Opera! Opera! Opera!

音楽知識ゼロ、しかし、メトロポリタン・オペラを心から愛する人間の、
独断と偏見によるNYオペラ感想日記。

TOSCA (Wed, Nov 22, 2006)

2006-11-22 | メトロポリタン・オペラ
11月4日の公演から、カヴァラドッジを入れ替えたキャスト。
Gruberのトスカ、歌に生き、恋に生きは、ラジオ・ブロードキャストも含め、
一番出来が良かったです。
しかし、やっぱり演技が。でも、これはもう何回見ても同じだろうと思われます。
(それに比べて、去年のデボラ・ヴォイトのトスカは決して適役ではないとはいえ、回を追うにつれ、役がどんどん進化、洗練されていくのに感心したものです。写真はその昨シーズンのヴォイトのトスカ。)

Fraccaroのカヴァラドッジはクーラのティーンエイジャー風に比べると、
ずっとオーソドックスな役作り。
ただ、声が軽くて、高音が楽に聞こえすぎるのが難。
コレルリのように朗々と歌うカヴァラドッジを聞きたいです。


Andrea Gruber (Tosca)
Walter Fraccaro (Cavaradossi)
James Morris (Scarpia)
Conductor: Nicola Luisotti
Production: Franco Zeffirelli
Grand Tier Box 35 Front
ON
***プッチーニ トスカ Puccini Tosca***

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