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マリバール 文集・ギャラリー

12月1日 映画『ナチョリブレ 覆面の神様』

2006-12-19 03:53:06 | 抱茎亭日乗メモ
 今日は因縁の人たちに次々会う日だった。
出社前、地下鉄の駅出口を上がったところで元内縁夫にばったり。
最近よく会うなあ。
今日はちゃんと化粧をしていたが、「こんにちは!」だけ。

 社食では元内縁夫の共通の友人Sさんと晩ご飯。
元内縁夫はSさんのところに来たのかと思ったら違った。
仕事・映画の後Sさんと遊ぶことになる。

 Sさんは飯田橋ギンレイホールで『ローズ・イン・タイドランド』を見るという。
私はファンタジー系は好きではないので、銀座テアトルシネマにて『ナチョ・リブレ 覆面の神様』を見る。

Sさんは「あ、あの汚い男が叫んでるやつでしょ。俺は汚いものは見たくない。美しいものが好きだから」と言う。
Sさんはケン・ローチも「似非社会派。嫌い」と言った。
私と全く好みが異なるが、辛口で面白い。

『ナチョ・リブレ 覆面の神様』は、仰る通りの汚い映画だが、そこが良かった。
人も汚いのだが、孤児院でナチョが作る料理がセメントみたいで、本当に吐き気がした。

話は見なくてもわかる。バカバカしくて笑った。特に歌いあげるシーンは爆笑。
メキシコの人間たちと空気が感じられる、楽しい映画だった。

 終了後、飯田橋に行き、ギンレイホールの前にあるスターバックス・コーヒーで時間潰し。

 出てきたSさんと、アルバイトで某出版社に就職が決まったT君と、飯田橋の居酒屋。
社内情報交換。T君は私が何者か全然わかっていないのだが、Sさんは「言わないで」という。
なんだかよくわからない関係を楽しんでいるというか、自らを正体不明な存在にしておきたいのかな?

 Sさんとは元内縁夫を通じて知り合ったから、もう15年にはなるだろうか。
これまでにも何度か会社を訪ねていたけれど、そこで私が働くことになるとは。

そして、社食の君は若者男性誌のアルバイトO君に違いない、という情報。ほほう。
今日一緒に飲んだT君も頭の悪くない窪塚という感じで、可愛かった。

因みに私はスキマスイッチを見ると、いつもSさんを思い出す。

驚いたのは、私は行かないのだが、社食の後の喫茶店のコーヒーも打合せ代として会社持ちなんだとか。
それはスゴイ。

 帰り、池袋駅近くで、ギネス君に遭遇。苦笑いの会釈のみで通過。
9月28日「やらせて」発言以来。
冬の恋人たちシーズンに向けて始動か。寒いのに大変だ。

 深夜、恋人から「週末はデートできないかも」と電話。
一番会いたい人には会えないのね。ううう。

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