アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

荻野仁子ソロライブin音や金時

2019年07月21日 02時00分11秒 | ライブ






先週木曜日の7月18日、仁子師匠のソロライブが音や金時で開催された。弟子にして後援会長兼広報部長としては、カメラを忘れるという失態を犯してしまい残念至極。(トホホ)前日に充電を終え、準備万端だったのだが。止む無くスマホによる撮影を敢行。

今回の目玉は紙芝居。
二部構成のライブ、前半は通常の歌と演奏で後半が「アリババと40人の盗賊」の紙芝居である。おもしろい、実に面白かった。琵琶による弾き語りのようで、語りの口上が福島弁というのも斬新でプログレッシブ。始めてみる艶やかな赤い民族衣装も魅力的だった。

演奏だけでなく、oudの新たな可能性に挑戦する師匠、仁子さんに拍手である。次回はなんと「アイーダ」。これも必見である。

ライブを通して印象深かったのは、唄の素晴らしさ。声に力が漲り、張りと艶が音や金時の空間に朗々と響く。彼女の声質は女性らしい優しい音色で、耳に心地よいのが特徴だが、さらに浸透力が加わり、vocalistととしての魅力が際立った。

慣らし完了

2019年07月15日 23時39分31秒 | オーディオ








10時間以上通電しっぱなし、レコード掛けっぱなしのAGI Model511。だいぶこなれた音になってきた。511Bに比べるとパワフルではあるが幾分粗く、重心が高い傾向だったがRCAケーブルを交換し落ち着いた。ケーブル信者ではないので基本カナレを使っているのだが、なぜか1組だけ高価な(といっても2万円程度)モノがあり、替えてみた。あ~ら不思議、音が締まって良い感じ。とりわけボーカルの口がギュッと小さく定位が俄然良くなった。

オーディオは不思議。ケーブル1本でこんなに音が変わる。

残念ながらアナログの出音が、やはりデジタルの出音に及ばず。ということで、トランス発注した。さて、どんな音に。今週末が待ち遠しい。

再び511見参。

2019年07月14日 13時49分38秒 | オーディオ





音色がたいへん好みで素晴らしい音質のAGI Model511、メンテナンスを施して使いたい、と考えていたのだがあいにくアナログブーム再来のようで、メンテナンス業者はどこも手一杯とのことで断念。受けてくれるところも、修理上り、早くても8月中旬過ぎとのこと。いっそLevinsonを、とも思案するもいかんせん高価だし音色が試聴したNoSL26は暗めで好みではない。幸いオークション出品者の方が買い戻してくれることになったので、迷わず同じModel511を落札。今度はオーディオ店である。当然年代物故保証はないが初期不良には対応して頂ける、とのことで迷わずポチリ。お昼前に到着現在、火入れの真最中である。


一点だけ危惧したのは、前任者がModel511Bに対し新人君がModel511つまり初期型であること。違いはオペアンプ。初期型がLM318またはLF357のようだが、511BはBurrBrownのOPA627らしい。?511BのBはこのBB製が由来とのこと。実はその昔BBに勤務していた。OPA627は高性能オペアンプ、ずいぶん売りました。(爆)TIに吸収される前なので値段は覚えていないが10,000円近くした記憶がある。まあ、そんなことはどうでもよい。

で、音の違いは。?
511Bより元気があり、闊達。音場が奥ではなく前に広がる傾向でボーカルが前へ。もちろんまだ火を入れて2時間程度なのでまだまだ評価はできないが、大旨そんな感じだ。不思議なのはこちらの方がRCA端子ガしっかりしていること。511Bは緩々だった。使用品頻度が少なかったのかな。?接触不良の心配は当面なし。しばらくノンメンテナンスでいけそうだ。(^^)

現在、アナログの出音よりデジタル出音が上回っている。暫くいや長年使っていなかったTYpeIIIでは勝ち目なし。?ここはやはり103で聴きたいところだが、あいにく511はMCには未対応。昇圧手段、511の個性を殺さないとなると、やはりトランスかな。?今度はトランス選びですな。

エスニックタウン?、新大久保

2019年07月14日 01時52分25秒 | グルメ










今日はoudのレッスンで新宿へ。師匠に弦の張替え&若干の調整をして頂いた。いやはや、申し訳ない。不器用だし、oudの構造もわからないもので。(^^);ダメな弟子だ。それにしても仁子さんの器用なこと。あっという間に終わった。弾いてみるとこれが実に良い音。驚いたことに、弦の取り付け台?(名前失念)に象牙が使われていた。

ありがとうございました。!!
練習の励みになります。(^^)

帰路、新大久保へ。
ターメリックを切らしてしまったのだ。カレーができない。(笑)いつもはAmazonで買うのだが、先月のoud教室ミニ発表会で教えて頂いたスパイスエリアが、新大久保にあると聞き訪れてみた。

一角はさながらインドか中近東の国へ迷い込んだようだ。髭を生やした中近東風の方々が闊歩。お店に入るとスパイスの山。いやはや、ここはどこ。?日本なの。?と言った風情。

ターメリック、1Kg800円なり~。Amazonの約35%offですな。

森岡典子with team Marlene featuring 大坂昌彦live at音吉MEG

2019年07月10日 20時44分44秒 | ライブ













昨日は久々に、JAZZ live。場所は吉祥寺の音吉MEGだ。学生時代、寺島さん時代には大学が中央線沿線だったこともあり良く通ったもの。昨年、寺島さん引退(御年80歳)に伴い音吉MEGとして再スタート、ライブは2回目である。MEGは元々JAZZ喫茶にて、ライブの箱としてはSringsより小さく20人も入ればギッシリ満員だが、プレーヤーとの距離が近く、観客との一体感が魅力的である。vocalの森岡さんとはFB友達ながらなかなかタイミングが合わず、今回お初のライブとなった。

19時を少し回ったところで到着。19時半開演で空いていると思いきや、すでに前列には親衛隊?と思しき熱心なファンの紳士の方が三名陣取らている、さすがである。気持ちわかるなぁ。(笑)ワインとチーズの盛り合わせをオーダーし、開演を待つ。ハウスワインを唄うこの赤ワイン。なかなかの味で感心。

19時半定刻通り開演、すでに満席である。まずはトリオによるインスメンタルナンバーから。1曲終わり森岡さん登場。背が高い。!!ロングドレス姿でスタイル抜群。写真で見るよりはるかに美人である。(^^);以前に比べ少し痩せられたかな。?それにしてもモデルのような体系である。彼女の声はハスキーボイス。低く、ズシリとくる声質で、一種男性的というか中性的というか芯のある声で魅力的である。日本のクリス・コナーかな。?

team Marleneの演奏も素晴らしかった。
大坂さんのDsは非常にインパクトのある音でかつ圧倒的な音量で、強烈なリズムを叩き出しMEGの空間を支配するが如くのパワフルさに溢れていた。さすが日本JAZZ界のトップドラマーである。リリカルな辺見さんのPianoも聴きもの。タッチも強烈で本田竹廣ばりと言ったら誉め過ぎ。?bassの千北さんも魅力的。ウッドベースの生音はたいへん心地よく的確に刻まれるメロディーに溜息。

team Marlene、このユニットは凄い。圧倒された。
昨夜はジョアンジルベルトが亡くなったので、彼へのオマージュな一夜となった。「黒いオルフェ」が個人的には今宵一押しである。

おもしろかったのは大阪さんのMC。これが抱腹絶倒モノで会場は笑いの渦に。ここでは書けないが「へぇ~、そうなんだぁ。」というマル秘な話も。また驚いたのは彼が唄ったこと。これには本当に驚いた。
感心したのは森岡さんのホスピタリティの高さ。休息時間に来場者一人一人に丁寧に声をかけられていたのだ。これにはビックリ。なかなかできないことだ。みんなファンになりますな。もちろん、拙者も。(^^)

音質劣化はないはずだが---。

2019年07月07日 21時55分24秒 | オーディオ







壊れた511Bの代わりに急遽アッテネーターを導入。amazonで買ったのだが、単なるボリュームだから音質劣化はないはず、と踏んでいたのだが考え甘かった。明らかに511を経由した方が音質が上。一番の違いはレンジの狭さ。
もっと左右前後に音場が広がるのだ。躍動感も一歩、いや二歩後退である。所詮10,000円もしない安物致し方なしか。そういえば以前使っていたLuxmanのC-10はボリュームだけで100,000円と言われていたし、AccuphaseのC280も松下に特注した超高精度品。

ボリュームで音が替わる、と実感。

なんと511が使用不能に。!!

2019年07月07日 11時00分28秒 | オーディオ


快調に鳴っていたAGI 511Bなんとファンクションスイッチ(向かって左側のスイッチ)がすべて効かなくなった。つまりまったく音が出なくなったのだ。もし機構部品自体が壊れているなら、製造開始以来30年以上経過しているので、部品はなく代替え品の供給ももはや途絶え、廃棄するしかない。経年変化を考え、オーバーホールを兼ねて修理業者に打診したところ、結構な金額に。もっとも特定のスイッチだけでなく、全部のスイッチが使えないので、ひよっとして外れただけかもしれない。(楽観的な期待)スイッチを手で押し込んで押さえつければ、問題なく再生するので、アンプ本来の機能は生きているから、落胆することはないかもしれない。アンプ修理の達人曰く、「特定のスイッチを固定させることはできる。」、とご託言。

う~ん、悩ましい。音色は大変気に入っているので他のアンプは思いつかない。あるとすれば、Levinsonしかない。しかしお値段が---。(笑)懐の軽い身には厳しいなぁ。