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マリバール 文集・ギャラリー

朝倉かすみ著『田村はまだか』

2010-11-03 01:30:22 | 文章道場
【文章道場】第1回課題『田村はまだか』書評

 井坂君、今日はお店に来てくれてホントありがとう。
「長いメールを書くから」と言いながら、途中でツイッターやってたら朝になっちまったわ。

 私、最近文章道場に行ってるって話したでしょう。
課題で本のレビューを書かなくちゃいけないんだけど、2009年吉川英治文学新人賞受賞作朝倉かすみの「田村はまだか」という本。知ってる?

 朝倉かすみは北海道出身で、この本の舞台も札幌ススキノにある小さなスナック。
店では小学校同窓会の三次会を5人でやってんの。
グダグダ飲みながら「田村はまだか」「田村遅いぞ」って、田村って男の登場を待っている。
みんな田村に会いたくて、近況を話しても思い出話をしても、田村話になっちゃって。
スナックマスターも聞くうち「田村、カモーン」の心境になる。

 まるで、先日私たちの同窓会からツイッターで続いている「井坂はどうしてる?」だよ。
「井坂会いてえなあ」ってつぶやきが並んでたんだよ。
田村の同級生らは丙午なのよ。なんと学年も私たちと同じ!

 5人のうち女子2人で一人はヱビス。
ウイスキーも焼酎も嫌いでエビスビールを飲んでいるんで、マスターが「ヱビス」と呼ぶ。
実は私もエビス党!私の店のビールも、エビスオンリーなのよ。

 で、みんなが田村を語る語る。それによると田村は小学生ながら「孤高の人」だった。
やっぱり井坂君じゃん!井坂君は大学生だけどさ。

私が「美人ロシア人娘を嫁にもらい、冷蔵庫もテーブルもテレビもないアパートで神田川、が数年前。貧乏なのではなく井坂スタイルね。北方領土をのぞむ二人旅など行きラブラブでしたよ。」とツイートしたら、みんな興味津々で
「井坂はツイッターやってないかな?」
「間違い無くやってないと思うけど、なにつぶやくかめちゃ興味ある。」
「携帯とかも持ってなさそうだね~w」
って、どんだけ孤高なの、あなた。
アハハ!という訳で井坂君へのメールという形式で課題を書くことにしたわ。

長々ごめんね。ああ眠い。

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