変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




この週末、我が愛車「パサート」の1ヶ月点検に行って来た。
走行距離は680Km。
慣らし運転の第1段階が終わったことを意味する。
数万点に及ぶパーツを組み上げた自動車、稼動部分にアタリを付け、建付けを
馴染ませる。そして新しい車と自分自身を慣れさせる。
最近は面倒くさいので、第2段階で慣らしは終了させてしまうのだが、要は『急』
の付く操作をしないこと。これに尽きる。雪道運転の原則と同じだ。
愛車のエンジンは3.2リッターを誇り、パワー/トルクともに余裕がある。それでも
回転数を3000回転未満に押さえ、且つゆっくりと回転数を上げる運転だと、流れ
に載るのが精一杯。それなりの技量が求められ、緊張を強いられて来た。
今回の点検でエンジンオイルを交換したのを期に、許容回転数を一気に千回転
位上げた。回転の上昇も、もう特別にゆっくりする必要は無いだろう。
これで、普通に流れに載る程度の運転なら、充分に事足りる。

楽になったー。

この運転を2000Kmまで続けて、そこでエンジンオイルとエレメントを交換し、慣ら
しを終了させる予定。
本当はその段階で、ミッションやらデフやらのオイルも交換したいところだが、それ
には賛否両論あるようだ。
経済的理由でおいらはエンジンだけの予定。
勿論完全な慣らしにはならない。例えばパサートのドライブシステムはスタンバイ
タイプの4WDなのだが、いわゆるハルデックスカップリングというヤツで、このデフ
内に無数に蠢いているギアの類は、前輪が滑らない限り動くことは無い。多分。
つまり、雪道でも走らない限り、こいつを『慣らす』ことはできないのだ。

いーよ、別に。

さてさて、1ヶ月点検。
ま、細かいハナシは色々とある。輸入車の初期ロット、それなりに覚悟はしていた
ので、充分に想定の範囲内なのだが、担当営業君、言ったことはやろうよ的な。。
おいらと同年代の彼、一生懸命にやってくれるのだが。

・・・ま、いいか。

しかしまぁ、おいらもこの車に慣れて来たが、改めて思うお買い得さよ。
絶対値としては、おいらにはとても分不相応な値段なのだけれども、他車との相
対性という意味では、ずば抜けて割安なんじゃないかな。
BMWのエンジンも、アウディのデザインも、ベンツのブランド力も無いが、突出した
モノが無くてもバランスは最高ですよ。
おいらの周囲にVWのオーナーはいないのだけども、もっと売れてもいいと思うの
だが。
ま、おいらが気に入った車は、おいらが愛車にするしないに関わらず「売れない」
ことが多いので、普通の人達とはちょっと感性が違うんだろうけど。

そう言えば、未だ同じ車に街中で出くわしたことが無い。

はは。

やっぱり売れてないんじゃん。

本当の良さが分かる少数派なのか。
一般的価値観が欠如している変わり者なのか。

おいらはどっちなのかな。
どっちでもいいけど。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (hoki2000)
2006-07-05 00:30:09
TBありがとうございます。

馬力のある車なのに回転数を上げないのは辛かったでしょうね。私はまだ300kmしか走ってないので、しばらくゆっくり加速が続く予定です。

エンジン長持ちさせるのは最初が肝心でしょうから、辛いのを我慢するしかありませんね~。

また寄らせてもらいます。
 
 
 
我慢。 (chappy)
2006-07-05 09:41:24
hoki2000さん。

ようこそおいでくださいました。

車の持つ本来の性能を出させ、長持ちさせる。大枚叩くだけに、慎重に我慢しています。。

300Kmですか。お互いもう暫く我慢ですねぇ。
 
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