変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー



<その1>は厳島神社。
<その2>は広島の平和記念公園。
5月に行った広島シリーズに続き、今回は
和歌山シリーズ。
<その3>は、高野山。
弘法大師 空海が開いた真言密教の本山。

ボクの今年8月の方位的には、
東京から高野山はあまり良くないようなので、
神戸にバウンドしてから向かった。

「高野山 世界遺産キップ」(
 ・南海なんば駅からの往復乗車券、
 ・高野山現地のバス乗り放題(2日間)、
 ・現地入場券の割引券
 がセットになったもの)
をなんば駅で買い、ホームで立ち食いうどん
(大阪うどんなのでコシ皆無なアレです)
をかきこみ、蓬莱で豚まんを買い込んで
快速急行「極楽橋」行に乗車。
ロングシートの車両だったが、端っこだけ
クロスシートで、そこを占拠。
豚まんとビールはあっと言う間になくなった。

平日だったことも関係あるのか、乗客の多くが
白人。7割くらい。それもフランス人率高し。
日本人は1割以下だったと思う。

橋本駅からは、なんと単線でした。
両面ホームの8線ターミナルななんば駅から
出発し、1時間半で単線ですよ。
凄まじいカーブの連続で、ゆっくり走ること
30分くらいだったか。極楽橋駅でケーブルカー
に乗り換えて高野山に向かい、5分程度で到着。

標高900メートル程度で、下界より体感として
ちょっと涼しいこともあり、世界遺産の格式と
弘法大師に関する知識が、荘厳な雰囲気を感じ
させる。
高野山駅からはバス。
奥の院に直行した。
【奥の院前バス停から】


直行とは言っても、奥の院入口というバス停から
撮影禁止エリア、御廟の橋までは参道を歩くこと
20分くらい。
【御廟の橋を撮影OKエリアから】


ここからは裸足で歩いてみた。
歴史と足跡が冷たい石畳から染みてくる気がして、
お勧めです。
撮影禁止、脱帽のルールにつき、この先の写真は
ありません。
戻ってきて、参道を下る道程はこんな感じ。
【石道の参道】

有名なお墓もたくさんあるらしいが、全部は発見
できなかった。豊臣家は確認できた。
【豊臣家のお墓】

時間の都合で、一の橋まで歩き、あとはバスで宿へ。


宿坊と呼ばれるお寺に泊まったのだけど、高野山に
泊まるなら、是非とも経験しておくべきと思う。
【福智院さんの入口】

福智院さんは、高野山で唯一、天然温泉のある
宿坊ということで、温泉好きに他のは選択肢は
なかった。
結論から言うと、とても素晴らしかったです。

朝のお勤めが本堂であり、そこは撮影お断り
なんだけども、本堂からお庭は撮っても良い
とのことで、朝の光の中、見事にお手入れされた
お庭を収めてみました。
ウデの問題で、この素晴らしさ表現しきれて
いないけれども、もっと素敵だということで、
これをベンチマークに、食事も設備もお風呂も
同レベルで素晴らしかったのです。
【福智院さんのお庭の一つ】

【福智院さんのお庭の一つ】

トイレが部屋にないのは、覚悟が必要だけど、
予め分かっていれば問題ないと思います。

因みに、温泉は無味無臭の単純泉で何ら特徴は
ないのだけども、効能の確からしさは特筆レベル
でした。2つのお風呂があって、一方は露天風呂
付きの大浴場、もう一方は内風呂だけで畳風呂
でした。
チェックイン直後は大浴場、食後は畳風呂に
入りましたが、どちらも気持ちがいいです。

ここでも宿泊者はフランス人が多くいて、
賄いの人に聞いたら、全体的にフレンチが多いとの
ことでした。アメリカ人や中国人が少ないのは、
今時としては珍しいと思いました。
尚、賄いの人はお坊さんではなく、派遣で働いて
いるそうです(会話した一人がそうだというだけで
他の方もそうなのかは分かりません)。

ここまでが初日。
二日目は朝5時半に起きて朝風呂@大浴場。この
時間の露天風呂(浴槽は3つ)は浮蓋が閉まって
いて、それをどけて入って良いのかは不明です。

6時から本堂でお勤めとしてお経が唱えられ、
焼香してから一緒にお祈り。
尚、途中参加も途中退席も自由自在という大らかさ。
空海さんのお心が尚息づいている気がしました。
但し、浴衣は禁止。教会にパジャマで行きますか?
と窘められている外国人がいました。
これは説明不足ですね。浴衣禁止の絵を貼っておく
べきでしょう。

食事は、昨晩の夕食とともに精進料理。
美味しいけれども、贅沢ではありません。芋が特に
美味しかったです。夜はビールも頼めます。

さて、
二日目は、金剛峰寺と壇上伽藍を中心に周遊します。


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