恋人に逢いに （2） 『バンジージャンプする』

今日から六本木シネマートは、『バンジージャンプする』と『彼らだけの世界』が始まった。ゲゲッー、チケット買うのに長蛇の列。先週、ガラガラだったのに・・・　ちょっとイベントがあるだけで違うのね。

『バンジー』は、試写室みたいな小さなスクリーンで上映された。フィルムそのものが痛んでいるそうなので、大きなスクリーンじゃない方がかえっていいのかもね。連日の熱帯夜による寝不足からか、冷房がよく効いてて爆睡していらっしゃる方もいらしたけど。

学生時代のインウと17年後の先生のインウ。
どちらのインウも自分の気持ちを表現することに不器用。その不器用さがツボだわ。
先月カフェ「学林」を訪れたので、このシーンもお気に入りになった。このシーンは、2人が愛し合うようになって長い時間が流れている設定だそうだ。バックで「When I fall in love」が流れるので、お互いの心が寄り添って見えた。



男子生徒にテヒを感じて戸惑う感じも、自分の心理状態がどうなっているのか分からず、妻に当たるインウもなんだか新鮮に見えたり。
バンジージャンプした後、あの2人はまた遭えたのかな。

ハングルを習っているおかげで、スッカラ（숟가락）の「ㄷ」パッチムと、チョッカラ（젓가락）の「ㅅ」パッチムが違うのはどうして?　とテヒが質問していたことも聞き取れたりしてちょっと嬉しい。私はバンジーフリークだったのか?　と思うほど、家で確認したら、バンジーグッズがぞろぞろ・・・DVDは韓国版だけど、全編のセリフ集がついているので、セリフをチェックしてみようっと。

なんか完全に映画に入っちゃうクセがあるので、観終わった後、インウと一緒にバンジージャンプした気分だったせいか、ビデオメッセージブースに向かう気になれず帰ってきた。
絶対にあとで後悔するに違いないけど。