Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

DVD鑑賞 ~『ボーン・トゥ・キル』~

2006-06-21 23:29:00 | K-Movie Notes

(Image source: movist)
この作品、レンタルしようと思っていたところ、ちょうどMnetで放送してたので見てみた。チョン・ウソンssi &シム・ウナssi の超美男美女カップルの登場。この2人が共演しているというだけで、期待感が高まってしまったのだけど。。。

無口な殺し屋キルのチョン・ウソンssi と、歌手志望のホステス、スハのシム・ウナssi。どちらも、日陰の道を歩いているのだけど、2人の美しさが人生の悲哀を邪魔してしまうような気がした。

両人とも、これまで見たドラマ・映画作品にはない役を演じているのが、見所のひとつなんだけど、10年前の作品だもの、やっぱり若いよね! 無口なキルと、ちゃっかり屋のスハの全くかみ合わない会話が、演技ではなく、本当にかみ合わずぎこくちなく思えておかしかった

人生に希望を持たない殺し屋キルが、スハと出逢って心ときめき、最後には、自分にとってスハの存在は「天使だ」と言い放つ過程の深みが乏しいかな。脚本が悪いのか、演技が悪いのか、演出が悪いのか。「天使」という言葉が(字幕翻訳だけど)、とても唐突で、作品の流れにそぐわなくて・・・ もしかすると、字幕が問題なのかもしれないけど。

ストーリの展開も容易に想像でき、裏切られることなくエンディングを迎える。切ないはずなのに、見終わってみるとサバサバした感じだ。うーん、私の感性が鈍いのか・・・

この作品は、1996年制作なので、チョン・ウソンssiは 「アスファルトの男」(1995年)直後、シム・ウナssiは、「美しい彼女」(1997年)の前年にあたる。監督は、『誰にでも秘密がある』のチャン・ヒョンス。そういえば、この監督ってもしかして天使好き? 『誰ひみ』日本公開版では、スヒョンは天使だったみたいな設定だったし・・・違うか??

実は、今日、ようやく『デイジー』を見たのだが、 やっぱりウソンssi は殺し屋だった・・・
むむむ、なんだか似たような展開?? レビューもどきは後日また・・・