ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

び~っくり!

2008年09月28日 | ライア-日記
きのう、演奏会の打ち合わせを兼ねて、某所で共演する方と
とあるレストランでお昼ごはんを食べていました。

そして、会計をするときにレジに向かう私に
見知らぬ女性が話しかけてきました。

「あの~、大変失礼なのですが・・・
  ライアー弾いていらっしゃる方ですよね?
   ライアー響会(きょうかい)の会報に寄稿してた方ですよね?」

えっ? ライアー響会の会報に寄稿したっていったて、
それは2005年の会報で、もう3年も前の話。 

その女性が話を続けるには・・・

彼女が9月23日の池袋・明日館であったジョン・ビリング氏のコンサートの時に
受付に置いてあった、「ライアー響会(きょうかい)」の会報の
バックナンバーをお買いになったという。

そして、私たちが会ったレストランで、その会報を読んでいたら、
なんと斜め前に、その会報に寄稿している私がいた!(写真を載せていたので)
テーブル脇にはライアーも置いてあるし・・・
「きっと間違いない」と思われて、話しかけてこられたのです。

なんと・・・
ちいさなレストランでのすごい偶然に
「こういうこともあるのねぇ・・・」

そういえば・・・
3年前にライアー響会の役員の方から、
会報に寄稿してほしい、と頼まれて
ドイツでの私のライアーとの出会いをアツく語った文章を寄稿していたのです。
もう、3年も前の話で、ほとんど忘れかけていた・・・

しかしながら。。。
「今日のような出来事が起こる確率っていったいどれほどよっ!」
と、久しぶりに3年前の会報をひっぱりだしてみながらつぶやく。

人生、思いもよらないことが起こるのね~、と思うと
なんだか、うれしくなってしまいました。
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季節はめぐり・・・

2008年09月27日 | 日々思うこと・・・
ふと気がついたら日が暮れるのがとっても早くなりました。
もう夕方の6時には、すっかり暗くなっている。

季節はめぐっています。
確実に。ゆっくりと・・・

空は高く、澄みわたってきたし、
夜になるとほんのりと、どこからかキンモクセイのあまい香りが・・・

街のショーウィンドーもすっかり秋色。
パープルやこげ茶の服がとっても新鮮に映ります。

そっか~、今年の秋はチェックなのね・・・
秋色のチェックかわいいな~♪

9月もあと3日で終わり。
10月、そして、2008年の最後の3か月が始まります。

また大掃除モードになってきた私。
今年最後の3か月、なんだか、背筋が伸びます。。。
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一音成仏・・・

2008年09月25日 | ライア-日記
尺八の世界に 「一音成仏」 という言葉があるというのを
つい最近知りました。

9月12日(金)に蒲田の「アプリコホール」で行われた
ライアー界の唯一無二の超絶技巧師であるジョン・ビリング氏の
コンサート会場で、ばったりと知り合いに会ったのですが・・・

この方は私のライアーの音源が載っているサイト
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm
で、ライアーの音色を聴いたのをきっかけに、
ときどき私の演奏を聴きにいらしてくださる素敵な女性です。。。

その彼女と、「せっかくだから、ランチでも・・・」 ということになり
ジョンのコンサートのあと、お昼ごはんを食べているときに話題に出た言葉が
先の「一音成仏」

「みのさん、尺八の世界には 『一音成仏』 という言葉があるんですよ。」

初めて聞きました。その言葉。
聞けば、その方はなんと尺八を習ってたとのこと。

「一音成仏」

つまり、「一音」ですべてが足りている。
    「一音」の中にすべてが含まれている・・・

私はこの言葉を聞いて、「ナルホド」と納得することがありました。

というのは、今現在、世界のなかで一番ライアーを弾いている人が多いのは
本場ドイツではなく、この日本だからです。
それも、「人数のけたが違うっ!」ってくらい
たくさんのライアー愛好家がいるのです。日本には。

ライアーの「いのち」は
一本、一本の弦が紡ぎだし、空中にたゆたふ「一音の響き」です。

その「一音」の中に、その「一音」の響きの中に
「すべて」が含まれている・・・かぁ。
  深いな~・・・

日本人は、無意識にそのDNAに「一音成仏」を理解するこころがあり、
だからきっと、西洋人よりも多くの人がライアーに反応して、
そして 「この楽器をやりたいっ」 と思うのかなと。

「一音成仏」の世界とはまったく真逆、対極の
たくさんのライアーの音色を高速で軽やかに操るジョン・ビリング氏の
演奏会の後に、この話を聴けたのもとっても不思議で・・・・

ジョンの素晴らしいコンサートの余韻の中で
「一音成仏」 ということばが、私の頭の中をぐるぐる駆けめぐっていました。
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植物のチカラ

2008年09月24日 | 演奏のあとさき
(絵はヒルデガルトの肖像画)

9月23日(火・祝)にヒルデガルト・フォーラム主催の
ドイツの植物療法のイベントに出演してきました。

ドイツから講師を招いたということで、
植物療法やアロマテラピー関係者の方々中心にでチケットは完売となり
キャンセル待ちまで出たほどでした。

そのドイツ人講師ゲルマン氏の講義では
たくさん、たくさんの植物たちが登場しました。
人間のさまざまな病気やけがに対して
いろいろな植物たちが癒しのチカラを与えてくれるという。

自然って偉大・・・本当に本当に偉大です。
人間の回りには実は、知らない癒しのパワーがたくさんあるんですね。
人間は自然のほんの一部なのですから。

私の出演の様子は
友人がブログに書いてくださりました。
(Aさんありがとうございました♪)
http://ameblo.jp/arigato-ne/entry-10143122657.html#cbox
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第5回ライアー大会

2008年09月23日 | ライア-日記
9月20日(土)・21日(日)と、東京の東久留米市で第5回ライアー大会がありました。
1年に1回のライアー協会主催の大きなライアーの集いです。

東久留米に手に手にライアーを持ったおばさんたちが (おじさんも若干名いた)
なんと100名近くも集いました。

今年の目玉は、来日中のジョン・ビリング氏を迎えてのワークショップでした。

ジョン・ビリング氏からは本当に今回いろいろと学ぶところ大で、
「ライアー弾くよ~っ」というモチベーションがかなり上がってます。。。

私は朝の歌のコーナーを担当し、
去年に引き続き、キリスト教の共同体の聖歌「Jbilate Deo」 と
ネイティブ・アメリカンのセネカ族のうた「Neesa Neesa」という
シンプルな美しいメロディーを参加したみなさんに歌っていただきました。

シンプルな曲を3パートののカノンにして歌うと、
会場の100名の歌声が重なり合って
ハーモニーの波が生まれ、空間に吸い込まれ、また波が生まれる。

人の歌声ってきれいだな~、としみじみ感動・・・

1年に1回ライアー大会の時にお目にかかる方たちばかりで
あちこちでライアーおばさんたちの立ち話、井戸端会議に花が咲く。
これもまた、楽しいのですよね♪

それにしても・・・
どこでライアーを演奏しても
「ライアーって楽器初めてみました!」って言われるのに
ライアーの集いがあったら、
こんなにたくさんのライアー弾きが集まるという不思議さ。

世界中でライアー弾いている人口が一番多いのは
実はこの日本なのですからね・・・

さあ、ライアー弾こうっと!
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あっぱれっ♪

2008年09月21日 | とん・とん・とんちゃん
    
      あっぱれ あっぱれ
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あっぱれな人生・・・

2008年09月20日 | 日々思うこと・・・
つい先日の敬老の日の朝早くに何気なくテレビをつけたら
NHKで「敬老の日」のとても渋~い番組ををやっていて、
スタジオには、なんと100歳を超えた元気なお年寄りたちが!

出演したのは6名だったが、誰も、とても100歳以上には見えない・・・
75歳~80歳?ってかんじ。

とってもお元気で、若々しく、かわいらしく、きらきらしている。

「元気の秘訣は何ですか?」って聞かれて
素敵な102歳のおばあちゃまが、
「こころをいつも穏やかにしていること。」 とおっしゃった。

ナルホド・・・
「心の中のありよう」っていうのは本当に重要。
いつも心穏やかに、しあわせでいられたら、自然と体も元気になるんだろうな。

それにしても、
年の取り方って、ある程度の年齢を過ぎると
本当に個人差がありすぎ・・・
あまりにもありすぎ・・・
(私も、そういう年齢になってきましたがねっ。)

若いころとは違って、自分の今まで生きてきた軌跡そのものが
どんな風に年を重ねていくかに、明らかに反映されるから。
きびしいけど、ある意味、ごまかせないのよね。

スタジオのきらきらと輝いているお年寄りたちを見ながら、
「あっぱれ~!」と、ぱちぱち拍手してしまいました。
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ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのこと・・・

2008年09月18日 | ライア-演奏予定
(写真:ヒルデガルトのCD シンフォニア)

ドイツ史に残る女性の中で最も有名な一人に
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(Hildegart von Bingen)という女性がいます。

今から約900年前に生まれた彼女は
修道女にして、医学・植物学・薬学・博物学に通じ、
はては宇宙論まで論じ、歌まで作詞作曲するという
当時のライン川流域のスーパースター的な存在でした。

彼女のことはあまりにも偉大すぎて、
一言ではとても語りつくせないんですよっ♪

オカロラン同様に、私がなぜかこころ惹かれる昔の人物です。

日本ではあまり知られていない人物ですが
アロマテラピーや、フラワーエッセンスとか、植物療法などの分野を
勉強する方たちの中ではよく知られた存在です。

あとは・・・中世の古い音楽が好きな人には・・・

去年、ヒルデガルトファンが集って、
「ヒルデガルトフォーラム・ジャパン」なるものを立ち上げました。
(まあ、ファンクラブのようなものですな。)


その「ヒルデガルト・フォーラムジャパン」のイベントが
9月23日(火・祝)に調布であります。

ドイツから植物療法の権威のペーター・ゲルマン氏を招いての講義が第一部

そして、第二部では不肖わたくしが、「ヒルデガルト物語」と題しての
朗読&ライアー演奏&うたで参加いたします。

詳しくは コチラ→http://aliceami.blog.so-net.ne.jp/2008-08-11
まだ若干名お席があるようです。

まぁ、参加しますなんて、のんきなことを言っておりますが、
ヒルデガルトについての日本語の文献はあまりないため、
この夏は大汗をかきながらドイツ語の文献と格闘して、台本を作っておりました。
そして、大汗をかきながら、難解な、でも透き通るように美しい
ヒルデガルトのうたを練習しておりました。

40分間、ひとりでどこまで、
「ヒルデガルトって、すっごく素敵な、あっぱれな女性なんですょ~♪」ということを
お客様にお伝えできるか、やや不安ですが、楽しみでもあります。

ヒルデガルト仲間が
「みのさん、修道女の衣装貸すよ~」
(なんで修道女の衣装持ってるんすかっ?) と言ってくれて、
修道女の衣装のコスプレにも、かなり心が動きそうになりましたが・・・(苦笑)
あまりにも怪しくなるのはよろしくないので、
自前の黒のワンピースを着ることにしました。

ということで、一応「演奏のご案内」です。。。
大好きなヒルデガルトのことはまたの機会に譲りたいと思いますっ♪
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「甘いもの禁止令」 発布!

2008年09月16日 | 日々思うこと・・・
この夏の異常なまでの暑さにはかなりばてました。

食欲もあまりなくて、すっごく汗をかいたのに
体重は減るどころか・・・

原因はあまりの暑さに、ついつい買い物のついでに買ってしまう
アイス・ゼリー・プリン・水ようかんたち・・・
全部高カロリーだもんね~♪

暑さも和らぎ、「ハッ」と我にかえると・・・「や・やばい・・・」

というわけで、自分で自分に
「甘いもの禁止令」を発布! した次第であります。
(でも、甘いもの大好きなんですよねぇ・・・)
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ジョン・ビリング氏の来日 (その3)

2008年09月15日 | ライア-日記
(写真:Murray Wright氏製作のコンサートライアー)

ただいま来日中のライアー界の大御所ジョン・ビリング氏についての
プチ連載をはじめたら、なんとアクセス数が急激にアップ!
なんていっても、ライアー界唯一の「外タレ」だもんね~。

初めて拙ブログをご訪問いただいた方・・・
ようこそ、このような辺境の地へ!
これからもときどき遊びに来てくださいね~♪


ということで、ジョン・ビリング氏について・・・

ジョンは今までオーストラリアの楽器製作者 Peter Biffin氏が作った
巨大な恐竜のたまごのようなアルトライアーを弾いていました。

ところが、彼は今年の5月に新しいライアーをゲットしました。
それは、同じくオーストラリアのライアー製作者 Murray Wright氏製作の
「コンサートライアー」です。
音域はアルトライアーとソプラノライアーを合体させた音域です。

私の今、どこへでも連れて行っている愛すべきライアーは
同じく、Murray Wright氏製作のソロ・ソプラノライアーなので、
ジョンのライアーと私のライアーはまあ、いとこ同士のようなものでしょうか。

ジョン・ビリング氏はこのおニューのコンサートライアーをひっさげて、
韓国でのコンサートツアーを経由して日本へやってきました。

コンサートは・・・

何といっても、ジョンのライアー演奏技術の水準の高さ・・・
超・超高速早弾きも難なくこなし、
指が弦の上を、かろやかに、うれしそうに、踊るように動く。
ジョンの指の動きにもう、目は釘付け!

あれだけ自由自在にライアーを操ることができたらどんなに素敵だどうか・・・
どんなにわくわくするだろうか・・・

そして、コンサートライアーの音と響きの豊かさ・・・
まるで教会の中でライアーがなっているような、豊かなこころにしみてくる響き。

プログラムは彼のオリジナル、バッハ、オカロラン、アイルランド音楽。
あっという間の1時間。
ゆたかな響きに包まれたぜいたくな時間・・・

私は彼のオリジナル、「Love song without words」(言葉のないラブソング)が好きですね~♪
バッハとオカロランの曲を巧みに絡み合わせて演奏するという奇抜なアイディアも
どぎもを抜かれましたが、すごかったです。

アンコールは「うさぎ・うさぎ」をしっとりと。

私は決して、ジョンの回し者ではありませんが(笑)、
9月23日(火・祝)にも池袋の明日館でコンサートがあります。
詳しくはコチラ→http://leier.web.infoseek.co.jp/

ライアーにご興味がある方は必見でしょうっ!
素晴らしいコンサートライアーも一見の価値アリです。

ライアー界の大御所、ジョン・ビリング氏の演奏や、レッスンで
「もっと、もっとライアーを弾きたい~!」と、こころが高鳴っております。

ということで、ジョン・ビリング氏についてのプチ連載はこれにて、お・し・ま・い・・・
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