アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

新顔登場

2016年04月29日 12時24分33秒 | オーディオ





純A級アンプのMZ-1の発熱が凄く、エアンコン嫌いな拙者には夏場は音楽鑑賞どころではなくなりそうで思案していた。C5もプリとしては異例なほど消費電力が多いが、前者とは比べ物にならない。ラックの上段辺りまでパワーアンプの熱気が上がってくるから悩ましい。結論はMZ-1には夏季休暇を与えることにした。代打に登場願うわけだ。検討の結果、今まで導入したことがなく、一度はじっくり手元に置いて聴き込みたかったNECのA-10シリーズ、A-10IIの導入となった。SONYのTAN-902と最後まで迷ったが、元サンスイのエンジニアが作った、かつコストの制約から逃れやりたい放題やったA-10に決定である。

デザインは最悪で垢抜けしないが、真近で見るとこれが意外に悪くない。ツマミ一つとっても肉厚でコストが掛かっているのがよくわかる。重さに閉口。佐川のあんちゃんが「これ重いですね。なんですか。?」と聞くほどだ。たしかにずっしりと重い。20Kg程度と思いきや、なんと24Kg、なるほど重いわけだ。

音出し。とりあえず問題なく、AD、CDの出音を確認した。わずかな時間しか聴いていないが、過去の微かな記憶と同じ力強さはよくわかった。とはいえ、実力はこんなものではないはず。フルメンテナンスと若干のモディファイ(ACのインレット化など)を施せば、本来の音が聴ける確信している。


もちろん、メンテナンスはYBN岡山である。
楽しみ楽しみ。






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Jeff Beck(The best of Jeff Beck)

2016年04月24日 23時39分48秒 | ロック









なんだか週一の更新が定着しつつあり、反省頻り。で、例によって土日はRock。今宵の一枚はJeff Beckのbest盤。録音はbeat盤にて1967年から1976年までのアルバムから収録。レーベルはRAK record。?珍品、かなりのいレアなJeff BeckモノのLPである。なんと、彼のvocalが聴ける。(A面1曲目、2曲目)。なんとも珍妙、ギンギンの溢れんばかりに攻撃的で多彩なサウンドを奏でるJeffの声といったら---。B面のRodと比べれば、いやそれはかわいそうというもの。逆にRodのVocalistとしての豊かな才能に改めて気が付かされた、その程度の技量。もっともJeffに唄わせること自体間違いだろう。

さらに極めつけはA面3曲目、なんとLove is blue(恋は水色)を演奏しているのだ。いやはやなんとも奇妙。もちろん歌ったり変な?曲の演奏はレコード会社の都合。商業的な、要するに金になるかも、との思惑で世に出た訳。打って変わってB面はTruthやBeck-OLAに収録された曲が並びホッとする。ヘビーなサウンドのB面目はLove id blueのB面というから、笑ってしまう。まるで傾向が違う。

ある意味貴重なアルバムである。


side A

1.hi ho silver lining

2.Talyman

3.Love is blue

4.Rice pudding

side B

1.Rock my plimsoul

2.I'Ve been drinking

3.Shapes of things

4.I ain't superstitious

5.Plynth



(personnel)

Jeff Beck(guitar,A-1,2 vocal)

Rod Stewart(vocal)

Ron Wood(bass)

best盤にて他多数上記は代表的なplayer




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Rolling Stones(Led it bleed)

2016年04月18日 03時09分03秒 | ロック







最近更新さぼり気味、週一と化していしまい、週末はRockにてJazzではなくRockネタになってしまい、反省頻り。
今宵の一枚はRolling stonesのLed it bleed。録音は1968年~1969年、アルバムリリースは1969年12月5日(UK)。レーベルはDecca。余りに有名なBrian Jones(guitar)の脱退謎の死後リリースされた最初のアルバムである。脱退後直後にプールで溺死、以後録音が中断し、11月に完成。Rock好き、Stones好きには耳タコな曲ばかりだが今聴いても新鮮で少しも古さを感じない。印象に残るのは2曲。1曲目のGimme shelterはライブ盤とはだいぶ趣が違う。一番好きな曲はB面頭のMidnight rambler、ライブで聴くと野性味が溢れスピードがあり、爽快。来日公演でも演奏した気がする。Mick Jaggerのvocalがまだ若々しくおもしろい。acousticなguitarの演奏が多くblues臭さが強く感じられ、Stonesの出地が嫌でもわかる。

旧い録音でレンジ狭いが多演奏の熱さは十分伝わってくる。意外に楽器の定位が良い。左右への広がりは普通。奥行きも悪くない。rockの録音としては優秀な部類だろう。


side A

1.Gimme shelter

2.Love id vain

3.Country honk

4.Live with me

5.Let it bleed

side B

1.Midnight rambler

2.You got the silver

3.Monkey Man

4.You can't always get what want you want


(personnel)

Mick Jagger(vocal、harmonica)

Keith Richards(guitar)

Brian Jones(perc-B1、auto harpB-2)

Bill Wyman,(bass)

Charlie Watts(drums)

Mick Taylor(electric guitar、A-3,A-4)




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Bad Company(Bad Company)

2016年04月10日 23時42分04秒 | ロック










今宵の一枚はBad CompanyのBad Company、デビューアルバムである。録音は1973年レーベルはisland (swansong?)。Zepほどではないけれど好きなバンドで20代はよく聴いた。Hard rockの範疇か、というといささか異論はあるものの、drumsの存在感があり、芯のあるサウンドだ。スーパーバンドではないが?(十分スーパーな気もするが)、準じるメンバーとサウンドでずいぶんとヒットした。Can't get enoughはたしか日本でも流行った記憶がある。いやRock steadyの方かな。この辺りは記憶が定かではない。前身のFreeよりタイトな音創りでいて、メロディーが覚えやすく上手い曲作りでhitしたのだろう。Paul Rodgersのvocalも聴きやすく、伸びがありバンドのサウンド、とりわけMick Ralphsのguitarと相性抜群。bassは元King CrimsonのBoz Burrell堪りませんなぁ。特筆すべきはSimon Kirkeのdrums、John Bonhamほどではないが、魅力的な音をたたき出している。Zepに比べると疾走感はなくテンポはグッと落ちるものの独特の味がありBad Companyたる所以だろうか。

オーディオ的には良好。Rockの録音にしては分離も良く、各楽器の切れも文句なし。左右に良く広がり聴いていて心地よい。大音量で聴くと痛快、爽快。620BをモニターSPに使ったのかな、と思うほどだ。


side A

1.Can't get enough

2.Rock Steady

3.Ready for love

4.Don't let me down

side B

1.Bad Company

2.The way I choose

3.Movin' on

4.Seagull


(personnel)

Paul Rodgers(vocal)

Mick Ralphs(guitar)

Boz Burrel(bass)

Simon Kirke(drums)






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Madonna with Otto von Wernherr(Cosmic Climb)

2016年04月09日 19時11分19秒 | ロック











週末はrock。今宵の一枚はMadonnaのCosmic Crime。録音は1982年?レーベルは不明(発売元はpolydol)。珍品中の珍品である。45rpmレコードで3曲しか収録されていない。Madonnaのデビュー前のリリースである。わけのわからない、意味不明なMadonnaの叫び声とOtto von Wernherrという人物の呟き(ラップ?)がA面を埋めB面はA面1曲と同じ曲。いやはや、いったいこのアルバムは何を意図しているのか。理解に苦しむ内容である。一山いくらで買ったLPの中に紛れ込み、針を落としたのは初めて。なんとも摩訶不思議。

おもしろいの音創り。モロにYMOの影響がみられる。(Rydeenに似たフレーズあり)。とはいえ、中途半端でシンセサイザーはしょぼいし、やたらdrumsの録音レベルのみアンバランスに高いだけ。所謂打ち込み系な作り方である。音像も真中に集まり、凡庸で奥行き左右の広がりは皆無。いやはやダメダメなrecordingの典型である。内容も内容なら音も音。

リリースされたこと自体謎。


side A

1.cosmic climb

2.We are the gods

side B

1.Cosmic Climb(extended dance mix)


(personnel)

Madonna(vocal)

Otto von Wernherr(vocal?)

他不明



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Peter Nero(Reflections)

2016年04月06日 22時44分54秒 | ジャズ







今宵の一枚はPeter NeroのReflections。録音は1964年、レーベルはRCA。一聴して気が付くのは、他のJazz pianistとは異質であること。実に整然とした音で、型をきっちり守り崩れない。JazzというよりClassicの演奏を聴いてるようだ。奔放さとはまた違った魅力がある。KeithやChickがモーツアルトを弾いても一聴して出自が解るが、Peterは全く違和感がないだろうし、事実Classicのplayerとして活躍したこともあるようだ。枠、羽目を外さない演奏である。backのOrcestraとも拮抗する堂々たる弾きっぷりだ。

音質は左右の分離が良く、前後の奥行きもまずまずで心地よい。どこまでも伸びる広帯域な響き絵はないが過不足なくバランスがよくまとまっている。620Bの特性に合った、いや6 20Bだからこその再生音かもしれない。


side A

1.My Coloring Book

2.Bluesette

3.Walk Righ

4.The Moment Of Truth

5.This Is All I Ask

6.Wives And Lovers


side B
1.Days Of Wine And Roses

2.She Loves Me

3.As Long As He Needs Me

4.The best is yet to come

5.Reflections

6.More (Theme From "Mondo Cane")


(personnel)

Peter Nero(piano)

その他は不明






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