすると、その前のフルート(私のこと)が邪魔!であった。
毎回なにかしらこういうことは起きる。やっぱり、この辺も最初に見ておかないとだめだなあ。カメラ位置も限られるので、ある程度はしかたがない。

2回目のステージでは少しカメラ位置を変えて?、私も少し意識した?ので少し写るようになった(笑)。
映像編集時にクラリネットのソロの時は全体映像にスイッチしてなんとか誤魔化してカバー。クラリネットさん、ごめんね。


切り張り編集は一通り終わったので、あとは映タイトルや映像効果入れと、DVDオーサリング(DVDメニュー作成)が残る。

まだまだ先は長い・・・・・