今から時をさかのぼること221年。
1792年の7月の出来事です。
場所はアイルランドの北部の街「ベルファスト」(Belfasut)で
ハープフェスティバルが開催されました。
わが敬愛する盲目の吟遊詩人オカロランが1738年に亡くなり
そのころから急速にアイルランドで「ハープ」という楽器が衰退してきました。
それは、イングランド支配により、
アイルランドの伝統文化が禁止されたこともあるし、
西洋音楽がアイルランドにも入ってきて
伝統音楽がだんだん衰退してきたのでした。
ハープはアイルランドの人たちにとっては
大昔から神聖な楽器・・・
ハープには不思議な力が宿ると信じられていたのです。
大昔からハープを片手に
ケルトの神話や伝説などを語る吟遊詩人は大切な存在でした。
ところが・・・
そのハープの伝統的な演奏法が失われようとしている。
そして、ハープを演奏する人も消えようとしている。
昔からの伝統的なやり方でハープを弾く人たちは
「楽譜」を使わずに口伝で奏法や曲を教えたために
「記録」という形では何も残っていない。
昔ながらのハープ弾きがいなくなってしまったら・・・
その歴史は、そして美しいメロディが途絶えてしまう。
そんな危機感を抱いた人たちがいました。
彼らはアイルランド北部の街、ベルファストで
ハープフェスティバルを開催すべく
いろいろな手段をこうじて
ハープ弾きたちにフェスティバルへの参加を呼びかけました。
3等までの入賞者には賞金をだし、
そして、参加者全員にもお礼を出す
というおふれに応じたて集まったのは・・・
たった11人のハープ弾きでした。
10人がアイルランド人、そして1人がウェールズ人。
これから後の話は・・・つづきます・・・
1792年の7月の出来事です。
場所はアイルランドの北部の街「ベルファスト」(Belfasut)で
ハープフェスティバルが開催されました。
わが敬愛する盲目の吟遊詩人オカロランが1738年に亡くなり
そのころから急速にアイルランドで「ハープ」という楽器が衰退してきました。
それは、イングランド支配により、
アイルランドの伝統文化が禁止されたこともあるし、
西洋音楽がアイルランドにも入ってきて
伝統音楽がだんだん衰退してきたのでした。
ハープはアイルランドの人たちにとっては
大昔から神聖な楽器・・・
ハープには不思議な力が宿ると信じられていたのです。
大昔からハープを片手に
ケルトの神話や伝説などを語る吟遊詩人は大切な存在でした。
ところが・・・
そのハープの伝統的な演奏法が失われようとしている。
そして、ハープを演奏する人も消えようとしている。
昔からの伝統的なやり方でハープを弾く人たちは
「楽譜」を使わずに口伝で奏法や曲を教えたために
「記録」という形では何も残っていない。
昔ながらのハープ弾きがいなくなってしまったら・・・
その歴史は、そして美しいメロディが途絶えてしまう。
そんな危機感を抱いた人たちがいました。
彼らはアイルランド北部の街、ベルファストで
ハープフェスティバルを開催すべく
いろいろな手段をこうじて
ハープ弾きたちにフェスティバルへの参加を呼びかけました。
3等までの入賞者には賞金をだし、
そして、参加者全員にもお礼を出す
というおふれに応じたて集まったのは・・・
たった11人のハープ弾きでした。
10人がアイルランド人、そして1人がウェールズ人。
これから後の話は・・・つづきます・・・