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マリバール 文集・ギャラリー

8月27日 Aは死んだ!

2008-09-07 06:09:02 | 抱茎亭日乗メモ
 母から電話。「あんた、大丈夫?」と心配する母も、一睡も出来なかったと言う。

 Bのお客さんであるDさんは

>先週の月曜か火曜に電話でお母様永眠されたことを聞きました。

とメールをくれたがそれきりで、「Aの身に何かあったのでは」という私の疑問には答えてくれなかった。
知らないのか、知ってて言えないのか、関わりになりたくないのか?

 友人弁護士からは

> 捜索願いは親族,監護者などに限られているようです。

> 病院にかたっぱしから電話したとしても個人情報だからと教えてもらうのは難しいのでは。

> 要は,
① 本当に亡くなっているのか
② 亡くなったとしたらその原因はなにか
ということですよね。
そうなると,いやでもBに連絡をとるしか情報を得る手段は現時点ではないのでは?

> ここはAちゃんのためにBに連絡をとってみてはいかがですか。
もしくは捜索願いを出すか否かも含めて警察に相談する。ただ,警察が動いてくれるかなかなか難しそうですが-やはりBに連絡してみてと言われるような気がします。

とアドバイスをもらう。
しかし、あんな留守電を入れてくる人物とまともな会話が出来るとは思えない。 困った。

 Aの幼馴染の連絡先をなんとか入手。「何か知ってたら教えて下さい」と聞いてみた。
10分も待たず返信が来る。

>先日(略)から連絡があり21日にAが亡くなったとメールが来たの。亡くなった理由は全くわからない。すでに身内の方で密葬を済まされてるそうなので私もお葬式に行ってない。

いやあああああああ!これは決定的だ。テーブルに突っ伏して号泣。

21日って、未明に私と電話したじゃないか。「夜会おう」って約束したじゃないか。
その日に死んじゃったの? 私はAを助けることができなかった!

電話をもらった時、映画を見るのを止めて会いに行けばよかった。
「逃げたい」と言われた時、「明日の夜会おう」ではなく「今すぐ逃げておいで」と言うべきだった。
私は「AはBについて生きて行くと言ったよね?」と追い詰めてしまった!
ああ! なんて事をしてしまったのだろう。
21日午後、Aの新しい住所を送ってきた時、私は意味がわからず「了解です」と返信した。
助けに来てくれ、ということだったのでは? 何が「了解」だよ!!
本当に悔やまれる。悔しくて堪らない。

葬式は身内で済ませたって、Bしかいないではないか。A、可哀想過ぎる!
お骨になってから、あんな電話であんな訳のわからない知らせ方をするようなモンスターに送られるなんて、全く浮かばれない。
お骨もお墓もB仕切りで、A家族の縁もないところに眠らされるのか? やり切れん。

自殺だったのだろうか? そうだとしてもBに殺されたようなものじゃないか。
Bは周囲にそう思われる危機感からか、自己防衛と私を攻撃するのに必死だ。
そんなモンスターを相手にするよりAの友人らと静かに偲ぶ方がいい。
この先も絶対にBと関わり合いになるのは止めよう。

 Aの友人らは

> きっと真理ちゃんのAちゃんを思う気持ちは本人に通じたんだと思うよ。

> 気持ちの整理は簡単にはつかないだろうけど、今はただAちゃんのご冥福を祈りましょう。

> 決して自分を責めたらいけないよ!

と言ってくれて救われる。
最後の電話でちゃんと和解ができたのはせめてもだ、と思うしかない。
しかし、私がAを思う気持ちはなんとか理解してもらえたけど、Bなんかいなくても人生面白いよとか、生きてればいいことだってあるよとかは信じてもらえなかった。

丁度1週間前の水曜夜のAからの電話が肝だったんだ。今夜は本当に切ない。寂しい。
恋人にそばにいて欲しいが、叶わず。電話で長話。泣く。

Aの友人らと、Bの非道ぶり、いかにAが食い物にされていたかのやり取りが続く。
Aのお母様の告別式で、BはAのダイヤのネックレスをしていたという。
日頃「Aのものは私のもの。家をあげるんだから」と言っていたB。
洗濯機も使わせないくせに! たいしたタマだ!
A親子殺して宝石も全部Bのものじゃん! 地獄まで持って行きやがれ!

 そんな中、A・Bを知る人からのメールに驚愕する。

> Aさんは先週木曜に亡くなられました。彼女の強迫神経症と多重人格に周りは振り回された一年間だったようです。今は故人の冥福を祈りましょう。

Bがそう言ったのか? 酷い言われ様だが、この方の職業柄? Bサイドの人だから?
立場が違うとこんな見方になるのか?……と思ったら電話が鳴る。

Aの最後の様子も聞くが、もう何が本当なのかわからない。
Aの死因は自殺で、その状況も知っているようだが、まだ生生し過ぎるからと教えてくれなかった。

Aが貢がされていたというのは、Aが人の気を引こうとしてついた嘘で、Aには虚言癖があったとか。
私にはそうは思えない。
仮にそうならば、病気がつかせる嘘だと知らずにAの言葉を信じている私を、Bが罵倒する必要はない。
その嘘つきの書いた日記を私に読めと言う、Bの目的は一体なんなんだ?

私はBのAへの接し方を見ていた。A自ら嵌まっていったところはあるにしても、Bは悪くないとは、絶対に言えない!

しかしB友人さんは「Bも私も真理さんもAに振り回されて大変でしたよね。Aは、死んでお詫びをしたのかもしれない」と言う。
なんて事! 「私はもっとブンブン振り回して欲しかったです」と泣く。

B友人さんから見たら、困っている人をほっておけないBが、Aに巻き込まれた被害者になるのだ!
或いはB友人さんには、Bのことを悪く言えない事情が何かあるのか? なんてことまで考えてしまう。

『なすび』の千秋さんにメール。

「本当に自殺なのか、Bに食い物にされていたのか、どの程度なのか、お骨お墓は今どうなっていてこれからどうなるのか、違う話がいろいろで何が真実なのかわかりません。
Aが死んだ今、真実を追究する意味があるかどうかもわからない。

> 惜しむらくは 真理さんが B以上の存在感を持ち得なかったことでしょう。
> 考えるべきは 悪辣Bを凌駕できなかったのは何故なのかでしょうね。

「それは、必死さが違いますから。
(略)から分捕る賠償金、A親子(親戚まで!)の金を目当てで近づいて来た人間の持つテクニック、情熱、かけられる手間暇と、友達として見守り幸せを祈る人間とは、距離、時間、熱さが全く違いますよ。敵いません。
今は無力感、敗北感、悔しさでいっぱいです。

でも、友達が会いたいと言ったら絶対会いに行く、と決めました。常にこれが最後かもしれないと思って。
ものより思い出、金より友達!人生をせいぜい頑張って、楽しむのだ!」

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