先日、髪を切って参りました。今年になってから行き始めてた美容院は、
担当してくれてたお姉さんとちょっとあわないので、お店を変えることに
した。近所に新しくできたお店。飛び入りの「こんにちはー。」でお邪魔
してみました。
男性の美容師さんが担当についてくれたのだが、アタマのことはよく
分からないので、「お任せします。」と言い残していつも通り爆睡。
何ら問題も無いし、デキに不満もない。むしろ、こんなおっさんをよくぞ
ここまで仕上げた!と礼を言いたいくらいだ。
ただ、いくら考えても合点がいかぬこともある。
「頭皮が硬くなってますねぇ。」
「血行が悪くなっちゃうんで、髪が細くなったりとかするんですよ。」
「頭皮にいいシャンプーを使った方がいいですよ。」
「へぇ・・・。」
と聞き流していたのだが、彼の言わんとするところは、言葉を選んでは
いるものの、要は「このままじゃハゲるぞ」ってことなんだろう。
マジっすか?
血縁にハゲいないし、それだけは心配ないと確信していたのに。。。
聞かなかったことにしようと心が逃避に向かった行くのを引き止める。
未だ間に合うか?
何もやらないよりはマシさ。
その足で、抜け毛予防系のシャンプーとリンスと育毛剤を買い込んで、
毎日使ってます。頭皮マッサージもやってます。
こんな自分がちょっといい。
何歳になってもおいらは、自分に人間味が欠けている気がしていた。
あんまりカッコいいシーンじゃないけども、おっさんが髪の量を気にして
鏡の前で頭皮マッサージ。欠かさず毎日。
いい味出てんじゃん。
予想外のハナシだったけども、美容師君、君のお陰でちょっとは人間
らしくなれるかもだよ。
ありがとう。
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