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ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

自分の音色を探して・・・♪

2025年04月30日 | ライア-日記
新緑が本当にまぶしい季節になりました。
黄みどり色のふんわりやわらかな葉っぱはなんと美しいことでしょう。
近所の散歩道を歩きながら、うふふふ とうれしくなりますね。

5月は演奏する機会が3回あり、あれこれ選曲と練習の日々です。
どういう曲を弾くのかはその時々の自分のマイブームも反映されたりしますが、あまりレパートリーは多くはないので(泣)、登場頻度が高い曲も結構あります。

同じ曲でも・・・
20年前に弾いた時、15年前に弾いた時、5年前に弾いた時、ついさっきの練習で弾いた時、それぞれに違います。
弾いている自分の気持ちも違うし、音色や響き方もちがうし、テンポも微妙に違っていたりで、それも自分の中では新たな発見です。

ライアーという楽器で何ができるのか
どういう音空間が作れるのか
どういう曲を弾きたいのか
どういう音表現をしたいのか

いつも自問自答で、終わりのない旅路です。
でも、いつも思うことは・・・
「あ~、ライアーの音色って本当にきれい・・・」

そう、ライアーに出会えてよかった!


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芯を感じて・・・♪

2025年04月10日 | ライア-日記
2011年4月10日のブログ投稿記事です。
まさに!14年前の今日なのです。
こういう事を書いていたなんで、すっかりすっかり忘れていました(笑 )
自分の備忘録として再掲載いたします

******
「芯のある音」

ライアーの音色は優しい、小さな音色です。

でも・・・
ライアーを弾くときに
ただ、弦をそっと触るだけでは
ただ、小さな音が出るだけで
「芯」のある音色にはなりません。

なんでも「芯」「中心」があります。

人間の体もよく「丹田」を意識して・・・
なんて言われますが、
体を動かす時に「丹田」を中心として
自分の体を意識していくことなのかなと思います。

ライアーの音色を出すときにも
体のどこかに意識を置いて
そこを中心として音色を出すように心掛ければ
小さな、優しい音でも
「芯」のある力強い音色となります。


どこに意識を置くのか・・・?
私の場合はやはり「丹田」そして
指先の指のはらの、ある一点です。

そこを意識して音色を出すとの出さないのとでは
音色に明らかに違いが出てきます。

そして・・・
自分の体の「中心」を意識して
普段もすごすことができるようになると・・・
何が起こってもあわてることなく、冷静でいられる
「芯」の通った人間になれるのかな~・・・

そういう人間になりたいものです♪
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気分も新たに♪

2025年03月26日 | ライア-日記
先週の土曜日は、私のライアーレッスンに通ってきてくださる生徒さん向けの「ライアーおさらい・交流会」を開催いたしました。
あっという間に8回目となっていました。

私のライアーレッスンは個人レッスンなので、なかなか大人数でのライアーアンサンブルをする機会がありません。
ですから、1年に1度集まれる方に参加していただきおさらい会を開催しています。
前半のワークショップでライアーの音遊び、アンサンブル2曲はたくさんのライアーの音が重なり合って、響きあって、広がって、本当に素晴らしい空間が出来上がりました。

後半はドキドキ、わくわくの発表タイムで、お一人お一人にソロ演奏、私と2人のアンサンブル演奏を披露していただきました。

生徒さんがそれぞれに真摯にライアーの音色に向き合って
一生懸命音を紡ぎだして、曲を演奏なさるお姿を拝見して
私自身、本当に胸が熱くなり、うるうるしながら聴いていました。

3月は一つの区切りの時期でもありますので、
また新たな気持ちでライアーと向きあい、楽しく奏でていけたらと思っています。

さわやかな春風とともに
さあ、新しい扉を開けて軽やかに進んでいきましょう♪

ご参加いただいた生徒さん、そしてご見学にお越しになった方々
本当にありがとうございました!
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空間を聴く、余白を感じる♪

2025年03月13日 | ライア-日記
「自分のライアーの音をしっかり聴いてくださいね!」
ライアーを弾いている人は、少なからずどこかで聞いたことがある言葉だと思います。

音を聴くことは・・・
実は本当に深い、深い事でもあります。

ライアーの音は響きが長く続いていきます。
音色に耳をすませて聴くことは
聴いている意識がどんどん広がって、自分の身体を取りまく大きな空間を聴くことになります。

それは、耳で聴くというよりは
身体全体で聴いている
いや、細胞で聴いているといってもいいかもしれません。

自分の身体から離れた空間の音色を聴くことは
自分の意識が少し・・・いつもの自分から離れていきます。
つまり・・・客観性が生まれてきます。

目の前の音だけに集中しているのと、
身体の周りに広がっている音と響きを聴きながら演奏しているのとでは、
演奏の広がり方が全然違います。

生徒さんにレッスンで、
「自分の周りの空間を聴いてください!」とアドバイスした後に生まれてくる音は本当に素晴らしい音色になります♪

このことは、普段の生活にも活用できることかもしれません。
何か問題が起こって、「きゃ~」と思っている時は
目の前に起こっている現象と自分がぴったり貼り付いているのでパニックになってしまいます。

そんな時には・・・
自分の身体の周りに広がるライアーの音を、ライアーの響きの空間を聴くように、すこ~し、問題の事との間に余白を置いたら・・・。
ふっと心が軽くなったりすることがあります。

日々の生活の中で余白を感じながら生活ができたらな~と
ライアーからいつも教えてもらっています♪
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オカロランのメロディ♪

2025年02月17日 | ライア-日記
オカロラン(オキャロラン)というアイルランドのハープ演奏の吟遊詩人がいました。
オカロランが生きていたのは、1670年 - 1738年 です。
日本は江戸時代です。明治維新は1868年ですから、まだまだ江戸時代のど真ん中ですね~。

ドイツの大作曲家のヨハン・セバスティアン・バッハが生きていたのは、
1685年- 1750年 なので、多少のずれはありますが、オカロランとバッハはほぼ同時代に、アイルランドとドイツで音楽活動をしていたことになりますね~。

オカロランはたくさん、たくさんの美しいメロディを作っていて、記録されているだけでも200曲以上あります。

今日、ライアーレッスンで生徒さんと一緒にオカロランの曲を弾いていて、改めて「美しいメロディだな~」としみじみ感じました。
そして、「ライアーで弾くのにも合うな~」とこれまたしみじみと感じていました。

ずいぶん昔のことで、かれこれもう20年も前になりますが、初めてのCDを自主制作した時に、オカロランの曲を2曲収録しました。
そのうちの1曲が「ブリジット・クルーズ第4番」です。
オカロランが初恋の女性に捧げた、うっとりするメロディです♪

当時やり取りがあったサイト
「ハープ・チター・オートハープの情報」 
を管理する方がご厚意でこの曲をサイトから聞けるようにしてくださいました。これも20年も前の話しですが・・・(汗)


上記のページに掲載されている、私のCDのジャケットをクリックしてみてください。
こちらから、オカロランの「ブリジットクルーズ 第4番」をお聴きいただけます~!ということを、今日思い出しましたので、さっそくアップいたしました(笑)
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押し入れライアー

2025年02月03日 | ライア-日記
つい先日のこと、ずいぶん前(7,8年前?)にレッスンに通ってくださっていた方と偶然にライアーの集まりで再会しました。
当時その方はいろいろなご都合で、ライアーレッスンに来られなくなってしまい、その後はご連絡をいただくこともなくあっという間に時間が過ぎていました。

久しぶりにお目にかかったその女性は、以前とは全く違う場所で違うお仕事をなさって、とっても素敵に生き生きとしていらっしゃいました。
そして、ライアーも弾き続けていらっしゃると。
「わ~、よかった!」と心から嬉しい気持ちになりました。

その女性は一時期ライアーを中断してもまた続けて弾いていらっしゃいますが、日本中にライアーを習い始めて、なんらかのご事情でおやめになった方はたくさん、たくさんいらっしゃると思います。

ある一時期習い事をしていて、ある程度時間が経過してやめるとか、継続できない理由ができてやめるというのは、別に珍しい話ではありませんよね~。
かくいう私も・・・(汗)、過去に習い始めて、しばらくしてからやめてしまった習い事はいくつかありますから。。。

しかし・・・。
ライアーの場合は、ライアーという楽器が高額だったり、普通のお店では売っていなかったりと、入手するのが少しむずかしいところがあります。
おまけに、ドイツでライアーを製作していた工房がもうライアーを製作するのをやめてしまっている所が出てきました。

察するところ・・・、かつてライアーを習っていた方でやめてしまった方が押し入れ(!)に所有しているライアーが本当にたくさん、たくさんあると思います。想像ですが、数百台?数千台?
そういう方がこのブログ記事を読んでくださっている確率はかなり低いかと思いますが、もしも押し入れに眠っているライアーがあったらぜひぜひ押し入れから出して、どなたかへとお譲りしていただけたらと思います。

どうやって??? 
考えられるのは、そのライアーをお求めになった代理店に下取りしてもうらう、習っていた先生に相談する、メルカリなどのフリマサイトに出品する、ライアーを弾いている知り合いに相談するなどなど。

押し入れに何年も、何十年も眠っているライアーはまた再び美しい音色を響かせてくれるのを待っていることでしょう♪
コメント (3)
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手書きの楽譜♪

2025年01月31日 | ライア-日記
年末年始に大掃除や片づけができなかったので、
立春に向けて、今頃あわてて片付けをしています(笑)

いつのまにかたまった膨大な楽譜の整理整頓には本当にいつも頭を悩ませます。
自分でアレンジをした楽譜もものすごい量になっていて
それなりにカテゴリー分けをしていますが、だんだんとカオスになってきます(汗)

私がレッスンで使う楽譜は、人智学系の既成の楽譜もありますが
主には私自身でアレンジしたものを生徒さんに渡しています。
生徒さんのニーズは本当に多岐にわたっていて
クラッシック音楽を弾きたい方、知らない曲を弾くのが苦手な方、曲の好みがある方などなどに向けて、本当にたくさん、たくさんの曲をアレンジしています。
そのアレンジした曲でできたのが、楽譜集「ライアーの花束」シリーズの3巻です。
http://www.dolphin-harmony.com/score.htm

楽譜を書き始めた当初は、どのようにしてソロ用の楽譜として書いたらいいのかよくわからないままでした。
もちろんその頃は、楽譜用のソフトを使っていないので全部手書きです!
今思えば、手書きで楽譜を書くのは本当に大変でした。
あとで修正がしずらいので、間違いがあったらまた最初からやりなおし~!ってことになるのです。

ところが、楽譜を書けるソフトが使えるようになってから、各段に楽譜を書くのが楽になりました。
私が使用しているのは「ミューズスコア」という無料の楽譜が製作できるソフトです。

楽になったといっても、ひとつ一つの音符をパソコンで打ち込んでいくので膨大な時間がかかるのは、手書きと同じなのですが・・・。
ソフトだと、間違えがあってもすぐに修正できるし、移調も瞬時にやってくれます♪
すっかり頼り切っているのでもう、楽譜ソフトなしの生活なんて考えられません(笑)

今回楽譜を整理していて、たくさんの手書きの楽譜をどうしようかな~と悩みました。
一気に処分も悲しいので(笑)、きちんとファイル分けの中に収めました。
自分自身のアーカイブとして!

レッスン用の楽譜は整理できたのですが、自分用の膨大な楽譜、既成の楽譜、この26年の間に参加した国内外のライアーワークショップの楽譜や資料はまだまだどっさり!です。
立春には間に合いそうにありませんが、自分自身の棚卸しのつもりで春を迎えるまでには片を付けたいものです♪
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ケルト音楽との出会い♪

2025年01月27日 | ライア-日記
4月26日に声楽家の竹林加寿子さんとご一緒に演奏会を開催することになりました。

それぞれのソロや2人でその場の空間を感じながらの即興演奏、そして竹林さんの歌に私がライアー伴奏したりと、楽しい企画になりそうです。

2人で打ち合わせしている時に竹林さんが
「私、ケルト音楽を歌いたいんですよね~♪ みのさん教えてくださいよ~」と。
ケルト音楽はすごく大好きで、調べたり、自分で演奏したり。
そんな私の原点ともいえる曲がこの曲です。

24年くらい前?に習っていた私の2人目のライアーの先生がイギリス人女性で、とてもケルト音楽に詳しかったのです。
その先生を通してアイルランドやスコットランドの音楽、いわゆるケルト音楽の世界に触れることになりました。

その先生が「このCD貸してあげるよ~」と、貸してくれたCDに入っていた「Griogal Cridhe」(いとしのグリゴール)という曲になぜかノックアウトされたのです(笑)。
先生から借りたCDをカセットテープ(!)にダビングして何度も何度も聞いていました。

そんなことを竹林さんとお話しをしながら思い出していました。
私の原点の曲の一つです♪

Griogal Cridhe - Scottish Gaelic LYRICS + Translation
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隣の弦って?

2024年12月27日 | ライア-日記
今年はなぜだかクリスマス、年末の実感が感じられず
気が付いたら、2024年も残すところあと4日になりました!!!
今日やっとあわてて、部屋の各所に飾っていたクリスマスの飾りをしまいました。クリスマスの飾りがなくなると、なんだか寂しい・・・ですが、やっと年末が近いんだな~という実感が湧いてきます(笑)

ライアー始めて習う時におそらく
「指を隣の弦に向かって弾きましょう~♪」
というふうに言われると思います。
私もそんなふうに生徒さんにお伝えすることがあります。

が!隣の弦ってどういう隣?でしょうか?
ドの隣の弦はレです。
が、ドの少し奥まった隣には、ド♯の弦もいます。

ライアーはとてもシンプルな楽器なので、音作りの時にちょっとしたことが大きな違いになってきます。

ドからレに向かって弾いているのか?
ドからレとド♯の方へ向かって弾いているのか?
この違いは大きいです。
改めて、ご自分はどんな風に弾いてみるのかを客観的に見てみると新しい発見があることだと思います。

ライアーを構える角度や、構える位置によっても生み出される音色は大きく変わってきます。

ライアーに関しては、弾き方いろいろで「こうであるのだ!」という規範がない楽器なので、これが正解!というのはありません。

でも改めて、自分がどんなふうに弾いているのかを客観的に見てみたり、今までとは違った弾き方で弾いみたりと、いろいろ試してみるのもいいですよ~。

「あ~、この音色いいな♪ あ~、この響きに出会いたかった!」という音色探しもまた愉しです!
来年もまた、新しい音色探しの旅は続きます♪

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ライアー記念日♪

2024年12月16日 | ライア-日記
12月15日は私にとって、大切な日です。
26年前の12月15日に最初のライアーをドイツのWittenのコロイ工房で購入して、私のライアーとの生活が始まったからです。

写真のライアーは、最初のライアー「コロイの大型ソプラノライアー」です。
小雪がちらつく中、車で往復130キロの道のりをかけてライアーを求めにいってから、26年の月日が流れました。

26年は・・・、それなりに長いです。
いろいろ紆余曲折ありましたが、
音楽の世界、音の世界、ライアーの世界はまだまだ学ぶ事がてんこ盛りです!

また新しいひとめぐりが始まりました。
気分も新たに前に進んでいきましょう!

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