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引っ越しました~
by lotusruby

Out-of-PIFF II : 『ゴーゴー70』

2008-10-10 23:16:41 | K-Movie Notes



『ゴーゴー70』

原題: 고고 70
監督: チェ・ホ
出演: チョ・スンウ、シン・ミナ、チャ・スンウ

チョ・スンウが歌いまくり、みんなでゴーゴーダンス

音楽が頭の中でいまだにヘビロテしています。
OST を買ってくればよかったと後悔・・・ やっぱりポチっとしておきました。

若者がダンスフロアで踊りまくる・・・どこかで見た光景・・・
あっ、ジュリアナ??(笑)

ジュリアナは、金満バブル時代のちょっとデカダンス的象徴ですが、これは、1970 年代軍事政権下の抑圧の象徴。若者の熱狂には変わらないけれど、社会文化の背景としては違いすぎますね。

1970 年代に実在した伝説のロックバンド 「デビルス」 を素材とした話。基本はよくある音楽系サクセスストーリー。基地村のバンドがソウルに上京して成功し、一大ブームを巻き起こすけれど、仲間割れ・・・そして、軍事政権下での夜間外出禁止令・・・活動再開?

ストーリー自体は、時間の流れと社会背景を追っているだけで単純なように見受けられ、エンドロールが流れると、「で、だから、何?」 と意地悪なツッコミを入れたくなりましたが、それはセリフがちゃんと聞き取れていないからだと思います。

ともあれ、見ている間はついつい踊り出したくなるほど楽しいことは確かなので、深読みするのは不粋かもしれません

作品の中での演奏は、ライブそのままを撮影したそうですから、チョ・スンウでなければ演じられないというライブの迫力も見ものです。

そしてこの作品で最も輝いていたのは、シン・ミナ嬢

演奏するバンド 「デビルス」 の前で踊りだし、ゴーゴーダンスの火付け役のダンサーという役どころですが、すっかりシン・ミナ ファンになってしまいました(笑)。

サンギュ(チョ・スンウ)にまとわりつくクラブのウェイトレスが、「ミミとワイルドガールズ」 という売れっ子ダンスユニットになるまでのその変貌ぶり、はじけっぷりがいいのです。ゴーゴーに関して言うと、実質的にはこちらが主役じゃないでしょうか。

個人的には、ミミ(シン・ミナ)に軸をおいたストーリーでも良かったのになぁと余計なことを思いました。

 



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