月のmailbox

詩或いは雑記等/小林貞秋発信。

シャッターの切れない夢の中の話

2010-02-06 22:18:09 | 日記・雑感
空中に人が、動かずに浮かんでいる。背景、青空。青一色のみ。
それは、驚異に思えるし、映像などで記録に残しておきたくなる。でも、現実にはそのようなこと、有り得ないことですね。空中高い処、身ひとつで動かないままでいることなど。そのようなことができれば、素晴らしいこと。空中を、地上を普通に歩くがごとくに、移動できるものならばね。動いたり、止まったり。
昨夜、夢の中でそうしたたぐいの、人が空間にいる模様を見たんですね。何だったんだろう、あれは。6、7人の若い男女の学生たちであったように思う。運動関係の何かの大会でやってきているふうで、同じ色の運動着を身に着けている。それが空中高い位置に輪を描くようにして、腰を下ろしていたのか、立っていたのか。それは、思い思いだったように見えたけれども、つまり彼らの身以外に背景は青空で、他には全く何もないのである。そうした状態で、空間上にいる。咄嗟に、映すことを考えました。持っているデジカメ。その青空背景、空間の中の輪状の彼ら。こちらに愛嬌など振りまく者もいる。シャッターを押す。だが、ちょっとおかしい。再度押す。なにか、終了感が伝わらない。カチッ、と終えた感じが伝わらない。撮れていないということ? それでは困るので、更に試す。だが、シャッターを押しても、手応え曖昧で、終えられない感じなのだ。というようなことをやっているうち、思わぬことにシャッター部分が、本体から外れ加減になってくる。何故に? 思う間もなく、その部分が本体から離れてしまう。呆気にとられるほど。なんとも無残な姿。あれよあれよという間の、驚くべき現象、模様。最早、撮りたかった上方の被写体。記録すること能わず。
つまり、この夢は、なにを意味しているのか? それが私の思う処なんです。何故にシャッターが切れず、それにシャッター部分が、本体から外れてしまう。そこまで行ってしまったのか、理由が知りたい。考えたくなるのです。昨夜の夢。