手を加えると良くなるのはオーディの常。
以前はあまり気にしていなかったケーブル類の重要性を感じるこの頃である。電源ケーブル、スピーカーケーブルと交換し残るはプリアンプ、パーアンプ間並びにPHONOケーブルだ。とりわけ、後者はカートリッジの微弱信号を扱うので重要。愛機SP-10IIは発売からすでに30年以上経過するも、ケーブル類は無交換。稀に左Chが接触不良で音が出なくなることがあり、替え時だな、と。
すっかりお馴染みとなったオーディオみじんこでまたまたお世話になった。
LEMo-LEMOケーブルは銀線を奢ってみた。(笑)PHONOケーブルはオーディオみじんこ推奨のケーブルである。
先週の土曜日、オーディオみじんこへ製作を依頼していたPHONOケーブルと、LEMO-LEMOケーブルを引き取りに秋葉原へ。
逸る気持ちを抑えつついそいそと帰宅。(笑)
SP-10IIはクソ重い鉛入りの大阪ケーブルのケースに収容されているので、友人にお手伝い頂き、PHONOケーブルを交換。これが難儀、外すのは簡単だが入れるのがたいへん。悪銭苦闘して挿入。
LPに針を落とすと---。
一聴して情報量が増えたことを実感。より音がリアルに響き、また一歩ライブ、生の音に近づいた。
PHONOケーブルの交換に続き、LEMO-LEMO(Old LevinsonはLEMO端子が標準)ケーブルをNo26LとNo26.5間に挿入。RCA変換アダプターが音をネグっていたのがわかった。
一音一音の粒立ちが良くなり立体感が増し、音はより前に出てきた。拘りの銀線仕様、大満足、大正解である。
ケーブル交換前に聴いたPinkfloydの『鬱: A Momentary Lapse Of Reason』がまるで別のアルバムに聴こえた。!!45rpmのLP、さすがのサウンドでリミックスされより、ギルモアの意図した音に近づいたようだ。
荒川さんありがとうございました。!!