アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Tommy Flanagan Trio(Eclypso)

2015年12月28日 23時56分12秒 | ジャズ







今宵の一枚はTommy Flanagan TrioのEclypso。録音は1977年2月、レーベルはenja。日本で人気の高いpianistの一人であるTommy Flanagan、なぜかリーダーアルバムが少ない。この人の特徴はOscar Petersonばりの流れるようなに軽やかなタッチ、耳に心地よい奔放な溢れるばかりのフレーズだろうか。ウキウキと心躍らされる響きが素晴らしい。Phineas Newbornのような複雑なコード進行はしない。少し高域よりの音色も魅力の一つ。

Elvin Jonesも彼本来のパワーをセーブし抑制された演奏で、逆にTrioとしての完成度を高めている。George Mrazのbassは強力、常に通奏低音のごとく唸っている。このTrio三人の息も合い何度も聴きたくなるアルバムである。お勧めはB面2曲目のEclypso、ここではElvinの力強いdrumsが圧巻だが、負けじとTommyのpianoの存在感も凄い。



side A

1.Cleo

2.Denzil's Best

3.A blue time

4.Relaxin' at Camarillo



side B

1.Cup bearers

2.Eclypso

3.Confirmation



(personnel)

Tommy Flanagan(piano)

George Mraz(bass)


Elvin Jones(drums)