バス車窓から見る中禅寺湖。
中禅寺湖は約2万年前に
男体山の噴火で
湯川の流れが溜まってできた堰止湖(せきとめこ)で、
人造湖を除く広さ4㎢以上の湖としては、
日本一標高の高い場所にある湖です。
1周は約25㎞で、歩くと9時間ほどかかります。
湖のすぐ北には男体山がそびえ、
北西には戦場ヶ原が広がります。
こんな形をしています。
782年(天応2年)、
勝道上人が男体山の登頂時に発見したといわれています。
勝道はその後、湖畔に神仏を祀り、
784年には神宮寺(後の中禅寺)を建立するなどし、
信仰に基づいて修行を行える「霊場」をつくりあげました。
もともと魚は生息していませんでしたが、
明治期から徐々に放流が行われ、
今ではマスやワカサギ、コイ、フナ、ヒメマスなど
24種の魚種が生息しています。
遊覧船に乗りました。
この船。
中は、ご覧のとおりで、
デッキは
一緒に乗った学生たちが群がります。
男体山が眼前に。
男体山(なんたいさん)の標高は2486m。
最後の噴火は約7000年前で、
活火山に分類されています。
成層火山らしい円錐形の大きな山体です。
登山は登りが3時間50分、
下りが2時間30分。
今年は夏が長かったので、
紅葉はいまいちでしたが、
そこそこの紅葉は見られます。
紅葉時の写真。
冬景色。
湖岸から約100m離れた場所にある上野島には、
勝道上人の遺骨の一部が納められています。
ここで下船。
船から降りると、
またバスで、今度は下り専用の第一いろは坂を下り、
温泉地へ向かいます。
続きは、今度。