アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

SANTNA(Zebop!)

2016年05月22日 23時38分30秒 | ロック









体調不良でblogを更新する気力がなかったが、やっと回復。再開なり~。で、週末にてRock、今宵の一枚はSANTNAのZebop!。録音は1981年1月?(リリースが1981年4月)、レーベルはcolumbia。ラテンのノリよりRockのノリが強いアルバム、全体的にスピード感があって気持ちが良い。泣きのguitarはもちろん健在、B面4曲目のI love you much to much、5曲目のBrightest Starで堪能できる。余り粘らずサラッとしている感じだろうか。vocalが好感触。Rock色濃厚なアルバムによく合っている。

オーディオ的にはClearなサウンドで聴きやすい。バランス良好。ボリュームを上げても煩くならない。が、音が「軽い」気がしないでもない。C5+A-10IIIでの評価にてC5+MZ-1で聴けばもっと重量感があるのかもしれない。



Side one

1.Changes" (Cat Stevens)

2.E Papa Ré" (Carlos Santana, Richard Baker, David Margen, Orestes Vilató, Alex Ligertwood)

3.Primera Invasion" (Lear, Margen, Alan Pasqua, Santana)

4.Searchin'" (Ligertwood, Santana, Chris Solberg)

5.Over and Over" (Rick Meyers)

6.Winning" (Russ Ballard)

Side two

1.Tales of Kilimanjaro" (Pasqua, Armando Peraza, Raul Rékow, Santana)

2.The Sensitive Kind" (J.J. Cale)

3.American Gypsy" (Ballard, Lear, Ligertwood)

4.I Love You Much Too Much" (Alexander Olshanetsky, Don Raye, Chaim Tauber)

5.Brightest Star" (Ligertwood, Santana)

6.Hannibal" (Ligertwood, Pasqua, Rékow, Santana)


Personnel

Alex Ligertwood (vocals, background vocals)

Carlos Santana (guitar, percussion, producer, vocals, background vocals)

Chris Solberg ( guitar, keyboards, vocals, background vocals)

Alan Pasqua (keyboards, vocals, background vocals)

Richard Baker (keyboards, organ, piano, synthesizer)

David Margen (bass)

Graham Lear (drums)

Armando Peraza (bongos, percussion, vocals)

Raul Rekow (congas, percussion, background vocals)

Orestes Vilató (percussion, timbales, background vocals)





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二度目いや三度目?の正直

2016年05月12日 00時51分16秒 | ジャズ







先だって導入した久々の新品アンプ、PioneerのA-30、やはりMZ-1の代替機として荷が重すぎた。同じソースを聴いてもまるで別の音楽である。ヘビー級からフライ級と評したがまさに「音」が軽いのだ。フワフワして音楽のリアリティーが感じられない。「存在のたえられない軽さ」といったら大げさかな。?ちなみに「存在の耐えられない軽さ」は映画の題名。ご存じ方いらっしるかな。?ジュリエット・ビノシュ魅力的だったなぁ。あ、そんなことは置いといて---。

かくなる理由でA-30は隠居である。
で、こまったのが夏場の代替機。結局振りだしに戻り思案した結果、やはりA-10を再度入手となった。今回は程度の良いモノをと慎重にオークションを吟味、A-10IIIを落札。やはり、A-30とは格が違う。当初からパワーアンプとしてテスト開始、予想通り低域に力があり、グングン音が前に出てくる。全体に硬質で違和感なきにしもあらずだが、合格。暫くはエージングに勤しみ、折を見てメンテナンスと電源インレット化を実施したい。

それにして今更ながらMZ-1に脱帽。音の伸びやかさ、分離、力感、そして何よりリアティティがあって「音楽」が楽しめるアンプである。


*どなたかA-30購入されませんか。?
使用時間15時間以下、新品同様です。お値段は18,000円でいかがでしょうか。ご希望の方はメールをお送りください。商品代金の他に送料(1,500円前後、送付先所在地により変わります。)を頂きます。よろしくお願いいたします。









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早くも新たな新顔登場

2016年05月06日 01時58分56秒 | オーディオ









連休前に登場した新顔のNECのA-10II君、動作不安定にて早々とお引き取り願った。メンテナンス前提とはいえ、納得いかず出品者の方に相談したところ快く返品対応してくれたのだ。振出しの戻ったMZ-1の熱対策、中華デジタルアンプが手元にあるのだが、P-309との接続でも役不足。当然C5との組み合わせでは、到底不満足は自明の理にて、困った。思案の結果、懐の軽い拙者におもしろい選択が浮上。リーズナブルな新品である。定価49,800円のプリメインながらセパレート機能が付き、パワーアンプとして使えるのだ。もちろん、購入価格は激安。なんと、27,000円なり~。本来であれば、サンスイの907シリーズ辺りがターゲットだが、適当なモノはなかなか入手が難しい。機種はPioneerのA-30である。可笑しいのはせっかくケーブルが着脱式なのに、なんと2PIN。一見3PINのインレットタイプに見えたのだが。どうぜならケーブル別売、インレットタイプにすれば良かったのに。残念。

ケーブル類の結線が面倒くさいので、始めからパワーアンプとして使用。予想されたこととはいえ、C5+MZ-1に比べると---。ヘビー級がフライ級になった。とはいえ、贅沢は言えない。エージングが終わればもう少し良くなるでしょう。(笑)

驚いたのは取扱い説明書、文字通り取扱い説明書で以前のように誇らしげに特徴やスペックがまったく謳われていないのだ。味もそっけもない。1980年代から2000年初頭までのオーディオ全盛時代は59,800円の製品でも各メーカーが我こそは、NO1とばかりにカタログでも覇を競っていたのだが、寂しい限り。PioneerというよりONKYOかな。?










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The Arrangers' touch(Gil Evans and Tadd Dameron)

2016年05月04日 23時00分18秒 | ジャズ







久しぶりである。なかなか更新できず、反省頻り。で今宵の一枚はThe Arrangers' touch、(Gil Evans and Tadd Dameron)である。録音はGil Evansのパートが1957年9月~10月、Tadd Dameronのパートが1953年6月、1956年3月。レーベルはPrestige。2大巨頭、アレンジの神様のような二人をリーダーとする2枚組アルバムだ。メンバーガ凄い、凄すぎる。綺羅星の如くスターが参加している。Lee Konitz、Paul Chambers、Clifford Brown、Kenny Dorham、Benny Golsonといった現在では絶対見ることのできないPlayer達の共演である。

両者の違いがたいへん興味深い。Gil Evansはアンサンブルを重視し、各楽器あくまで全体を構成する一部としての位置づけ、Tadd Dameronは各楽器の個性を重視し結果バンドとしての完成度を高める手法だろうか。またGilのpianoが前面に出て全体を引っ張るのに対し、Taddは控えめで目立たない。

どの曲も魅力的で1曲に絞るのは難しいが、あえてどれか、と言えばside 4の4曲目Flossie Louが好き。Henry Cokerのtromboneがなんとも魅力的だ。

オーディオ的にはモノーラル録音ながら各楽器の粒立ち良く、立ち上がりも素晴らしい。優秀な録音である。部屋の特性(和室)からか響きが物足りないのが残念。(このLPに限ったことではないが)


side 1

Gil Evans

A1 Remember
Written-By – Irving Berlin
A2 Ella Speed
Written-By – Huddie Ledbetter
A3 Big Stuff
Written-By – Leonard Bernstein

side 2

Gil Evans

B1 Nobody's Heart
Written-By – Rodgers & Hart
B2 Just One Of Those Things
Written-By – Cole Porter
B3 If You Could See Me Now
Written-By – Carl Sigman, Tadd Dameron
B4 Jambangle
Written-By – Gil Evans


side 3
Tadd Dameron

C1 Philly J.J.
Written-By – Tadd Dameron
C2 Theme Of No Repeat
Written-By – Tadd Dameron
C3 Choose Now (Take 2)
Written-By – Tadd Dameron
C4 Choose Now (Take 1)
Written-By – Tadd Dameron
C5 Dial "B" For Beauty
Written-By – Tadd Dameron

side 4
Tadd Dameron
D1 Fontainebleau
Written-By – Tadd Dameron
D2 Delirium
Written-By – Tadd Dameron
D3 The Scene Is Clean
Written-By – Tadd Dameron
D4 Flossie Lou
Written-By – Tadd Dameron


(personnel)
Alto Saxophone – Gigi Gryce (tracks: C1 to C5), Lee Konitz (tracks: A1 to B4), Sahib Shihab (tracks: D1 to D4)
Arranged By – Gil Evans (tracks: A1 to B4), Tadd Dameron (tracks: C1 to D4)
Art Direction – Phil Carroll
Baritone Saxophone – Cecil Payne (tracks: D1 to D4), Oscar Estell (tracks: C1 to C5)
Bass – John Simmons (tracks: D1 to D4), Paul Chambers (3) (tracks: A1 to B4), Percy Heath (tracks: C1 to C5)
Bassoon – Dave Kurtzer (tracks: A1 to B4)
Drums – "Philly" Joe Jones (tracks: C1 to C5), Jo Jones (tracks: A1), Nick Stabulas (tracks: A2 to B4), Shadow Wilson (tracks: D1 to D4)
Engineer – Rudy Van Gelder
French Horn – Willie Ruff (tracks: A1 to B4)
Leader – Gil Evans (tracks: A1 to B4), Tadd Dameron (tracks: C1 to D4)
Photography – Burt Goldblatt
Piano – Gil Evans (tracks: A1 to B4), Tadd Dameron (tracks: C1 to D4)
Producer – Bob Weinstock (tracks: A1 to B4, D1 to D4), Ira Gitler (tracks: C1 to C5)
Remastered By – David Turner (2)
Sleeve Notes – Ira Gitler
Soprano Saxophone – Steve Lacy (tracks: A1 to B4)
Tenor Saxophone – Benny Golson (tracks: C1 to C5), Joe Alexander (5) (tracks: D1 to D4)
Trombone – Bart Varsalona (tracks: A1 to B4), Henry Coker (tracks: D1 to D4), Herb Mullins (tracks: C1 to C5)
Trumpet – Clifford Brown (tracks: C1 to C5), Idrees Sulieman (tracks: C1 to C5), Jake Koven (tracks: A1 to B4), John Carisi (tracks: A1), Kenny Dorham (tracks: D1 to D4), Louis R. Mucci (tracks: A2 to B4)







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音楽CAFE「なかじ」

2016年05月01日 23時45分07秒 | オーディオ







昨日、は24年ぶりに鹿沼で音楽CAFE「なかじ」を営む旧い知人を訪問。大学時代の同級生でオーディオ好きで仲の良かったS君から「なかじ」訪問を打診され、実現となった。友人とも24,5年ぶりに再会、長身(182Cm)痩躯だったのに、今や貫録タップリとなった。(笑)田園の中に点在する彼の実家へ伺ったのは30年ぶりだろうか。

「なかじ」は音楽CAFEでJazz喫茶ではないが、アルバムはやはりJazzが多いようだ。元々店主のN氏はオーディオフリーク(いや、マッドか)、お店に鎮座するJBL 9500(前期型アクリル削り出しホーンが特徴)で聴かせて頂いたJennifer WarnesのThe hunterの音が忘れられないが、ご本人曰く「あの頃はLevinsonで鳴らしていて全然ダメでした。」とのことだが、いやいやどうして、十分凄い音だった。

開店14年目の「なかじ」の特徴はなんといっても「音」。機器のラインナップに唸り、その音の良さに圧倒される。オーディオ歴40年の拙者が聴いた最高の音かもしれない。機器の特徴はスピーカーにJBLの9500を使用していること。(前期型のアクリルホーン仕様)でとにかく素晴らしい音を奏でている。パワーアンプにMcintoshのM602、1201をマルチで使い9500を駆動している。プリはMacintoshのC1000。CDはEsotericのK-01?、アナログプレーヤーはNottinghamのspace deck、アームもNottingham製、カートリッジは103、102。おもしろいのはケーブル類。SPケーブルはベルデンで数百円/m。機器の豪華さとアンバランスだが、「ネーブルに何万、何十万円投資するのはナンセンス。」とまったく拙者と同意見。強く賛同である。またカートリッジも「103が最高。」との意見、この点も同感だ。徹底してるのは振動対策、ラックがもはや製造中止の北欧製でシンプルだがガッチリとした創りでかつ共振を徹底に抑えた構造。デザインも最高。デジタルノイズ対対策に医療用のカナダ製トランスを使用。

音の一番の魅力は奥行き表現の素晴らしさ。次に響きの良さ。
Chris Connorの「Chris」を掛けて頂いたのだが、とてもモノとは思えない空間表現でかつ鮮度が高く、リアリティ溢れる音に驚愕。こんな凄い音だったとは。!!思わずN氏と顔を見合わせてしまった。数枚LPを持参したがこのアルバムが一番だった。というか隔絶した素晴らしさ。620Bで聴くとペラッとした感じで厚みが全く違う。とても2Wayとは思えず、tweeterの必要は全く感じなかった。可聴帯域に不足なし。甘くなりがちなMcintoshの音がシャープで、鮮明。イメージ一新である。これも大きな驚き。

35坪と広い空間も大事なポイントである。
床材には厚さ38mmのパイン材を敷き詰め、響きの良さが演出している。

近いうちにまた伺いたい。
「なかじ」の音をオーディオ好きな人はぜひ、体験してほしい。
オーディオの素晴らしを再認識することだろう。





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