2020年1月12日放送のNHKスペシャル 食の起源「脂」ではオメガ3脂肪酸(以下、オメガ3と略)に焦点を
当てて放送しておりました。
当社は
【オメガ3油】を南米産のチアシードから日本国内で搾油して製造販売しています。
今回はオメガ3について解説します。
油の種類知ってますか?油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。
飽和脂肪酸は、肉、ラード、バターなど動物性油が主なもので、ココナッツオイル、パーム油など植物由来のものも
あります。冷めると固まる性質があり、摂取しつづけると細胞膜が固くなるとされています。また、熱に強いです。
一方不飽和脂肪酸には、植物性油が多いです。例外は、青魚に含まれる油(魚油)です。冷めても固まらない性質が
あります。魚が冷たい海を泳ぐことができるのは、魚油が固まらないからでもあります。
この不飽和脂肪酸には、オメガ3、オメガ6、オメガ9の3つがあります。
植物油はどれも1g=9キロカロリーでカロリーは同じですが、それぞれ違う性質をもっています。
理由は、構成している「脂肪酸」の種類が違うからです。
オメガ3:えごま油、亜麻仁油、青魚の油、くるみ、チアシードなどαリノレン酸が
含まれています。
アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張の作用があるとされています。
熱に弱い。
オメガ6:コーン油、ごま油、サラダ油、大豆油などリノール酸含まれています。
摂り過ぎは要注意。炎症促進で、アレルギー、うつ病、婦人病、がん、脳卒中、
心臓病の原因になると言われています。熱に弱い(オメガ3よりは強い)
オメガ9: オリーブ油、米油、キャノーラ油(菜種油)、紅花油(サフラワー油)など
オレイン酸が含まれています。
オメガ3やオメガ6に比べて熱に強いが、体への影響は特にないとされています。
熱に強い。
少し解説します。オメガ9は、オリーブ油に代表されますが、これは体の中でつくりだすことができます。
一方、オメガ3とオメガ6の二つは体の中でつくりだすことができないため、必須脂肪酸とされています。
つまり、食べたり飲んだりして初めて摂ることことができるのです。
現代の食生活では、食生活の欧米化によってオメガ6が過剰摂取の状態にあり、オメガ3が不足しがちです。
昔は、青魚をよく食べていましたので、オメガ3は摂れていました。
理想的な摂取比率は、オメガ3:オメガ6=1:2とされていますが、現代人は、1:5とか1:20位と言われています。
つまり現代人は、圧倒的にオメガ3の摂取が不足しているといってよいのです。
近年、オメガ6とオメガ3の摂取のバランスが崩れたことが、アレルギー疾患や生活習慣病の原因の一つであることが報告され、
健康に関心のある方の間で広く共有されてきています。
詳しく解説すると、オメガ6は、体内でアラキドン酸という脂肪酸に変化します。このアラキドン酸は、
脳の発達に必要ですが、一方で体内にエイコサノイドという炎症性の物質を作ってしまいます。
これがアレルギー、膠原病、婦人病、うつ病、がん、脳卒中、心臓病を増やしてしまうのです。
このオメガ6の過剰摂取を押えるには、サラダ油や市販のドレッシングの量を減らして、オメガ3を摂ることが大切です。
そうすることでオメガ6の炎症を抑えて、体のダメージを修復してくれるのです。
オメガ3の一日の推奨摂取量は小スプーン1杯でOKPDF:日本人の食料摂取基準(2015年版)
によると、一日に必要なオメガ3は、約2グラムと言われています。チアシードのオメガ3含有量は65%以ですから小さじ一杯約3グラムを摂ることで一日に必要な
オメガ3(3ℊx65%=1.95g)を効率よく摂取することができるというわけです。まずは1日小さじ1杯の習慣、はじめてみませんか?
スーパーフードのチアシードはやっぱりスーパーオイルを産み出した
弊社の【オメガ3油】は原料に南米産の有機栽培チアシードをを使用しています。それを日本国内の製油所で有機溶剤を使用しない圧搾法で手間ひまをかけてオメガ3油を製造しています。チアシードは、スーパーフードとされていますが、搾油して分かったのがオメガ3の含有比率です。65%以上ありました。これはあらゆる植物の中で断トツの一番です。
スーパーフードのチアシードは、やっぱり【スーパーオイル】を産み出したのです。
飲みやすく続けられる【オメガ3油】「オメガ3油」は、無味無臭で飲みやすいので、直接スプーン一杯を飲んで頂いても、サラダ、味噌汁にかけるなどして
お召し上がりになっても結構です。オメガ3油は続けられます。但し、オメガ3は、熱に弱いので炒め物の油として使うのはお避けください。
お買い求めは弊社通販サイト(Amaon店)でお買い求め下さい。
1本の場合、2本の場合