アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Bill Evans(Peace pieces featuring Cannonball Adderley)

2015年12月31日 22時02分59秒 | ジャズ








今年最後の一枚はBill EvansのPeace pieces featuring Cannonball Adderley。録音は1956年から1962年、レーベルはRiverside。このアルバムはオムニバス的な位置づけで、すでに録音されたアルバムを再編集したアルバムである。特段Cannonball Adderleyとのコラボだけではない。聴き馴染んだWaltz for DebbyがAsが加わると俄然趣きが変わるから不思議だ。リラックスした雰囲気が醸し出されグッと、くだけた感じになる。興味深いのは当然ながら、メンバ-編成の違いによりずいぶんと音色が変わること。MJQの一員であるPercy Heath(bass)、Connie Kay(drums)と組んだ時と、Chuck Isaraels(bass)、Paul Motian(drums)のtrioではガラリと音が違う。


A面録音のテイクの方が音が眼前に広がり楽しい。


side A

1.Waltz for Debby

2.Know what i mean

3.Interplay

side B

1.Very early

2.Peace piece

3.Show type tune

4.RE:Person I knew


(personnel)

BILL EVANS, piano on all tracks, plus:

A1-A2:
CANNONBALL ADDERLEY, alto sax
PERCY HEATH, bass
CONNIE KAY, drums
New York, March 13, 1961.

A3:
FREDDIE HUBBARD, trumpet
JIM HALL, guitar
PERCY HEATH, bass
PHILLY JO JONES, drums
Freddie Hubbard (tp)
New York, July 17, 1962.

B2: BILL EVANS (unaccompanied piano).
New York, December 15, 1958.

B1, B3 & B4:
CHUCK ISRAELS, bass
PAUL MOTIAN, drums
New York, May 29, 1962.


M-509早くも帰還

2015年12月30日 23時05分56秒 | オーディオ










年明けになるかと思っていたパワーアンプ、M-509が早くも手元に戻ってきた。YBN岡山さんが年末年始は音楽三昧で過ごしてね、との粋な計らいである。ありがとうございました。!!梱包をほどくのももどかしく結線し、音出し。凄い、音が塊になって飛んでくる。ハンマーの強烈な打音を直近で聴いたかのようなpianoの音。ピタリと真中に定位しブンブン唸るbass。ハイハットの音がこんなに大きな音で入っているのか、と驚くdrums。素晴らしい。かれこれ5時間ほど鳴らしっぱなし。当初固かった音もだいぶ解れてきた。とはいえ、本調子には1週間ほど必要だろう。いわゆるagingである。平たく言えば「慣らし」。新車をいきなりレブリミットまでエンジン回さないのと一緒で、隅々までデンキが行き渡り各パーツが馴染まないと本来の性能を発揮しないのだ。

今回もP-309同様フルメンテナンス以外に、電源コンセントのインレット化とスピーカー端子の交換をお願いした。さらに本体がrefreshされたのでせっかくだから、とWスーパーサーボコードも新調をお願いした。線材はOFC、プラグはプロ用のアンフェノール製である。電源ケーブルは中域の押出が謳い文句の製品をヤフオクでゲット。どれが効いているのはわからないが、(メンテナンスが一番効いていると思う)相乗効果で上記の素晴らしい音を醸し出している。


Tommy Flanagan Trio(Eclypso)

2015年12月28日 23時56分12秒 | ジャズ







今宵の一枚はTommy Flanagan TrioのEclypso。録音は1977年2月、レーベルはenja。日本で人気の高いpianistの一人であるTommy Flanagan、なぜかリーダーアルバムが少ない。この人の特徴はOscar Petersonばりの流れるようなに軽やかなタッチ、耳に心地よい奔放な溢れるばかりのフレーズだろうか。ウキウキと心躍らされる響きが素晴らしい。Phineas Newbornのような複雑なコード進行はしない。少し高域よりの音色も魅力の一つ。

Elvin Jonesも彼本来のパワーをセーブし抑制された演奏で、逆にTrioとしての完成度を高めている。George Mrazのbassは強力、常に通奏低音のごとく唸っている。このTrio三人の息も合い何度も聴きたくなるアルバムである。お勧めはB面2曲目のEclypso、ここではElvinの力強いdrumsが圧巻だが、負けじとTommyのpianoの存在感も凄い。



side A

1.Cleo

2.Denzil's Best

3.A blue time

4.Relaxin' at Camarillo



side B

1.Cup bearers

2.Eclypso

3.Confirmation



(personnel)

Tommy Flanagan(piano)

George Mraz(bass)


Elvin Jones(drums)


Phineas Newborn(Piano Portraits by Phineas Newborn)

2015年12月27日 23時47分47秒 | ジャズ






今宵の一枚はPhineas NewbornのPiano Portraits by Phineas Newborn。録音は1959年6月、レーベルはroulette record。技巧的で特徴のあるサウンドを奏でているPhineas Newborn。なんとも表現しがたいのだがこの人も独特の音色、いや音色でなく奏法だろうか。複雑なパッセージを澱みなく紡ぎだしている。なんとも流麗かつ華麗なのだが、Oscar Petersonの流麗さとは全く違う。pianoの一音一音が複雑でかつタッチが強く、音の強弱もたいへん複雑に重なり合う。摩訶不思議なpianoである。脇を固める、Roy Haynesのdrumsがなんとも渋い。まさにいぶし銀の趣きである。bassのJohn Simmonsも控えめながら的確なリズム。

圧巻はB面4曲めFor left hand only、まさに左手1本で弾きこなしている。これは凄い。



side A

1.Star eyes

2.Golden earrings

3.It's alright with me

4.I can't get started

5.Sweet and lovely


side B

1.Just in time

2.Caravan

3.For all we know

4.(Blues theme)For left hand only

5.Chelsea bridge


(personnel)

Phineas Newborn(piano)

John Simmons(bass)

Roy Haynes(drums)

豊作

2015年12月26日 15時27分27秒 | ジャズ











まもなく、いやもう年の瀬、たまにはjazz&Audio以外の話題を綴ってみたい。


毎年甘くておいしい実をつける拙宅の柿の木。今年は例年になく豊作、手が届くところはすべて採ったものの大半は鳥さんの餌になってしまった。もったいない話だ。来年はしっかり収穫し売りモノにしますかな。(笑)特に何も手入れをしていないのだが、樹齢50年近い老木ながら老いて益々盛ん、食べきれないほどのたくさんの実をつけるのだ。

Hampton Hawes Trio(Hampton Hawes Vol.1:The Trio)

2015年12月25日 00時06分04秒 | ジャズ






今宵の一枚はHampton Hawes trioのVol:1、録音は1955年6月。レーベルはContemporary。1950年代にもっとも活躍したpianistで、そのテクニックの凄さと強靭なタッチには圧倒される。凄まじいばかりでTrioなのに、drumssもbassもほとんど目立たない。独特のタッチも他に類がなく一聴してHamptonと識別できる。Duke Jordanのゴツゴツした拳のようなsoundに、Oscar Petersonの流麗な演奏を足したような、それでいてDukeのような固さがない、といったところだろうか。ノリノリのスイング感はちょっとほかに思いつかないほどだ。

B面冒頭のHamp's bluesは必聴。パワフルで流れるような演奏ながら強烈なblusが横溢しこれぞJazz、これぞbluesである。リズム感が素晴らしくこの1曲でHampton Hawesを体現しているといっても過言ではない。

Legendの一人に数えられる名人である。残念ながら48歳という若さで亡くなっレしまった。


side A

1.I got rhythm

2.What is this thing called love

3.Blues the most

4.So in love

5.Feelin' fine

side B

1.Hamp's blues

2.Easy living

3.All the things you are

4.These foolish things

5.Carioca


(personnel)

Hampton Hawes(piano)

Red Mitchell(bass)

Chuck Thompson(drums)

Dianne Reeves(Dianne Reeves)

2015年12月24日 02時05分04秒 | ジャズ






今宵の一枚は、Dianne ReevesのDianne Reeves。まんま自分の名前がアルバムタイトルだ。録音は1987年1月、レーベルはbluenotes。音楽一家に生まれたDianne reeves、恵まれた環境で育ちグラミー賞を受賞するJazz vocalとしては最高のsingerである。とにかく音域が広く堂々とした歌声だ。癖がなく、万人に支持される音色である。逆に言うと没個性的なところがあり、Ella Fitzgerald、Carmen McRae、Sarah Vaughanといった大御所に比べると今一つ魅力に欠けるのかもしれない。優等生なのだ。Pop singerとしても、いやむしろグラミー賞歌手としてはPopな歌に注力したほうがビジネス的には成功したかもしれない。

オーディオ的には音像がセンターよりで分離に乏しくあまりおもしろくない。またあろうことか、音量バランスが楽器の方が大きくvocalが小さい。ちょっと残念。バランスがvocal寄りだったらもっと彼女の魅力が際立つだろうに。


side A

1.Sky Islands

2.I’m O.K.

3.Better Days

4.Harvest Song

side B

1.Never said(chan's song)

2.Yesterdays

3.I’ve Got It Bad and That Ain’t Good

4.That's all



(personnel)


Vocals: Dianne Reeves

Saxophone: Justo Almario

Flugelhorn: Freddie Hubbard

Guitar: Paul Jackson

Keyboards: George Duke, Herbie Hancock, Billy Childs

Bass: Freddie Washington, Tony Dumas, Stanley Clarke

Drums: Rickey Lawson, Ralph Penland, Leon Chancler, Tony Williams

Percussion: Paulinho da Costa, Airto Moreira


George kawaguchi Art Blakey(Killer Joe)

2015年12月23日 01時46分05秒 | ジャズ








今宵の一枚はGeorge kawaguchi Art BlackyのKiller Joe。録音は1981年12月、NY。レーベルはunion Jazz。このアルバムを聴いてジョージ川口の上手さに改めて驚いた。一度だけ生で聴いたことがあるが、パワフルなそして高速ドラミングに大いに感動した記憶がある。Art Blackyと真っ向勝負、一歩も引けを切らないばかりか、互角以上の演奏である。録音が良くダイナミックな両者のドラミングが手に取るように聴こえ、楽しい。右Chがジョージ川口、左chにArt Blakeyが陣取っているそうな。

The Jazz Messengersにジョージ川口が加わった編成になる。特筆すべきはpianoのDonald Browne、彼の演奏は畳みかけるような勢いがあり、聴きどころ満載である。ノリが良くテンポでグイグイと押してくるのだ。強靭なタッチではなく軽やかなタッチだが、引き込まれる魅力がある。お勧めはB面冒頭のWell you needn't。御大二人のパワフルな演奏が堪能できる。


side A

1.killer joe

2.A night in tunisia



side B

1.Well you needn't

2.Tin tin teo

3.Big apple jump




(personnel)

George Kawaguchi(drums)

Art Blakey(drums)

Wallence Roney(tp)

Branford Marsalis(as,ts)

Slide Hampton(tb)

Donald Browne(piano)

Charles Fambrough(bass)

本田竹廣( 本田竹彦の魅力)

2015年12月22日 00時23分19秒 | ジャズ









本田竹彦は本田竹廣の別名である。実はどちらも芸名で本名は本田竹広である。録音は1969年4月、銀座ヤマハホール。レーベルはtrio。trioレコードのジャズシリーズ第一弾である。本田竹廣の記念すべき初リーダーアルバムだ。とにかく強靭なタッチで渡辺文男のdrumsに負けない音量と力強さに圧倒される。全編疾風怒濤の如く吹き荒れ押しまくり、本田節全開といったところだろうか。「力」だけでなくソロパートでの巧みな演奏もみ魅力的でどんどん引き込まれる。

アルバムタイトルの英語のcreditは、T.Honda meets rhythm section featuring S.Watanabe。つまりはナベサダのリズムセクションとの邂逅というわけだ。御大ナベサダも加わって。ちなみに本多竹廣はナベサダの義弟である。このリズムセクションが強力、とりわけ渡辺文男のdrumsがすごい迫力。bassの鈴木良雄も負けじとガンガン弾く。増尾好秋のguitarも燻し銀の音色で要所要所でビシッと決まっている。やはりナベサダのquartetは才能溢れる人たちだなぁ、と痛感した次第。

特筆すべきは音の良さ。それもそのはず、録音は菅野沖彦である。全体にクリアーで迫力満点微塵も古さを感じない。また各楽器の分離も素晴らしく、drumsの生々しさはちょっと例のないほどである。-M509はメンテナンスの旅に出ており、power ampは中華デジタルアンプ。P-309+M-509で聴いた音とは比較すべくもなく、元の音で聴いてみたい。


side A

1.Miton blues

2.Hey Jude

3.By the time I get phoenix

side B

1.Ain't tell you a good way but

2.Stella by starlight

3.Quiet sea


(personnel)



本田竹廣(piano)

渡辺貞夫(as)

増尾好秋(guitar)

鈴木良雄(bass)

渡辺文男(drums)

Ray Bryant(Plays Basie&Ellinton)

2015年12月19日 13時45分03秒 | オーディオ






週末はRockなれどJazz。Ray BryantのPlays Basie&Ellintonだ。録音は1987年2月、レーベルはemarcy。Ray Bryantは日本では根強いファンはいるるものの、KeithやChickほどには人気がない。評論家の評価も今一つだった気がする。控えめ目なおとなしい性格故だろう。本アルバムは表題通りでBasie&Ellintonへのオマージュである。言わずもがなだが、Rayはこの二人を深く尊敬し、またその影響はあれの演奏に色濃くみられる。

とにかく演奏が素晴らしい。Oscar PetersonこのNo1テクニシャンと思っていたが勝るとも劣らないPlayである。どの曲も素晴らしいがとりわけ、A面冒頭のJive at fiveが一番だろうか。drumsのFreddie Waitsの妙技もありグイグイと引き込まれる。いや圧倒されてしまう。

オーディオ的にも素晴らしい。各楽器の分離が際立ちかつ定位が抜群で惚れ惚れするほどである。
このアルバム必聴だ。


side A

1.Jive at five

2.Swingin' the blues

3.9:20 Special

4.Teddy the toad

5.Blues for basie


side B

1.I let a song go out of may heart

2.It don't mean a thing

3.Medley:Sophisticated lady,prelude to a kiss,Mood indigo

4.Things ain't what they used to be


(personnel)

Ray Bryant(piano)

Rufus Reid(bass)

Freddie Waits(drums)


Eugen Cicero(Eugen Cicero plays concierto de ananjuez)

2015年12月18日 02時32分42秒 | ジャズ






今宵の一枚はEugen Cicero。ベストアルバム的な一枚にて録音データなし。レーベルはインターコード社?。珍盤である。僕が学生時代(70年代中ごろから終わり)に人気があり、熱心なファンも多かったpianistだ。友人が大のファンで彼の下し下宿でよく聴かされたものだ。classicの出身でテクニックとセンスで聴かせるタイプ、演奏もなかなか魅力的だ。jazz的な趣きよりどうしてもclassic的になりがちだが、A面最後のSolfeggioは、熱いjazz spiritsタップリでノリノリの演奏を聴かせてくれる。バロック的なアレンジの曲を聴くと相性抜群で思わず耳を欹てて聴き入ってしまう。


side A

1.Concierto de Aranjuez

2.Fantaisie Imprompto

3.Rainbow Prelude

4.Ave maria

5.Minutes Waltz

6.Solfeggio


side B

1.The Windmills of your mind

2.Raindrops keep falling

3.The Shadows of your smile

4.Sunny

5.Love Story

6.Once upon the Summertime

復活、P-309

2015年12月16日 23時22分10秒 | オーディオ








オーバーホールメンテナンスに出していたP-309が今夜、戻ってきた。今回のメンテナンスは、岡山のYBN岡山さんにお願いした。代表の野郷氏はパイオニアのご出身で長らく音響機器の設計、生産技術、品質保証業務に携われ、2007年当時の上層部に手作り商品群の集中と分散の必要性を解き、Exclusive&ハイエンドモデル修理専門の一人拠点・世田谷修理工房を新規創設され6年間で5,000台以上のメンテナンスをされたプロ中のプロ。マニアの間では世田谷工房として知られた存在でExclusive機器のメンテナンスにかけては、日本一。遠く香港からクソ重いP-3をハンドキャリーで岡山まで持ち込んだ人がいたくらい、凄腕の方。僕も7,8年前にMZ-1(無帰還純A級パワーアンプ)のオーバーホールをお願いした経験がある。

P-309君聴感上イマイチな感じが強くなり、2週間前にオーバーホール修理を依頼。もとより発売から30年以上経過したモデルのためメンテナンスは必須とは考えていたが、やはりかなりよろしくない状態で劣化コンデンサー類の交換は当然として、基板の半田付けが危険な状態でいつオーバーヒートしてもおかしくない状態だった、とのこと。

すべてのリレーを窒素封入の高級タイプに交換、電解コンデンサー×41、Fuseホルダー&Fuse×5の交換。そして件の半田基盤総修正、Switch、Volume類のすべての接点洗浄、アイドル電流トリミングを行って頂いた。かつ電源コンセントのインレット化を実施。

まだ通電、試聴して3時間ほどで初期慣らしといったところだが、一聴して全体的に音がclearになり高域の細かい音を実に良く拾うようになった。音の分離も目覚ましいものがあり、ビックリ。一音一音が重なった時でもハッキリと分離して聴こえかつ力強い。ボリュームを上げても煩くならない。いやはや、メンテナンスの重要性を再認識。コンデンサーは1週間ぐらいエージングというか通電が必要(過去MZ-1で経験)だが、いったいどんな音になるのか想像するにワクワクする。

同じく本日到着した電源ケーブル、太さにビックリだ。

今週中にはM-509を発送したいな。

Oscar Peterson Trio(the Trio)

2015年12月15日 23時39分51秒 | ジャズ







今宵の一枚はOscar Peterson TrioのThe Trio。録音は1960年~1961年のChicago London houseでのライブ録音。余りに有名な史上最強、最良と名高いOscar Peterson Trio。巷では黄金のtrioとも呼ばれていた。とにかく三人が三人とも名人。Petersonだけが上手いのではなく、Ray BrownとEd Thigpenも惚れ惚れするほどに上手い演奏である。とりわけ、Ray Brownのbassは耳に心地よく軽やかの極み。素晴らしいフレーズが泉の如く湧き出てくる。drumsのEdも心憎いばかりのplayで、こちら魅せられる。もちろん御大の超絶テクニックは言わずもがなで、なんでまあこんなに上手いだろうなぁ、とため息が出る。ライブにもかかわらず録音が良い。特にdrumsの音が素晴らしい。

どの曲も甲乙つけがたいが、B面最後のBilly boyにこのtrioのすべてが凝縮されている気がする。


side A

1.I've never been in love before

2.(In the )Wee small hours(for the morning)

3.Chicago,that todding town

side B

1.The night we called it a day

2.Sometimes I'm happy

3.Whisper not

4.Billy Boy


(personnel)

Oscar Peterson(piano)

Ray Brown(bass)

Ed Thigpen(drums)

Chick Corea(Piano improvisations Vol.1)

2015年12月15日 00時22分55秒 | ジャズ






今宵の一枚は、CheckのPiano solo。録音は1971年4月、レーベルはpolydor。Checkのsoloは珍しい。このアルバムは最初のsoloアルバムだ。Keithのsoloはよく聴くがCheckはまず聴かないなぁ。驚くほど軽ろやかで流れるような演奏である。美しいとか綺麗とか月並みなことしか言えないが、Checkの良さを再発見したような気になる。Return to foreverと同じ人とは思えない演奏だ。もちろん、Now he thing now he sobsやCircleの演奏を彷彿させるものがある。やはり才能ある人と痛感した。

構成がcheckらしく一捻りあり。B面全体が組曲になっている。


side A

1.Moon song

2.Song for Sally

3.Ballad for Anna

4.Song of the wind

5.Something ago


side B

Where are you now?
a suite of eight picture

picture 1

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picture 8


All composition composed by Check Corea

Robin Trower(Back it up)

2015年12月12日 16時28分27秒 | ロック






週末にてRock。今日はRobin TrowerのBack it up。録音は1983年、レーベルはChrysalis。非常に特徴のある音色で彼のGuitarは一聴してわかる。ジミヘンの影響が大きいと言われているが、たしかによく似ている。元プロコル・ハルムのGuitarとは思えない。bluesを基調としており、個人的には非常にツボに嵌る。大音量で聴くとライブの光景が目に浮かぶ。たしか1982,3年だった、と思うが中野サンプラザで聴いたライブは最高だった。rock guitaristにしては地味な人だが、soundはいぶし銀の輝き、ぜひ聴いて欲しい。

個人的なお勧めはB面最後のThe settling the score。ブルージーナguitar soundが堪能できる。惜しむらくはvocal、癖がなく逆にband全体の魅力がスポイルされてしまっている。 


side A

A1.Back It Up

A2.River

A3.Black To Red

A4.Benny Dancer

side B

B1.Time Is Short

B2.Islands

B3.None But The Brave

B4.Captain Midnight

B5.Settling The Score


(personnel)

Robin Trower(guitar)

Vocal(james Dewar)

Bass(Dave Bronze)

Bobby Clouter(drums)