ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

楽譜は便利な記号 その2

2021年01月28日 | ライア-日記
前回から、楽譜について書いています。
何らかの形で音楽経験がある方にとっては、「???」と思われることですが、五線譜を見るのは小・中学校の音楽の授業以来という方にとっては、やはり五線譜は「わ~!」って思ってしまうのです。それは当然ですよ~。

今まで自分が関わりがなかったことを始めるときには
なんでもですが、「はじめの一歩」というのがあります。
ですから、「あ~、ライアーが弾けるようになりたい」と思ったときに、
「はじめの一歩」は、楽譜を読めるようになってみませんか?
ということになるかもしれません。

人間は知らないことや、経験したことなないことに不安を感じたり、苦手意識を感じる傾向があります。
「今まで知らなかった」ということが、
「私にはできない」ということにはなりません。

何も、大作曲家のものすごい長い楽譜を弾くわけではありません。
ライアーのための楽譜は、短いシンプルな曲が多いですから。
楽譜は記号です。
最初は記号を一つ一つ、つまり音符を一つ一つ読んでいくのには時間がかかると思います。
でも、根気強くやっていれば少しずつ慣れていきます。

ポイントは、音符の上に「ド」とか、「レ」とかフリガナを書かないで、そのまま音符を音符としてとらえていくことです。

私のところに来てくださる生徒さんの中にも、「楽譜が読めません、私には無理です」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
でも、「フリガナを書きたい気持ちはわかりますが、ごいっしょにがんばりましょう!」と少しづつ続けていくと、ある一定の時間がすぎたら、だんだん譜面が読めるようになってきます。

そのことは、自分にとって大きな自信になるのです。
あ~、私にも楽譜を読むことができる!って。
自分にとって、自信が持てることができることができると、生きる上で大きな力となります。
別に誰かに認めてもらわなくても、「私もやればできるよ♪」
これだけで晴れ晴れとした気持ちになります!

世の中にはいろいろな人が作った美しいメロディが無数にあります。
今は、わざわざ楽譜を買わなくても、ネット上で無料で拾ってくることもできます。

美しいメロディに出会える魔法の記号ですよね、楽譜、音符は♫
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楽譜は便利な記号♪ その1

2021年01月26日 | ライア-日記
ライアーを初めてご覧になる方からたまに
「この楽器はどんな楽譜を使うのですか?」
というご質問を受けます。

一般的にはライアーは五線譜の楽譜を使います。
以前に日本の楽器の箏の楽譜を見せていただいたことがありますが
五線譜とは全く違う表記でとても興味深かったです。
他の日本古来の楽器のために独自の表記法があるようです。

話をライアーに戻します。
ライアーは通常、五線譜を使います。
私たちは日本の学校教育の中で、音楽の時間に五線譜を使って
歌を練習したり、リコーダーを吹いたりしていたので
特に音楽に深くかかわってこなかった方々も
「あ~、学校で習ったかも・・・」とうっすら記憶に残っていると思います。

ライアーという楽器を習いに来られる方の傾向として
ライアーが今までで初めて手に触れる楽器ですという方が多いです。
(多分小学校のリコーダーとかは除いて)

そういう方は、小、中学校の音楽の時間以来、
数十年ぶりに目にする五線譜に恐れおののき(!)アレルギーを感じて
「私は譜面は読めません」
「譜面を読むのが苦手です」とおっしゃいます。

楽譜を使わないで、ライアーを弾くということはもちろんできます。
かっちりした曲を弾くのではなく
ライアーでグリッサンドしたり、
いろんな音を出して即興したり。
ライアーの音色自体はきれいで癒されるので
そういう触れあいもとっても楽しいです。

が・・・大人がそればかりやっているとだんだんつまらなくなってきます。
せっかく音階が作ってある楽器だから
何か曲を弾きたい・・・そんな気持ちになります。

そんな時に
「私は譜面が読めないから・・・」
「楽譜を読むのが苦手だから」という方は、
譜面を読むことなしで、曲を弾けるようにするにはどうするか?

一つの可能性としては
耳で聞いたままを覚えて、そのままライアーで弾いてみる。
つまり、耳コピーです。
そう、耳コピーというのはとっても有効な手段です。

ところが・・・
小、中学校の音楽の時間以来、何十年ぶりに音楽に触れる方にとっては
「耳コピー」はかなりハードルが高い作業になります。

でも特別に音楽の才能がある人とか
小さい時から家庭に音楽が流れ続けていたという人とか
人生の中で何らかの形でず~っと音楽に触れてきた人にとっては
耳コピーという方法は大いにありだと思います。

ライアーという「楽器」を弾きたい!弾けるようになりたい!
と思ったら、やはり、「楽譜」というものは不可欠なものになってくるわけです。
(つづく)
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ライアーが弾けること♪

2021年01月15日 | 日々思うこと・・・
新しい年になってからも
落ち着かない日々は続いていますが
まだまだ時間が・・・かかりそうですね。

あれこれといろいろ考えても
現状は変わらないので
その日、その日
一日、一日を丁寧に紡いでいく・・・ということでしょうか。

いろいろな状況に左右されずに、
できれば機嫌よく一日を過ごしたいものです。

自分以外の他人との関わりの中でだったら機嫌よく過ごせるとか、
(つまり、自分一人ではない状況の中で)
どこかにお出かけしたら機嫌よく過ごせるとか、
お金を使って機嫌よくなるとか・・・
自分という生き物のご機嫌を取るのに
自分以外の外部の要素が必要になってくるよりは
自分の中で完結して、機嫌よくなることができると最強ですね♪

今のような、いつもと違う日常に思いがけずなっていても
自分がご機嫌になることができることを探してみるのも楽しいことです♪

お散歩
手仕事
おそうじ
料理
ネットで映画を見る
などなど、結構楽しいことありますね♪

そして・・・
身近に楽器があって、メロディを奏でることができるというのは
とっても嬉しいことです。
ライアーと自分だけで上機嫌になれるのですから!

ライアーが手元にあるということの幸せを
特に最近、しみじみ感じています。
改めて、今まで練習した曲をおさらいしてみるのも素敵です♪

自分で自分のご機嫌を取ることができるのは
とってもパワフルな処世術かもしれません。
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海外のライアー工房 その2

2021年01月09日 | ライア-日記
前回の記事から海外にどんなライアー工房があるかをご紹介しています。
前回はドイツ編でした。
https://blog.goo.ne.jp/leier-tomoko/e/e8072087beb2f265d178f6d2991db75d

今回はほかの国のライアー工房をご紹介いたします~♪

*コロイ工房(Choroi)オランダ
https://www.choroi.org/index.php/en/page/choroi-instruments

最初のライアーが製作されてから、約40年間はゲルトナーライアーしかありませんでしたが、1960年代になって、オランダにコロイ工房ができ、コロイの角形ライアーができました。
コロイ工房はライアーだけではなく、たて笛、グロッケン、などなど様々な楽器を製作しています。
障碍を持った人達も共に働くという、社会福祉的な役割を果たす工房でもあり、オランダだけではなく、ドイツ、スイスにも工房があります。

*アウリス(Auris)スェーデン
http://auris-musical-instruments.com/lyres/

アウリスはスェーデンにあります。アウリスライアーは1枚板の共鳴箱がないオープンライアーです。コロイ同様、ライアーのほかにも楽器を作っています。

*アントンライアー(Anton)チェコ
https://antonlyra.com/

チェコにもライアーの工房があります!
アントンライアーは、ほとんど日本で見かけることはありませんが・・・

*サム・アーウィン ライアー イギリス
http://www.irwinlyres.com/index.htm

約20年くらい前に日本でも結構出回っていた「ケルティックライアー」を作っていたのがこのサム・アーウィンさんです。
ケルティックライアーのプロジェクトから離れて、自分の工房でライアーを製作しているようです!

*ティル・アナ 工房(Tir-anna Musical instruments) アメリカ
http://www.tir-anna.com/


アメリカにも工房がありました~♪
このライアーはアメリカの方が弾いているのを見たことがあるだけですが、かわいいですね♪

と、ライアー工房めぐりで世界旅行をした気分になります。
書き忘れた工房もあるかも・・・ですので、
思い出したらまた追記いたしますね♪
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海外のライアー工房 その1

2021年01月06日 | ライア-日記
今日の東京は一日薄暗く、とっても寒い一日でした。
まだまだ寒い日が続きそうですが、今年は特に春の訪れが待ち遠しいですね。。。

今日は、ライアーの海外の工房をご紹介したいな~と思います。
ライアーのご興味がある方は、主にスマホで「ライアー 楽器」検索!みたいな感じでお調べになるのでしょうか~?
なかなかヒットする情報に出会えないという場合もあるかと思います。
「え~、いったいどんなライアーがあるのよ?」と。

日本にはいくつか海外のライアーを輸入販売しているお店があります。
その辺は検索すると出てくると思います。

ただ、具体的に海外にどんなライアー工房があるのか、なかなか把握するのは難しいのが現状です。
中立的な立場で、ご参考までにこちらでご紹介しようかなと思います。
「へ~、こういうライアーがあるのね~」と、いろいろなライアーをご覧いただけたらと思います。

まず今日は、ドイツの工房です。

* ゲルトナーライアー(Gärtner Leier)
  1926年に最初のライアーを製作した、ローター・ゲルトナー氏が作った工房です。
  今は、2代目の息子さんが後を継いでいます。
  http://www.leier.de/

* ザーレムライアー(Salem)
  ゲルトナー工房で働いていた、ホルスト・ニーダー氏が1980年に独立して工房を作りま した。
  https://www.leierbau.de/en/instruments.html

* ヨエックス ライアー(Manfred Joecks)
  やはり、ゲルトナー工房で働いていた、マンフレット・ヨエックス氏が2000年頃に独立して工房を作りました。
https://www.leier-lyre.de/Version_ENGLISH/index.html

* グンドルフ・キューン(Gundlf Kuehn)
以前にコロイ工房でライアーを製作していた、グンドルフ・キューン氏の工房です。
https://www.lyreworkshop.com/

* マルティン・ニース(Martin Nies)
以前に、ザーレムライアーで働いていたマルティン・ニース氏の工房です。
https://www.leier-instrumentenbau.de/en/home.html
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明けましておめでとうございます!

2021年01月04日 | おんがく日記
2021年 明けましておめでとうございます!
佳き年でありますように♪

年末はたまりにたまったものの片付け、整理整頓
年始はのんびりAmazonプライム映画三昧でした(汗)

HPものんびり更新しています。
http://www.dolphin-harmony.com/monthly.htm

新しい年の初めになると聞きたくなるのは
バッハのブランデンブルク協奏曲の3番です。
この曲を聴くと、思わず「わお~っ」と駆け出したくなります。
士気が上がりますね(←誰とも戦いませんが 笑)

もやもやが吹き飛びますよ~。
ぜひクリック!

Bach: Brandenburg Concerto No. 3 in G Major BWV 1048, complete, Voices of Music 4K UHD video
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