まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

B&B

2005-12-23 07:47:54 | ほっと一息。
12月19日(月)。

昔懐かしい漫才コンビのことではありません。
B&B: Bed and Breakfast。

ホテルよりは格安で、風呂、トイレは共同、しかしユースホステルよりは上で、大概が個室のアットホームな宿のこと。イギリス全土にあります。
子供がいるけれども、アットホームで気取らない雰囲気の方が好きな僕たちには最もぴったりの宿です。

僕はエディンバラに来たとき、個人的にB&Bに泊まったことはあったけれど、家族で泊まったのは初めて。割安だし、宿主夫婦も優しくて、朝食もおいしかったし、最高でした。食堂の写真を一枚公開します。庭もあって、いい雰囲気でしょう?

イギリスに来られる際は、是非一度はB&Bを利用されることをお勧めします。もちろん家に泊まってもらってもいいんだけどね。

変な銅像

2005-12-23 07:38:56 | ほっと一息。
12月18日(日)。

チェルトナムの中心街で、一際目を引くのがこの銅像。

変わってるよねえ。上品な街中の通りに、一つだけあるのがいいアクセントになってました。僕たちは久々に観光気分。
息子も、

「変わってるよねえ。牛さんとうさぎさんが座ってるよおおー!」
と、叫んでいるのでした。

チェルトナムの町並み

2005-12-23 07:31:57 | ほっと一息。
12月18日(日)。

チェルトナムは、近くにあるその名も名物にちなんでいる、バース(Bath)と同様、温泉で知られています。バースでは温泉につかることが出来るそうですが、残念ながらここでは入浴施設がありません。

17世紀のビクトリア時代に湯が発見されて以来、王族達はこの地によく訪問し、健康のために湯を飲んで滞在していたそうです。
そのせいもあって、ここは美しい町なのですが、地価や物価が非常に高く、人々も上流階級気質(Posh)が強いのだと、アランは教えてくれました。

ちょっと値段を聞いたら本当に高くて、住めないなと感じましたが、どうですか、美しい町並みでしょう?白い壁に黒いベランダ。この様式が町の中心部全体に使われていて、引き締まった美しさを醸し出しています。

山頂にて

2005-12-23 07:17:54 | ほっと一息。
12月18日(日)。

そして山を登ると、広い台地が広がっていました。面白い地形ですね。電車でこの地域を旅すると、いくつも丘がうねっているのを観察することが出来ます。
僕たちが登ったのも、こうした丘の一部です。

背景の右手に、小さなチェルトナムの町が広がっています。
この日は寒かった!
南に来たのに、寒波のため、エディンバラより寒かったです。
しかし、寒くても、久々の旅行を満喫できて幸せ!家族全員同じ気持ちだったでしょう。
天馬は、馬の蹄鉄の跡と、羊の糞を覚えました。

イングランドの山道

2005-12-23 07:09:54 | ほっと一息。
12月18日(日)。

次の日は、友人のアランとりょう子さん夫妻と一緒に、チェルトナム近郊の山へ。

エディンバラでは、近くのアーサーズ・シートという山には登りましたが、背の高い木が生えていないので、美しいのだけれど日本の山のような、静かな林の中に入るという感覚を味わっていませんでした。

ウガンダでは林の中を車で走ったこともあったけれど、休みに山登りをするほどスケジュールに余裕はありませんでした。

写真を見てください。落ち葉でふかふかの山道です。天馬は、りょう子さんにすっかりなつき、母とりょう子さんと手を繋ぎ、大喜び。自然の中で遊ばせることが出来て良かった。天馬が転ぶと、私は心配するのではなく、
「わはは、気持ちいいだろう?」
と笑いました。それを見て、落ち葉の感触を知ってもらいたい私の気持ちをよく理解してくれるアランも、嬉しそうに笑うのでした。

世界の車窓から・チェルトナム

2005-12-23 06:45:53 | ほっと一息。
12月17日(土)。

なーんていう題にしましたが、イギリスに来て初めて、家族で電車の旅をしました。
子供が人一倍風邪をひきやすく、体が弱いので、当初年末年始にはヨーロッパ旅行を計画していたのですが、取りやめにし、クリスマス前にイングランドのチェルトナムに住んでいる友人夫婦を訪ねることにしたのです。

思い起こせば昨年の年末年始は、図書館が閉まっていたので、子供に邪魔されながら、まさに夜を徹してレポートを書いていたのでありました。日本ではあんなに気軽に取っていた年休。こちらに来てからは、ちょっと遠出をしたのも2日が限度。
そしてウガンダに単身3ヶ月。

俺は休むぞ~!

と今回エディンバラを飛び出したのも、たった3日だけでしたけどね。それでも楽しい旅でした。
まずは電車の写真から。青と赤の色合いがきれいでしょう?ただ、座席シートの背もたれが固定されていて、後ろに倒せないのが難点でした。向い合わせの席を予約したら、品のいいテーブルが付いていたので、買ってきたワインを飲みながら、7時間の旅を楽しんだのでした。