アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

サンスイ AU-X11見参

2021年01月31日 17時19分03秒 | オーディオ
 
昨日、メンテナンスが終了したサンスイのAU -X11が到着。SAE2600のエージング不足による低域の出音が不満だったので、正月休みにポチリ。ところが当然ながら月日の経過とともにSAE2600はナイスなSoundに。(^^);
 
X11はリリース当時購入し好きな音を奏でていた記憶があり、またなんとなくAGI511と合いそうな気がしたもので。確か1984,5年。その後すっかりサンスイの音に嵌りB2302Vを購入するまでに。
 
 
今回は実に35、6年ぶりの再会。経年による劣化を考慮し、出品者からメンテナンス業者さんへ直送してもらった。リーズナブルな金額ではあるが、落札金額より高かったのは内緒で。(笑)メンテナンス+モディファイ(RCA端子交換、電源3Pインレット化)もお願いした。それにしてもX11はデカい。とりわけ全幅が半端なく、ラックにギリギリ収納、数ミリいや1ミリほどしか余裕がない。(泣)何とSAE2600より、パワーアンプより大きいプリメインアンプである。
 
まずは単独で試聴。
オーバーホール直後にて音は固くぼやけた感じ。電源投入、1時間経過で少し解れ、2時間でなんとか聴ける程度に。CDからLPにチェンジ。なんと、後者の方が俄然音が前に出て分厚くなりビックリ。
 
お次は想定した使い方、AGI511+X11(パワーアンプとして)の組み合わせ。
やはりといえばやはり、CDの出音は密度感がグッと上がり中低域の力感も出て満足な音に。ところがLPを聴くとX-11単独の方が良い。否好みの音。AGI511はヘッドアンプがなくトランス(DENON,AU340)を介すもかたや、X-11はヘッドアンプ。トランス経由では音がフワッと左右に広がり、真空管アンプ的な出音。X11は音が前へ前とせり出しグッと密度感が上がる。明瞭度もこっちが上。もう好みの問題か。個人的には後者ヘッドアンプの音が好き。ライブスポットの最前列で聴く感じそのままだから。
 
 
というわけでオーディオはカット&トライでいろいろやってみるものと実感。ただX11はフルメンテナンス済みに対し、AGI511はノーメンテナンス、ハンデあり過ぎ。ガチンコ勝負はかわいそう。とはいえ、概ね出音の傾向としては間違いなく、フルメンテ対決でも評価は変わらないことだろう。
 
正月早々早くの金欠となったので、機器の購入は控えエージングに努めたいな、と。あ、スピーカーコードは換えないと。現在、200円/Mの40年物だから。(爆)

本領発揮

2021年01月17日 11時49分48秒 | オーディオ

 

導入当初冴えない出音しか聴けなかったAGI511&SAE2600の組み合わせ、エージングが効いたのか俄然魅力的な音を奏で始めた。音の粒立ちが際立ち、元々抜けが良かったのだがより一層音の広がりが向上。困ったことも。録音の良しあしが明白(あからさま)になり、興ざめするLPやCDも続出。620Bのモニタースピーカーとしての特性が強調される結果となったのだ。

欲を言えば、低域の量感がもう少しかなぁ。締まりすぎている気がしないでもない。ケーブル類で追い込むのも限界があり(両アンプとも電源ケーブル直付け)悩みどころではある。