変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




ということ(?)で、一昨日のガンダムに続いてオタクネタ。
富野シリーズには、触れないことにしようと思う。何本かしか見ていないが、
どれも可も無く不可も無くという印象しか残っていない。物語自体は覚えて
いないのだ。だから書きようがないってのが本当のところ。

さて。
おいらが子供の頃、日曜の夜と言えば「カルピス名画劇場」(?)だった。
これ無しにおいら世代のアニメは語れない。
記憶の中では、「ムーミン」「ロッキーチャック」「ハイジ」「フランダースの犬」
「母を訪ねて三千里」「ラスカル」「赤毛のアン」・・・と続いていたように思う。
今でも語られる名作の筆頭は、フランダースの犬だろう。愛犬パトラッシュと
主人公ネロ少年の悲劇は、何度見ても涙無しにはいられない。でも。最近
再放送を数話見たんだけど、余りに酷い話でちょっと引くさ、マジで。
おいらは母を訪ねてのマルコのが好き。アルゼンチンでフェオリーナと再会
した時のシーンは、心から「良かったね」と思えたもんだ。お母さんに辿り着
いた時以上だったかもしれない。子供が一人でイタリア(ジェノバ)から南米
(ブエノスアイレス)まで無賃旅行? 有り得ない設定だけど、感動した。
今思うと、ペットのアメディオ(猿)はいかにもエボラウイルスを持っていそう
で怖くないですか。
残念ながら、マルコ以降の作品は殆ど見ていないので、前に戻ろうと思う。
おいら的には、ムーミンの最終回だったか、ムーミン谷が雪に閉ざされて皆
が冬眠に入ろうとするシーン。スナフキンだけが起きて谷を去っていく。これ
が物寂しくって、脳裏に焼きついている。ほんと、悲しいんじゃなくて寂しい
感じ。
ハイジは出来が良すぎて逆に印象が薄い。ペーターが食ってたあのチーズ
に興味を覚えたのは大多数と同じだが。
ふむ。
このシリーズには、駄作マニアを喜ばせるものは無かったかな。

ルパン。
これもアニメを語る上で省略不可能。
最初の続編は、駄作フリークですらコメント不能だが、最終回だけは素晴らし
く纏まっていた。それ以上ではないが。
勿論、カリオストロの出来が群を抜いている。それだけに、名作縛りを受けた
続編が苦しんでいた。だからマモーすら越えられなかったんだと思う。
おいら的には、初代でルパンが五右衛門と出会うお話。あれがベスト。脱獄
のチャンスは一度という話も優れモノだった。死刑が確定したルパン。後年の
作品のように、殺人は犯さないとか、詐欺めいたことなんてしない、等という
偽善者では無いのだ、この頃のルパンは。また、ガス室での処刑という設定
も少年おいらにはショッキングだった。
裏切った不二子ちゃんを見つけ出した時、不二子がルパンに「裏切り者を消し
に来たの?」と恐る恐る尋ねるシーンは、ハードボイルドそのものだった。
ま、初回放映分はどれも秀作です。視聴率は酷かったらしいが。

さてさて。
松本零士モノをどうしようか。
ヤマトは避けて通れないよなぁ。佐々木功をカラオケで熱唱するおいらとして
は、ハーロックも999も無視できないし。
時代は流れる。ヤマトの時代には、冥王星に衛星は無かったんだ。
・・・なんてこと書き出したら終わらない。

続きはまた何時か気が向いた時に記録しよう。

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コメント
 
 
 
再び今更コメント (sarafuyu)
2006-11-09 23:05:49
こんばんは。
面白く読ませていただきました♪

「カルピス名画劇場」ですが、私の記憶では、
「ハウス名作劇場」だったような気がします。

私は当時テレビが一家に一台だった頃で、
そのシリーズのアニメが観たくても、
親がNHK推進派だったので見せてもらえず、
後に再放送でやっと見ました。

ガンダムも初代のを覚えてますが、
幼かったのでストーリーは理解できず、
CM前に流れる「シャア!♪」という
意味不明の女性コーラスが記憶に強いです(笑)

初期のルパンってそんなのだったんですね…。
知らなかったです。
999は当時漫画が家にあって、ドラえもんよりも何よりも、
初めて読んだ漫画というのが999でした。
懐かしいぃ~。

長文失礼しました…つい懐かしくて。m(_ _)m

 
 
 
ハウス! (chappy)
2006-11-10 11:01:50
sarafuyuさん。
こんにちは。幅広くありがとうございます!(笑)
ハウス名作劇場? そうだったのかも。。。
意味不明の「シャア!♪」は、確かに印象に残りましたよね。
ルパン、そうなんですよ。笑いは一杯あるんですけど、シビアでもありました。機会があれば是非!
999は独特でしたね。名作なのか駄作なのか、凡人には計りかねるものがありました(笑)。
 
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