Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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会者必離

2005-01-30 16:36:34 | お茶屋さん
「出会いは別れのはじまり。」

春になるとよく耳にする言葉ですが、お茶に関してもこれは例外なくあてはまります。
写真家・菊地和男先生が主催の楽人居さんが2月末で茶葉の販売を終了されてしまいます。私は2ヶ月足らずの付き合いとなってしまっただけに非常に悔やまれてなりません。



そんな楽人居さんから、昨日、たくさん注文していた茶葉が届きました。

正岩茶 大紅袍、1990年凍頂烏龍(優良奨)、南投肉桂、南投八仙、正山小種(特級・ホールリーフ)、金芽滇紅工夫(禮品)、滇紅工夫(禮品)

中國紅茶を中心にここぞとばかりに注文してみた次第です。
今日はその中から
  南投八仙 (※完売) を淹れてみました。

このお茶、茶プーさんに教えていただいたのですが、「中國福建省の八仙を台灣南投県で栽培したもの」という経歴以上におもしろい個性をもっています。
八仙というよりは爽やかな味わいの鳳凰単叢といった趣で、蜜蘭香のような果実の香りがし、嶺頭単叢のような軽やかで優しい味わいにほっくりとした滋味がプラスされています。ほのかに甘く清々しい余韻が非常に心地好いお茶です。
この素晴らしい南投八仙を完売前に購入できたのも、他ならぬ茶プーさんのおかげな訳で、本当に感謝、感謝です!!




因に、茶葉のサイズも本家八仙に負けず劣らず大きいです(^^;。