ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

アヴェ・マリア

2007年08月30日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
2枚目のCD「Sweet Leier」に収録した曲紹介が長い長い時間かかってやっと
今日最終回です!

アヴェ・マリアの巻

アヴェ・マリアを初めてちゃんと聞いたのはもうかれこれ20数年以上前のこと。

当時通っていた大学の交換留学生として、アメリカのニュ-ヨ-ク州のものすごい田舎のカレッジに住んでました。

そのときに仲良くしてくれてたアメリカ人の女の子トミカが、
「いま、映画館でディズニ-のファンタジアをやっているから、トモコは絶対に見たほうがいいっ!」と勧められたので、早速映画を見に行った。

ファンタジアという映画はもうかれこれ60年以上も前に作られたディズニ-アニメで、よくそんな昔にこういうものを作ったものだと感心してしまう。

バッハや、ベ-ト-ベンなどの有名なクラッシクの曲にアニメのうつくしい映像がついているのだ。
ミッキーマウスが青い魔法使いの帽子をかぶっているのも、この映画の「魔法使いの弟子」という曲についた映像からだ。

ファンタジアの最後の曲はアヴェ・マリアだった。
画面は急に暗くなり、山道をろうそくをもった人々の列が連なる映像。
その後ろで、軽やかにアヴェ・マリアのイントロが流れて、ソプラノ歌手が歌い始める。

あまりにも清らかな響きに、思考が停止して涙が流れて仕方がなかった。
どうしてあんなに泣けてしまったのか?

慣れないアメリカ暮らしにホ-ムシックになっていたのか?
それとも、初めて聞いたシュ-ベルトのアヴェ・マリアの曲が
あまりにもストレ-トに私の心の中に入ってきたのか?

とにかく、アヴェ・マリアに痛く感動した私は、ファンタジアの最後のアヴェ・マリア見たさに、その後2回も見てしまった。

そして、その2回ともまたしても、アヴェ・マリアのシ-ンで号泣してしまった・・・

どうしてもCDに入れたかった・・・
ライア-の伴奏アレンジが大変だったけど、ライアーならではの雰囲気が出せたと思います。

私にファンタジアのことを教えてくれたアメリカ人の子トミカは、いったい今頃どうしているんだろう・・・
もう二度と会う事はないだろうけれども、
私にとって大切な曲との出会いのきっかけをくれて、ありがとう・・・
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5月の風のふくころ

2007年08月27日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
2枚目のCD Sweet Leier に入っている12曲目の
「5月の風がふくころ」について・・・

2年前にある方が主催してくださった、ライア-のホ-ムコンサ-トで素敵な女性に出会いました。
Iさんはコンサ-トの司会をしてくださりました。

笑顔が素敵で、凛とした方でした。
彼女はそのとき、すでに重い病にかかっていました。

「みのさんのライア-の音色が聞けて、本当によかった~」と、
その後も段々病状が悪化する中、私のCDを聞いてくださっていました。

その後のコンサ-トにも「みのさんのライア-が聞きたい!」と
車椅子で介添えの方とともにわざわざ駆けつけてくださりました。

彼女とは時々メ-ルでやり取りする程度だったので
病状がどのようになっていたのか、詳しいことはわかってなかったのです。私は。

去年の夏休み、いつもの元気なメ-ルではなく、ちょっと気弱なメ-ルがやってきました。
「みのさん、わたしに曲を作って・・・」

病状が深刻であることが分からなかった私は、のんきに
「Iさんのための曲を作りますよ! 夏休みの宿題にさせてくださいね・・・」
と、返信を打っていました。

その夏休みの終わり、私の曲つくりの宿題が終わっていなかったのに
突然の知らせが入りました。
Iさんはこの世を卒業されたのです。

離婚後女手ひとつでふたりの女の子を気丈にも育てていたIさん。
残されたこどもたちのことを思うと、胸がいたんだ。

お通夜の席で妹さんと、ふたりのお嬢さんに会い、Iさんが病床でずっと私のCDを聞いていてくださったということを伺った。
そんなに私のライア-の音色を愛してくださっていたなんて・・・
こんなに病状が悪いと分かっていたら、ライア-をもってすぐにでも駆けつけて
枕元で弾いて差し上げたのに・・・
涙が出てしかたがなかった。

そんなこと後悔してもあとの祭り・・・

Iさんは5月生まれだったということを聞いて、
Iさんと約束していたIさんのための曲は
「5月の風のふくころ」というタイトルを思いついた。

もうすぐIさんが旅立って1年がたちます。
私は元気にライア-を弾いています。
私はいろいろな方のもとへライア-の音色をお届けしたいのです、
どうか、天国から見守っていてくださいね・・・

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雪降る朝に・・・

2007年08月03日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
本当に瞬く間に8月になってしまいました。
ブログって、まめに更新するものなのでしょうが、どうもものぐさでいけません・・・

再び2枚目のCDの曲紹介です・・・

オリジナル曲「雪降る朝に」です。
夫のドイツ駐在に伴い家族で8年半もドイツに住んでいました。

冬になるとかなり寒くなり、雪もよく降りました。
子供たちを自宅から10キロ離れていた日本人学校に車で送り迎えしていたので、
大雪が降ると、車がスリップしたりして、本当にどきどきしたものです。

雪が降っている朝というのは独特の静けさがあり、雪が空からどんどn降ってくる様子をしたから見上げていると、本当に別世界にいるような気分になりました。

雪がしんしんと降っている様子をなんとかライア-の音に乗せて弾いてみたいと思い、オリジナルを作ってみました。。。

この曲をお聞きになって、雪降る風景が頭のなかに浮かんでくるといいのですが・・・
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御母をたたえん/輝ける星よ

2007年07月16日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
とっととライア-のCD「Sweet Leier」の曲紹介を進めなくてはです・・・

今日は9曲目「御母をたたえん」10曲目「輝ける星よ」です。

この2曲はいわゆる「古楽」といわれるジャンルです。14世紀に残された「モンセラ-トの朱い本」という手書き写本に収められている曲です。

モンセラ-トというのはスペインの地名で巡礼地で有名だったとかで、さまざまな国の人たちが巡礼で訪れて一種独特な宗教音楽が生まれました。

私がこれらの曲を初めて聞いたのは、もうずいぶんと前のことです。
たまたま入手したCDに
たくさんの古楽やグレゴリオ聖歌的な音楽は収められていて
わけもなく、理由もなく、
「こういう音楽好きだ・・・」
と体が反応してしまい、しばらくの間は飽きることなく聞き続けていました。

古い旋律のものをライア-であわせてみたらどうなるんだろう・・・
という好奇心と、絶対に合うはずだ!という妙な確信があいまって
モンセラ-トの朱い本の曲を独学ながらライア-で弾いて、うたってみた。
「すてき・・・」
どっぷりと自己満足・・・
どっぷりと中世ヨ-ロッパの世界にタイムトリップ・・・

モンセラ-トの朱い本は全部で12曲あり、ライア-に合いそうな曲がまだまだたくさんあるので、練習したくってわくわく・・・

一度「モンセラ-ト」というところに、私も行ってみたい・・・・
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愛のあいさつ

2007年07月03日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説


今年は本当にあっという間に時が流れていきます。
もう7月ですね・・・2007年もすでに折り返しを過ぎてしまいましたっ!

再び2枚目のライア-のCDの「Sweet Leier」の曲紹介です。
今日は8曲目のエルガ-の「愛のあいさつ」です。

愛のあいさつは、イギリス人の作曲家エルガ-の作品です。エルガ-といえば、ほかに「威風堂々」などよく知られた曲がありますが・・・

「愛のあいさつ」はきっと日本人が大好きなクラッシックの曲ベスト何位かに選ばれそうなくらいに、いろいろなところで耳にします。

私が始めて「愛のあいさつ」を耳にしたのは、小学校3年生くらいの頃でした。
当時見ていたドラマのテ-マ曲に使われていて、母から「この曲は愛のあいさつって言う曲よ」と教えてもらったときに、子供心にきれいなメロディ-と、そしてなんともステキなタイトルだろうと思ったものでした。

聞くところによると、エルガ-自身が作曲活動を支えてくれた妻にささげた曲だとか・・・なんとも心温まるはなしです・・・

この曲は、ゆったりしたテンポで演奏されたり、リズミカルに演奏されたり、また楽器もピアノ、バイオリン、チェロ、フル-トなど、いろいろが楽器で演奏されています。

私個人はチェロでメロディ-、ピアノで伴奏という組み合わせが好きです。

メロディーが流れるようで、チャ-ミングなこの曲をいつかライア-で弾いてみたいなと思っていました。

が、アレンジが難しい・・・と、何度もお蔵入りしていました。
が、去年めでたく結婚した年下の友人の結婚式で演奏して欲しいと頼まれたときに、どうしてもこの曲が弾きたいと思いました。
そして、なんとかかんとかアレンジをして、練習をしてできた曲が「愛のあいさつ」です。

この友人にはこの春にかわいい男の子が誕生し、幸せいっぱいの生活を送っています。


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モ-ツアルト ピアノソナタ11番より

2007年06月28日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
おっと~、前回ブログを書いてからなんと2週間近くがたってしまいました。
もっとこまめに更新を心がけたいですっ!

今日は再び2枚目のCD「Sweet Leier」の収録曲紹介です。
7曲目は 音楽の巨匠 モ-ツアルトのピアノソナタ11番です。

去年はモ-ツアルトイヤ-で、本当にあちこちでコンサ-トは開かれるわ、CDショップではモ-ツアルトのCDが山積みになっているわ、テレビでは特集が組まれるわで、えらくにぎわっていました。
が、今年はすっかりと去年の賑わいはどこぞへ消えてしまったみたいです。
ああ、流行に弱い日本人・・・

去年のモ-ツアルトイヤ-にちなんで、なにかモ-ツアルトの曲をライア-で弾いてみたいと思っていましたが、なかなかライア-で弾けそうなものが見つからず、やっと、これなか弾けそうかな・・・というのがピアノソナタの11番でした。

でもCDで演奏している部分はほんの一部です。

どこかで一度は聞いたことがあるメロディ-は本当に、美しく、大げさではありますが、神が地上に降ろした「美」を感じます。

ところで余談ですが・・・
去年のモ-ツアルトイヤ-の一環で、NHKのBSで朝8時から「毎日モ-ツアルト」と題した10分間の番組が1年間ありました。

これは本当によかったです。モ-ツアルトが5歳で初めて作曲をした曲から始まって、ほぼ年代順に35歳で他界するまで作曲した曲を毎日1曲聴けるのです。
それも、バックの映像はモ-ツアルトゆかりのいろいろなヨ-ロッパのきれいな景色・・・

そして、そして、語りは若手俳優の山本こうじ君! 山本こうじ君は新撰組の土方歳三役をやっていた、あのかっこいい、こうじ君です。
彼のたんたんとした語りがよかったな~・・・

モ-ツアルトのことが去年一年でこの番組のおかげでずいぶん勉強できました!
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6曲目  こもりうた~妖精の丘

2007年06月15日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説

今日は6曲目に収録している こもりうた~妖精の丘~について・・・

今頃で遅いのですが、2枚目CD「Sweet Leier」のカテゴリ-を作りました。

この曲は比較的に新しいアイルランドの子守り歌です。ゲ-ル語、つまりアイルランド語で弾き語りをしています。

妖精についてちょっと・・・
「妖精」というと、日本語のイメ-ジとしては「フェアリ-」という英語のイメ-ジが先行して、どうもかわいらしい、羽が生えた小さい女の子みたいなものを想像してしまいます。

ところが、アイルランドではそういうかわいらしい妖精はもちろんですが、どちらかというと、「妖怪」的なものも妖精と言われています。
日本でいう「河童」とか「天狗」も妖精の範疇にはいるわけです・・・

アイルランドでは今でも妖精伝説が色濃く残り、田舎に行くと大真面目で「妖精に注意!!!」という道路標識があるといいます。
妖精にまつわる昔話もたくさんあります。

実際にアイルランドを訪れてみて、緑のなだらかな大地、湖、緩やかな丘が広がる風景を見ると、「なるほど、妖精がいるかも・・・」という気分になりますから。

収録している曲について・・・
医療が発達していなかった昔は、赤ちゃんや幼い子供が病死するというのは、どこの国でも珍しいことではありませんでした。
アイルランドでは、幼い子供がなくなると、いたずらものの妖精が子供を妖精の世界に連れて行ってしまった・・・と理解していました。

だから・・・あかちゃんのお母さんは
「安心しておやすみなさい・・・
  私があなたをいたずらものの妖精から守ってあげるからね・・・」
と、やさしく歌います。
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アイルランドのリムリック哀歌

2007年06月10日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
電車の車窓からあざやかなブル-のあじさいが目につくようになりました。もう梅雨の時期ですね。

5月にできたばかりの2枚目のライア-のCD「Sweet Leier」の曲紹介です。

今日は5曲目の「リムリック哀歌」アイルランド民謡です。

アイルランドでは有史以前よりハ-プは神聖な楽器とみなされていました。ユ-ロ通貨統合の前のアイルランドのコインの裏側にはハ-プの絵が描かれ、ユ-ロになった今でもアイルランドのユ-ロのコインの裏側にはハ-プの絵が刻まれています。

ハ-プを弾くことは教養のひとつでもあり、
ハ-プをたずさえて各地を渡りあるく吟遊詩人も多数存在していました。

ところが・・・
イギリス統治下に置かれ、西洋音楽が流れ込み、だんだんピアノがハ-プの地位にとって代わるという状況がでてきました。
そしてアイルランド古代からの伝統であったハ-プがだんだんとすたれていったのです。

そんな中、1792年に北アイルランドのベルファストで記録に残っているものでは最後といわれるハ-プ・フェスティバルが行われました。

このハ-プ・フェスティバルに11人のハ-プ弾きが参加しました。
そして段々すたれていくアイルランドのハ-プのメロディ-をなんとか、記録に残そうとした人がいました。
エドワ-ド・バンティングです。

今回CDに収録した曲はこのハ-プ・フェスティバルでバンティングが採譜した曲です。

この曲のメロディ-は私にとって、とっても「ケルト」に聞こえます。シンプルですが、メロディ-ラインがとてもきれい・・・

こういう曲をライア-で弾いていると、ひとつひとつの音色が心にしみわたり、幸福感が体中を包みます。

いったんアイルランドではハ-プ文化や、独自の民族音楽は急速にすたれてしまいましたが、長いときを経て、埋もれてしまった大切なものが、また再び掘り起こされているような気がします・・・


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4曲目 バッハ プレリュ-ド第一番ハ長調

2007年06月08日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
あ~っと、いうまに6月になってしまいました。6月になってやっと初めてのブログ更新です。汗

今日は、再び5月に出来上がったばかりの2枚目のライア-CD「Sweet Leier」の曲紹介。

4曲目は誰でも一度は聞いたことがあるバッハのプレリュ-ド第一番ハ長調。ピアノでの演奏が一般的です。

グノ-はこの曲を伴奏にして名曲「アヴェ・マリア」を作りました。

この曲は本当に天上界の音色という気がします。
うまく言葉では表現ができないのですが、ライア-で弾いていると、きらきらと光の粒が舞ってくるような感覚。

大作曲家のバッハ・・・
彼は1600年代~1700年にかけて活躍した人です。
バッハの生家というのが、旧東ドイツのアイゼナッハというところにあります。

もう10年以上も前の話ですが、当時ドイツに住んでいた私はまだ幼いふたりの子供たちを連れて、小旅行をするのが唯一の楽しみでありました。

アイゼナッハも訪れました。バッハの生家も行きました・・・ところがですね・・・その当時、まだ音楽のかけらもやっっていなかったので、バッハにも興味は皆無で(あ~、もったいない!)せっかく訪れた生家も「ふ~ん・・・」という感じ。

アイゼナッハを訪れた理由はほかにありました。この街の小高い丘にある「バルトブルク城」というのはいろいろな歴史的な舞台になった有名なお城です。

このお城のある一室で、宗教革命を起こしたマルチン・ルタ-が、35歳から一発奮起して一からギリシャ語を学び、聖書をギリシャ語からドイツ語に翻訳したというのです。

私はなぜかこの話に痛く感動して、マルチン・ルタ-が翻訳に没頭していたという部屋を見てみたいと思い、バルトブルク城のあるアイゼナッハを子連れで訪れたのです。

バッハの話題からかなりずれました・・・
35歳のマルチン・ルタ-がギリシャ語を学んで聖書を翻訳したという話にそのままかこつけるわけではないですが・・・
音楽と無縁だった私も35歳からライア-と歌うことをはじめました。そしてそのまま音楽が生きがいとなり、こころの支えとなっているわけです。

年齢はきっと関係ないですね・・・
これからもいろいろと意外なことに出会えるかと思うと、人生も捨てたものではありません・・・
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聖母の御子

2007年05月28日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説
できたてほやほやのライア-の2枚目のCD「Sweet Leier」の収録曲について再び・・・

今日は3曲目の「聖母の御子」です。

この曲はスペインのカタロニア地方(う~ん、バロセロナのあたりです)に伝わる子守り歌・クリスマスソングです。
よくギタ-で演奏されるのを聞きます。

ド~レミ~ ミ~ファソ~ ラ~ソファ~ ファ~ミ~・・・・
と、メロディ-ラインはいたってシンプル。シンプルがゆえに暖かいひびきがぐっとこころに響いてきます。

原語のカタロニア語での弾き語りをしています。(なんてちゃってカタロニア語ですが・・・汗)

ライア-の伴奏はシンプルなメロディ-を邪魔しないように、あくまでもシンプルに・・・つつましく・・・(というか、シンプルなことしか私はできないのですがね。とほほ)

曲の最初と最後に「ハ-モニ-ボ-ル」と呼ばれる「しゃしゃら~、きらきら~」という音が鳴るものを録音で別取りしてもらい、レコ-デイングエンジニアの重信さんに上手に編集していただきました。
なかなかステキな効果音になりました!

このハ-モニ-ボ-ルは上の写真のやつです(私物です・・・)
ケルトのドルイド僧がその昔、瞑想をするときに使ったらしいのですが。。。

「聖母の御子」では泣いている赤ちゃんをあやすのに、「イチジクや干しぶどうをあげるからね~、オリ-ブやミルクをあげるから泣き止んでね~」といった内容らしい。なんともほほえましいですね・・・

このうつくしいメロディ-は、バルセロナのガウディの壮大な教会「サグラダファミリア」の鐘の音の候補曲となってるとか・・・
想像しただけでもうっとりです☆☆☆

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