このお茶、見た目は中國紅茶の滇紅(雲南工夫、Yunnan )のようですが、製法区分で言うと実は緑茶です!!
茶藝楽園さんの版納金蓮というお茶なのですが、Aさんによれば、雲南省の2年ほど寝かせた緑茶の餅茶から新芽の部分だけを集めたものなんだとか。まぁ、陳年緑茶と言った処でしょうか?
茶葉の見た目と香りは滇紅と酷似しているので、2者の区別はなかなか困難です。しかし、味わいは滇紅と少し異なる個性を持っています。もともと緑茶であるため、版納金蓮は余韻にほんのりと清々しさがあり、年代を経ている分、口当たりや甘味の入り方もより滑らかです。只、味わいとは対照的に、含まれるお茶の有効成分は強いので、空腹時に飲んでしまうと胃にかなりの負担がかかります…。
雲南省のお茶って、ユニークなものが結構あると想いませんか?