まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

最高の講義

2005-05-18 04:41:11 | 学業
5月17日(火)。

昨日から、獣医学部生最終学年の選択科目として、我らが熱帯獣医学センターの熱帯獣医学講座が始まりました。自分も5月26日に講義しなければならないのだけど、指導教官にお願いして自分の講義以外は聴講させてもらっています。

今日は、タンザニアを中心に10年以上に渡って研究を続けておられるDr. Sarah Creavelandの講義でした。内容は幅広く、中心は家畜、人、野生動物で互いに影響を及ぼし合っている人畜共通伝染病について。
午前中に使われたスライドは50枚くらい、ふんだんにビデオ映像も駆使し、全く飽きさせない内容でした。エディンバラ大学の先生というのは本当にスゴイねえ!

特に、僕の興味のある分野ともかなり重なっていたので面白かったです。
学生は選択なので7人でしたが、皆途中でも積極的に質問し、反対意見も飛び出すなど、自分が学生のときの日本の教育とは比べ物にならないほど質が高いように思えました。
さすがエディンバラ大の最終学年。以前夜の講義で受けたダメな印象とは程遠い。

こんなの相手に講義するの!?
とも思ったけど、まあ面白いじゃない?今まで調べてきた、経験してきた情報を共有しよう、みたいな感じで楽しんで話そうと思います。僕の持ち時間は、1時間半以内とのこと。

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2 コメント

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Unknown (TAKAMI)
2005-05-18 10:41:40
ひゃ~90分か!

ある意味ステージだね。パフォーマンスというか。

日本と比べて質が高いっていうのって、内容ももちろんだけど、もしかしたら、教授が自分の講議を「パフォーマンス」っていう意識を持っているかどうか…みたいなのって、ないでしょうか?

学生達と呼応しながら、一方的でなく、生きた言葉で最大限に訴える…って、なんかわくわくするよね。

私は、議員秘書時代、国会の質議にも、同じようなことを感じたものです。

議員の質議って、我々のLIVEのステージに相当するよな~…なんてね。日本の未来を真剣に語って、わくわくするような質議をやってほしいもんだ。現状はかけ離れてますけど…

まっきーはLIVE経験も生かしながら?きっといいパフォーマンスができると思いますよ。

頑張って!!
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Unknown (LIVE MAN)
2005-05-18 20:38:50
パフォーマンスか、まさにそんな感じでした。大学では、プレゼンの講習会もあるし、いい発表をすれば、いい就職にもいい仕事にも繋がるという意識が、確かに強いと思います。

今からスライド作りに入るんだけどさ、ほんとライブと似てるよね。忙しいけど楽しんでます。
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