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空飛ぶ自由人・2

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映画『ライフプラン』

2025年06月26日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

ニューヨークに暮らすアレックスは、
母が経営する化粧品会社でマーケティングを担当。
しかし、全てにおいて充実感はなく、
ぬるま湯につかっているかのような停滞感を感じていた。

そんなある日のこと、
ガンが見つかった母が亡くなってしまう。
当然会社の後継社長に任命されると思っていたら、
母の遺言で会社を去る羽目に。
その際、担当弁護士から、
母からの封筒を渡される。


入っていたDVDを再生してみると、
死期を悟った母からのメッセージが。
身辺整理の途中、
あるものを見つけたのだという。
それは、13歳のアレックスが書いた「ライフプラン」だった。
「人生でやりたいことリスト」
母は問う。
「あの時の人生の目標は果たせた?
 夢や情熱は捨ててしまった?
 今、穴倉にいるあなたを掘り起こしてはあげられないけど、
 シャベルは渡せる」
として、ライフプランの達成を勧め、
一つ達成するたびに、
弁護士から1枚ずつ新たなDVDが渡され、
次の母からのメッセージを聞け、
全項目を達成した時、
最後の封筒を渡す、と。
期限は来年の1月1日。
母を言う「あなたには良い人生を送ってほしいの」

改めて自分のライフプランを読むと、
「最高の教師になる」をはじめ、
「ピアノで『月光』を弾けるようになる」
「スタンダップコメディに挑戦する」
「『白鯨』を読み通す」
「パパと仲直りする」
などが書かれていた。

遺産目当てと言われることを恐れながら、
一つ一つに挑戦していく中、
アレックスは新しい自分に目覚めていく。
その途中、離婚したパパと会って、
家庭の中にあった秘密に触れたりもする。
二人の兄との絆も深まる。
新たな恋も芽生える。

13歳という思春期に立てた人生の目標を
20代後半(多分)の主人公が辿る話。
ちょっと身につまされる。
誰にも成し遂げたい夢があり、
その夢をあきらめ続けた人生だったのだから。

私の小学校の文集に、
将来の夢はパイロット。
そして、晩年は小説を書いて、
ノーベル賞をもらい、
余生を安楽に暮らす
と書いてある。
どれも実現できなかった。

アレックスが全てを成し遂げた時、
渡された封筒を開けると──
母が娘に本当に遺したかった遺産とはなんだったのか・・・。

「真実の愛を見つけるための4つの質問」もなかなかいい。
①優しいか?
②本音を言えるか?
③自分のことを最高にしてくれるか?
④自分の子どものパパにしたいか

原作はロリ・ネルソン・スピールマンの小説。
監督と脚本はアダム・ブルックス
アレックスをソフィア・カーソンが演ずる。

2025年3月からNetflix で配信中。

 



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