『タイフーン』ジャパンプレミア@国際フォーラムに行ってきた。
舞台挨拶には、ずらり、クァク・キョンテク監督、チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ、イ・ミヨン、David McInnis と勢揃い。作品は、スケールが大きいので、スクリーンで見るのをお勧めする。
映画全体では、テーマとなる「南北分断の哀しみ」が重くのしかかってくるため、島国日本人には、もしかすると心底理解できないのかもしれないと、そういう面でちょっと悲しかった。
「タイフーン(台風;태풍)」というタイトルも、作品を見るとタイトルの深い意味合いがわかってくる。
チャンドンゴン ssi は、もう立っているだけで、雰囲気が変わってしまう。「キャーッ」という黄色い声よりも、会場全体がどちらかというとタメ息 というか、一瞬ごくりとツバを飲み込むような、オーラ に包まれた感じ・・・
役作りにいつも気合が入っていることで定評のチャン・ドンゴン。今回もスゴイ。金歯まで入れているだから。彼の容貌がそうさせるのだけど、どこか無国籍で、何にもどこにも属さないイメージはピッタリ 。
この海賊役にも少し狂気な部分があり、キャラクターとしては奇抜で濃いキャラだけど、「情」に飢える役どころでもあり、彼の良いところがたくさん楽しめる。
イ・ジョンジェ ssi は、過去の出演作品はロマンス系が多かったので、キャラクターが異なる作品を探していたところ、この作品のことを聞きつけ、自ら監督に出演を願い出たそうだ。個人的には、あまり顔だちに惹かれないので(みあねー)それほど注目していなかったが、スクリーンを通すより、生ジョンジェは遥かにカッコよくて、びっくり 。
この作品ではかなりオイシイ役どころ。脱ぐとこれまた、ビックリするほどすごい体つきなのだけど、そんなタフガイっぽいところも満喫でき、やっぱり彼らしい「柔」の面も見せてくれる。
イ・ミヨン ssi は、「これまでの作品と比べて、自分の出番は圧倒的に少ないのだけど、思い入れが深い」と語ってくれた。『純愛中毒』以来4年ぶりの映画出演。
David McInnis を見て、誰?と思ったけど、超イケメンなため、どうしても目がいってしまった。ドイツ系スコットランド人と韓国人のハーフだとか。トップクラスのモデルでもあり、韓国映画『カット・ランズ・ディープ』(監督:イ・ジェハン)にも出演している。
チャン・ドンゴンssi にも、イ・ジョンジェssi にも泣かされるので、見に行くときには、タオル or ハンカチをお忘れなく・・・
余談ながら、会場で、FANTOMのソン理事発見 ジョンジェ ssi に付いて来たのかな?
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