空飛ぶ自由人・2

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転倒!

2022年11月02日 23時00分00秒 | 旅行

それでは、3日前に書いた、三島駅での「事件」について、書きましょう。

駿豆線で伊豆長岡駅を発って、伊豆半島を北上、三島へ向かいます。


当初、三島広小路で降りて、桜家でうなぎでも食べようかと思っていましたが、
どうやら、三島駅で新幹線との連絡が良いようです。
3時24分出発のこだまに間に合うかもしれない。
私は、外に出かける時は、
バスの時間や電車の乗り換えの効率を重視するタイプで、
ちゃんと時間を調べて行きます。
三島で新幹線にうまく乗り換えできるかもしれない、
と思った途端、うなぎはどこかに消え失せ、
そのことばかり考えるようになってしまいました。
三島二日町で上下電車の待ち合わせで時間を食ってイラつき、
三島駅に着いた時には、3時20分。
4分ある
あとは走るのみ。
しかし、駿豆線は三島駅の南側にあり、
新幹線は北側。


地下道を走り、新幹線構内に入り、
階段を駆け上り、
間に合った・・・
と思いきゃ、最上段でつまずき、転倒
立ち上がった時は、こだまのドアが閉まるところでした。
転ばなければ、間に合ったはず。

30分、次のこだまを待ち、東京へ。
新浦安で異変が。
下り階段を降りる時、右ひざに痛みが走ります。
帰宅後、左腕が上がらなくなりました。
転んだ時、膝を打ち、肩をひねったらしい。

とにかく、病院に行かねばなりません。


徒歩で5分のところに順天堂大学付属浦安病院↑がありますが、
ここで問題が。
初診料が高い。
紹介状がない初診の場合、7700円も取られる
保険の適用はなし。

これは、「初診時・再診時選定療養費」といい、
「初期の治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で、
 高度・専門治療は病院で行う」
という医療機関相互の役割分担及び業務連携の推進を目的として、
厚生労働省により制定された制度。
簡単に言えば、大病院に集中するのではなく、
地域の病院を利用せよ、
ということ。
その推進のための有効な手段として、
初診料を高くした、というわけ。
徴収の対象外になるのは、
紹介状を持参する場合
公費負担医療制度を利用している場合
救急車で来院し、救急救命外来を受診する場合
など。
つまり、大病院で診察してもらう前に、
まず地元の病院・医院・診療所で診察を受け、
大病院での診療が必要とされる場合は、
紹介状を持って来なさい、という仕組み。
この制度は受診科ごとに行われるため、
内科を受診していても、
外科を初診の場合は適用。
同じ科でも、3カ月継続していない場合は、初診扱いだという。

大病院の基準は、病床200以上。
順天堂浦安病院は、病床数785の、
押しも押されもしない大病院。
選定療養費のことは、
玄関のガラスに大きく貼りだされています。

市内の整形外科に行って、
最初から「紹介状を書いてくれ」というわけにはいきませんし、
一応の診察は必要。
その結果、ギブスだの松葉杖になったら、と考えると、
やはり、近くの病院の方がいい。

というわけで、高い初診料を覚悟して、
翌日、順天堂病院へ。
ところが、以前整形外科を受診していたため、
「状態が落ち着き、当院担当医が医療機関へ紹介を申し出た後も
 当院での診療を希望し、受診される場合」
が適用され、( 意味が分からん) 3300円に。
半分の費用負担で済みました。

さて、整形外科の診察。
この病院は、予約していても、
1時間2時間待たされるのが常態化しているので、
4~5時間かかるのは覚悟していたのですが、
意外に早くレントゲンに回され、
膝と肩を撮影。
整形外科の窓口でもあまり待たされずに、診察に。
結果は・・・
膝も肩も骨に損傷はない。
骨折もひびも入っていない。
膝の痛みは、打撲の結果。
ただ、肩は筋肉を痛めている可能性があるので、
様子を見ましょう、とのこと。
ギブスも松葉杖も逃れました。

現在、膝の痛みはほぼ無くなり、
腕を上げる時だけ、痛みが走ります。
ただ、骨の損傷には至っておらず、ほっとしました。

この「事件」で教訓を得ました。
「もう若くないさと 君に言い訳したね~」
と「『いちご白書』をもう一度」にあるように、
もう若い時のように体は動かない。
信号でも、バスでも、電車でも、
間に合わなければ、走るのはやめよう。
と老いを確認した結果となりました。

 



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