アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

山中千尋トリオ、ライブ見参

2022年02月26日 23時21分54秒 | ジャズ
 
今日は地元のJAZZ友のお誘いでさくらホール(武蔵村山市民会館)へ。
山中千尋トリオのライブである。
 
 
人気実力ともにNo1の女性JAZZ Pianistだが、残念ながらライブへ行く機会もなく、CDも持っていなかった。良い機会とばかり、飛びついた。
ダイナミックでパワフル。圧倒された。!!
 
 
1994,5年にbody&soulで大西順子のライブを見て、凄いと思ったが失礼ながら山中千尋の方がはるかに凄い。座席はホールの後ろ寄りながら、強靭なタッチのサウンドがグングン迫り、思わずカラダがリズムを取っていた。
 
演奏した曲は全11曲、うち2曲がcheck corea。彼女の傾倒ぶりが覗えた。BeethovenやLisztも各々一曲。他にはtake fiveやMy favorite things、good morning heartbreakのstandardそしてoriginal曲が演奏された。
 
どの曲も最後は山中千尋の色に染め上げられるのがおもしろい。
 
ベースの山本裕之、ドラムの桃井裕範の二人も素晴らしい。pianoに負けじと繰り出すサウンドは一歩も引けを取らず。
 
このバンドたいしたものだ。
 
今日のライブですっかりファンになってしまった。
さっそくamazonでCDをポチリ。

Cliffordは招くよ

2022年02月12日 18時18分00秒 | ジャズ
Clifford Brownは一番好きなtp奏者である。迸る熱気と湧き上がる熱情に支えられ疾走する演奏は、完璧。真の天才がなせる業で誰にもまねができない。MilsさえCliffordの前では翳む。
別takeを集めたこのあるアルバム、実に音が良い。ながら試聴を決め込み、新聞や本を読みつつも、ついつい耳を傾け新聞や本を読むどころではなくなる。
 
 
ライナーノートによると、マーキュリーの倉庫に眠っていたオリジナルテープから、デジタル録音でマスターテープを起こしたそうな。聴きどころはもちろん、Cliffordのtpなのだが、sideAとBのtsの聴き比べもおもしろい。前者はSonny Rollins、後者がHarold landである。
 
フルオーバーホールから丸々1か月以上経過したNo26L益々絶好調で、N020.6の能力を十全に引き出しているようだ。とにかくアナログの出音が素晴らしく、CDの音が物足りなくなる。後者も単独で聴けばなかなかの音質なのだが。以前はあまり感じられなかった、低域の切れと全帯域厚みがグッと増してきた。録音の良し悪しもモロに出るので悩ましい。(笑)