アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

「オーディオの聖地、「なかじ」再訪

2017年09月25日 03時01分15秒 | オーディオ











9月23日、土曜日鹿沼の「なかじ」を訪れた。中島氏と久々1年3か月ぶりの再開である。パワーアンプの(McintoshのM602)片チャンネルが修理中でJBLの9500はお休み。スピーカーはULTIMA SALON2である。20Cmウーファ×3、16.5cmミッドバス×1、4cmミット゛ハイ×1、2.5cm ツイーター×1から構成される4ウェイ・6スピーカーのフロアー型システムだ。クラシック向きと評されるスピーカーだが然にあらず。ジャズも行けますぜ。

今回は再生機器は以下の通り。

スピーカー:ULTIMA SALON2
プリアンプ:Macintosh C-1000
パワーアンプ:Macintosh MC1201×2
アナログプレーヤー:Nottinghamのspace deck
カートリッジ:DENON103

浸透力、鮮明さで9500、立ち上がりの速さ、音場の広がりでULTIMA SALON2である。演奏されている場所の見えるような、空間の広がりを実感。クラシック向けと評される理由が頷けた。
持参したレコードで圧巻だったのは、サン=サーンスの三番(交響曲第三番)。言わずと知れたオルガンの重低音が有名な曲。これが見事に再生。まさに通奏低音、肌に震えが伝わっくるのだ。本物のパイプオルガン以外でこんな音を聴いたことはない。
キースのソロコンサート、ブレーメンパートIも素晴らしかった。ピアノ左右の音色の違い、位置関係が手に取るようにわかり、キースの息遣いが見えた。
ULTIMA SALON2はハイエンドのスピーカーであり、良い音がするのはお約束だが、ここまで鳴らし込むのは容易ではない。さすがである。中島さんの知識と経験の賜物だ。
まだ聴いたことがないTNNOYのキングダムが9500の隣に鎮座。
まったくもって贅沢。

スピーカーだけでgiulia QVが買えるぜ。(羨)

オーディオ談義以外にも貴重なお話をいろいろと伺い、たいへん参考になった。メモメモである。(笑)
素晴らしい空間と美味しい料理の数々も居心地の良さを演出。すべて手作り。飲み物も旨い。珈琲が絶品。今回はマンデリンを頂いたのだが、濃厚な苦みを満喫。マンデリン、好きなんですよ。デザートのチーズケーキも素晴らしかった。リッチな甘みが口いっぱいに広がるがしつこさがない。後味がよい。
毎月でも通いたくなるぜ。いや、通いたいなぁ。(^^)