科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!
初期生命は熱水環境で?
地球上に最初に現れた生命はどんなものだろう?最近の研究によると、地球の生命はアルカリ性で比較的温度の低い熱水噴出孔で誕生したという考え方が有力になっている。
海洋研究開発機構の研究者たちが、約70℃の地下温泉水に生息するバクテリアが、既知のバクテリアの中では最も「共通祖先」に近いことを、ゲノム解析で突き止めた。
現存する生物の中で誕生したばかりの生命に最も近いのは古細菌とバクテリアと言われており、さらに初期生命に近いこれらの「共通祖先」が存在すると考えられている。この「共通祖先」は有機物に乏しい原始地球環境の中で、水素と二酸化炭素(CO2)から、細胞とエネルギーをつくり出す「アセチルCoA(コエ)パスウェイ」と呼ばれる代謝経路を持っていたと推論されている。
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
参考HP 海洋研究開発機構プレスリリース 初期生命に近い高熱菌のゲノムを解読
生命の起原―生命の生成と初期の発展 (1969年) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
地球と生命の進化学―新・自然史科学〈1〉 (新・自然史科学 1) | |
クリエーター情報なし | |
北海道大学図書刊行会 |