EUで2015年までに全車に設置が義務付けられているe-Callシステム
についてご紹介します。
先ずは以下の動画をください。(クリックすると英語の動画ですが始まります。)
簡単にいいますと位置情報も分かる自動車電話システムなわけですが、
具体的には、自動車事故でエアバックが開くと自動的に救急コールセンターに
自動車から電話がつながりオペレーターと会話をすることができます。
事故の状態はどうなのか救急車を呼ぶ必要があるのかロスタイムなく
連絡することができます。
このシステムによって従来よりも2倍のスピードで救急車が駆けつけることが
できると言われています。
日本にも早く導入されることを願っています。
救急医療は時間が勝負です。以下に有名なカーラーの救命曲線を
ご紹介します。
これは、心臓が止まってから、または呼吸が止まってから、多量出血を
していたら何分くらいたつと命が助からないかが曲線で示されています。
救急車が来るまでには、全国平均で約6分かかります。
もし、呼吸が止まったり、心臓が止まってしまったときに、
救急車が来るまで手をこまねいて見ていたら、
命を救うことが出来ないことがこのグラフからわかります。
カーラーの救命曲線: