Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

DVD鑑賞 『亀は意外と速く泳ぐ』

2006-11-01 23:12:33 | Cinema な時間


(Image source:yesasia)

蒼井優ちゃんが出演しているからなのか、Brian が最近観て面白かった邦画にあげられた作品。『亀は意外と速く泳ぐ』(2005年 監督:三木聡)。
メロ撮影の合間に、ひとりでクックックと笑いながら見たとか・・・よっぽど撮影に疲れてたの(爆)。

まさしく、カチコチに凝って固まった脳みそを、柔らかくするにはテキメンに効くかも・・・
ひとりでクックックと笑うなり、スベリどころにはただただ呆然とするなり、はぁ?なんだそりゃ?と疑問符を並べるなり、疲れた体には特に浸透する可笑しさで・・・最後に、エンディング曲のレミオロメンが歌う「南風」が心地よく響く。

しかし、一体この微妙な可笑しみを彼は一体何語で理解したのかと思ったら、この映画、しっかり韓国版↑が出ているのをチェック むふふ、『家門の危機』の監督が、異文化間で笑いのツボが違うから、海外での公開は心配だというようなことを先日発言していたけど、同様に、日本的な微妙な笑いのツボ&スベリが通用しているところが面白い

平凡な主婦スズメ(上野樹里)は、ある日、スパイ募集の貼り紙を発見した。友人のクジャク(蒼井優)みたいに大胆に生きてみたい。退屈な毎日から逃れるため、面接に向かったところ、ごくごく普通の主婦であることが評価され無事スパイに採用。ところが、スパイとして彼女に求められたものは、「目立たないように静かに平凡に過ごすこと」だったが、これが意外と難しかったりする・・・

平凡な生活、日常とは何か?と、まぁそんなところを狙ったものなのかな? シュールな不条理感というところまではたどり着かなかったけれど・・・

っていうかさー。脱力系スパイ映画というこの宣伝文句、どこがスパイ映画なんじゃ!!(爆) もちろん、これも、ある意味、笑いをとるための宣伝文句なんだろうけど・・・たしかに脱力効果はあるので、肩肘はって毎日を過ごしている人には、息抜きにちょっと面白いかもよ 。個人的にはスキな笑いだわ。