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音楽知識ゼロ、しかし、メトロポリタン・オペラを心から愛する人間の、
独断と偏見によるNYオペラ感想日記。

カウフマンとボロディナがメトの日本公演を辞退

2011-05-12 | お知らせ・その他
大変なことになってしまいました、、、。
メトの日本公演から二名のソリストが辞退です。
いずれも『ドン・カルロ』の演目で、カルロ役のヨナス・カウフマン(トップ写真。メト新シーズンの『ファウスト』のスチールより。)と
エボリ役のオルガ・ボロディナ(↓ 写真はメト『カルメン』の旧演出に出演時のもの)の二人。
NYタイムズによると、すでにメトからの公式な発表で、
理由はカウフマンが”個人的な理由”、ボロディナが”医者に二ヶ月間声を休めるように申し渡されたため”。



代わりに舞台に立つのは、カルロ役が”オペラ界のヨン様”ことヨンフン・リー。
彼は今シーズンの『ドン・カルロ』のカルロ役のカバーで、アラーニャとのダブル・キャストでニ回ほど本公演の舞台にも立ちました。



また、エボリ役はエカテリーナ・グバノーワ(↓)で、彼女は先シーズンの『ホフマン物語』のジュリエッタ役を歌ったメゾです。



カウフマンとボロディナがキャンセルすることで、雪崩のように大型キャンセルが続かなければよいのですが。
それにしても、カウフマン、後に続く二つの日本公演(ボローニャとバイエルンの引越し公演)はどうするつもりなんだろう、、、。