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マリバール 文集・ギャラリー

8月13日 『紀尾井町プラザ歯科』,映画『太陽』

2006-08-27 21:54:04 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人の愛に応えつつ、遊ぶ金欲しさに働き、遊ぶだけで精一杯で、日記どころじゃなく、お待たせ御免。

というわけで、もうこのブログは「メモ」と割り切り、『抱茎亭日乗』予告編にしようっと。
本編は数ヵ月後に公開!ってことで。

 では、夏休み2日目、13日から。

 『紀尾井町プラザ歯科』。
新しい薄ピンクの器具を入れることになる。
上の歯を前に押し出すような装置。ワイヤーがついている。
装着してみると、かなり痛い。これまでの透明な装置より大きくて、ますます喋りにくい。

前の器具は寝る間だけ、しかも度々忘れていたので、効果が無かったようだ。
今回の装置は、初めの2,3日はできるだけ長時間装着するように言われる。
忘れないようにしなくちゃ。高額な治療費が勿体ない。

 銀座シネパトスで映画『太陽』を見る。
黒山の人だかり。13時前に着いたのだが、2館上映にも関わらず、次の次の15時半の回まで待つ。

 ブックファーストで時間潰し。
整理券に記された集合時間にシネパトスに戻ると、ものすごい列。
この劇場がこんな状態になっているのは見たことが無い。
名画座ではないのに場末感漂うロケーションで、かかる映画もいかにも「シネパトス」的。
客席はたいてい疎らで鑑賞環境も大変良い。私の好きな劇場だ。

『太陽』はシネパトス的映画ではない。
でも上映館を探すのは苦労したらしいから、辿りついたのがシネパトスなんだろう。
そういう意味ではいかにもシネパトス、とも言える。

そして、あまりの混雑のために上映時間が押して、炎天下の中、周りの居酒屋の排気とモツ煮込み(?)の臭いと人々の熱気にやられながら、開場を待たされる。
うんざりするが、61年前の夏を思えば好きな映画を見るのに待たされて「勘弁してくれ」などと言っている場合じゃない。

 映画『太陽』は、暗く静かな場面が続き、途中何度も寝てしまった。
しかし、イッセー尾形はすごい。
「あ、そう」には「そうそう!そんなおじいちゃんだった!」
動く昭和天皇を見るのは久し振り、と思った。

桃井かおりは桃井かおりのままだったが。 

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