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直島・しまなみ海道の旅・その5

2024年06月11日 23時00分00秒 | 旅行関係

しまなみ海道自転車旅 の続き。

多々羅大橋の中間点を越えて、
4番目の島、生口島(いくちじま)へ。


ここからは、広島県尾道市になります。

生口島の面積は31.21平方キロメートル。

こんな料金所が。

実は、初期の頃、自転車も通行料がかかったのです。

しかし、
「通行料があってはサイクリストの聖地となりえない」
と無料化に向けて、
国土交通省に何度も陳情し、
やがて期間限定で試験的に実現。
今も、無料化が続いています。
(2026年3月31日まで)
無料化に伴う減収は、
地元自治体から成る「しまなみ海道自転車道利用促進協議会」が負担し、
その費用は、スポンサー契約や、グッズの物販などによって賄われています。

原付は有料で、
料金は、料金箱に直接投入するようになっています。
係員は常駐しておらず、
監視カメラによる管理がなされています。
(未払い者は、道路整備特別措置法に基づき、
免れた金額の3倍の徴収および30万円以下の罰金を課せられることがあります。) 

実は、今治から多々羅大橋までの道は、
途中、商店や飲食店がありません。
コンビニもなく、自動販売機さえありません
橋から橋へ最短距離を結んだせいと思われますが、
ここ、生口島からは、少し様相が変わります。

というのは、
「しまなみ海道サイクリングロード推奨ルート」というのがあり、
ブルーラインが街中を通るのです。
島の北側を大きく迂回するルート。


この地域は市街地・集落地が広がります。

飲食店を発見。


自販機も。


このように街中を。


尾道から来たグループとすれ違います。


この人たちは日本人ですが、
圧倒的に外国人が多い

時間がないので、ここでおにぎりを。

「西の日光」とも呼ばれる耕三寺


「耕三寺博物館」は、
実業家の耕三寺耕三が母への感謝の意を込めて建立した
「耕三寺」に縁ある美術品が展示されている博物館。
時間がないので、博物館は入らず、
屋外博物館だけを見学。

生口橋


長さ790m。

5番目の島、因島(いんのしま)。


因島の面積は35.03平方キロメートル。

橋への入口の標識からの道が延々長く、
ブルーラインがなければ、
途中で引き返したでしょう。

途中、外国人のグループを追い越しましたが、
電動アシストではなく、辛そう。

因島大橋(いんのしまおおはし)。

長さは1270m。

さあ、最後の島、向島(むかいしま)。


面積22.22平方キロメートル。

この頃になると、お尻が痛く、
サドルからお尻を浮かさなければなりません。
スピードも落ち、
時刻までに尾道駅に着けるか心配。
従って、写真を撮っている余裕もありません。

向島からは、この渡し船で。


料金は人100円+自転車10円の計110円。

3時半に尾道に到着
午後3時44分の列車に間に合わなかったのは、
渡船が一番遠いところだったことと、
自転車の返却場所を探してしまったため。

返却時の電池の残量は8パーセント。


係の方に「よく使いましたね」と言われました。

今治から尾道までは70㎞。
山など途中寄り道もしたので、
全体で80㎞ほどでしょうか。
大山祇(おおやまづみ)神社(大三島)


瀬戸田サンセットビーチ(生口島)


はっさく屋(因島)


自転車神社(因島)は寄れず。

やってみての反省は、
一日で今治・尾道を走破したりせず、
途中一泊して、島の名所や脇の島をもっとゆっくり巡った方がいいのではと。
電動アシスト自転車は当日中に返却しなければなりませんが、
レンタル拠点のうち、
「4」「5」(生口島)、「6」(大三島)で返却できますので、
生口島か大三島で一旦返却して一泊した翌日、
借り直して終点を目指す、というのがベストではないかと思いました。

私はせっかちなので、
一日走破を選び、それはそれで楽しかったですが。

さて、尾道駅では二番目の候補午後3時56分のJR山陽本線で岡山へ。


乗り遅れた時のために、新尾道や福山で新幹線乗り継ぎ、
などのBプランも立ていましたが、
Aプランで大丈夫でした。

岡山で下車、リムジンバスで岡山空港へ。

2018年、開港30周年を記念して
「岡山桃太郎空港」の愛称を制定。

何だか恥ずかしい。

待機ゲート。

そうそう、4年間の間に搭乗ルールが変わっていました。


窓側の席の人から先に入場。


前からこの方が合理的だと思っていました。

JALですので、飲物サービスが。


来るときがLCCでしたから、有料ではと、
思わず、断わりそうになりました。
こういう光景も久しぶり。

羽田に到着。

なんだかぎっしりの2日間

旅程を振り返ると、

5月20日 10:16 14番バスで新浦安へ
      10:55 新浦安 → 11:47 成田第3ターミナル 
      14:10 成田空港 → 15:45 高松空港
      16:00 高松空港 → 16:50 高松駅
               ホテルエリアワン高松 泊
5月21日
      08:12 高松港 → 09:02 直島
            電動アシスト自転車を借りて、美術館、家プロジェクト
      17:00 直島 → 18:00 高松港
      18:59 高松 → 20:54 今治
               サンライズ糸山 泊 

5月22日       電動アシスト自転車を借りる。
      08:00 5つの橋、6つの島を走破
      15:56 尾道 → 17:30 岡山
      17:40 岡山駅西口 → 18:10岡山空港
      19:00 岡山空港 → 20:15 羽田空港
      20;50 羽田空港 → 21:20 新浦安
      21:27 2番バスで帰宅

 

久しぶりに旅程を組んで楽しかった
多分、これが最後の冒険でしょう。
(娘は信じていませんが)



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