前回の記事で
8年前に共演させていただいた
語りの櫻井美紀先生は・・・
実は1年半ほど前にご逝去なさいました。
享年77歳でした。
櫻井先生は若いころは
その当時開局したばかりの
民放テレビのアナウンサーをなさっていました。
いわゆる「女子アナ」の走りであります。
テレビ局が開局した当時は
「録画」というものはなかったので
オール「生放送!」
生コマーシャルの失敗談など
いろいろ楽しいお話を伺いました。
ご結婚後は家庭に入られて
お子さんたちを育てていく過程で
朗読・読みかせ・語りの世界へ。
全国展開の「語り手たちの会」を立ち上げ主宰したり
あちこちで語りの公演をなさったり、講座を開いたり
カルチャーセンターで「語り」の講座を受け持ったりと
本当に幅広くご活躍でした。
櫻井先生との出会いは今から約9年前にさかのぼります。
長年暮らしていたドイツから帰国したばかりのころ
アイリッシュ音楽を聴きに
当時下北沢にあった
「ビレッジ・グリーン」という英国パブへ行きました。
日本でアイリッシュ音楽で有名な守安さんご夫妻の演奏でした。
そこで出会ったのが櫻井先生でした。
「私、このパブで来週アイルランドの昔話を語るのよ~」と。
その当時はまだまだライアーはうまく弾けなかった私ですが
竪琴を奏でながら歌ったり
物語を語る「吟遊詩人」にあこがれを持っていました。
そこで、さっそく櫻井先生が講師をしていた
某カルチャーセンターの講座を受けることにしたのです。
私がライアーを弾いていることがわかると
櫻井先生はまだまだへたっぴぃな私でしたが
いろいろな場所へ先生の語りのお供として
連れて行ってくださいました。
櫻井先生の語りは素晴らしく
その隣でライアーを演奏できることは
本当に喜びでありました。
そして何よりも
人前でライアー演奏するという大きな機会を
与えてくださったことが
私にとっては心からの励みになりました。
8年前の映像の中で
聴く人の心を魅了する語りをなさる
生き生きとした櫻井先生のお姿を拝見しながら・・・
・・・本当にじーんときました。
どれだけたくさんのことを
櫻井先生からいただいてたことか!
心の中に浮かんでくるいろいろな思い出とともに
感謝の気持ちが湧いてきて
涙ぐんでしまいました・・・
2年前に入院なさっていたころ
新しくできたCD「ライアーのこもりうた」をお送りたら
わざわざお電話かかってきて
「また元気になったら、久しぶりにみのさんとご一緒したいわ」
残念ながら共演はかないませんでしたが
8年前の映像を見ながら
櫻井先生から本当に多くのことをいただいたのに
何もご恩返しできなかったな~と。
でも、今の私が心をこめてライアーを弾くこと
それが何よりものご恩返しになるのかな・・・とも思います。
当時70歳を過ぎていらした先生は
パソコンを駆使して
素晴らしいホームページを作ってらっしゃいました。
そして、今でもそのページは残っています。
一人の人が生きた素敵な軌跡・・・。
ぜひご訪問くださいませ。
http://www.storytellingworld.net/index.html
最初にお知らせが出てきますが
スクロールして下まで行くと
メニューができてきます。
(私の古い共演写真もどっかにあります~)
8年前に共演させていただいた
語りの櫻井美紀先生は・・・
実は1年半ほど前にご逝去なさいました。
享年77歳でした。
櫻井先生は若いころは
その当時開局したばかりの
民放テレビのアナウンサーをなさっていました。
いわゆる「女子アナ」の走りであります。
テレビ局が開局した当時は
「録画」というものはなかったので
オール「生放送!」
生コマーシャルの失敗談など
いろいろ楽しいお話を伺いました。
ご結婚後は家庭に入られて
お子さんたちを育てていく過程で
朗読・読みかせ・語りの世界へ。
全国展開の「語り手たちの会」を立ち上げ主宰したり
あちこちで語りの公演をなさったり、講座を開いたり
カルチャーセンターで「語り」の講座を受け持ったりと
本当に幅広くご活躍でした。
櫻井先生との出会いは今から約9年前にさかのぼります。
長年暮らしていたドイツから帰国したばかりのころ
アイリッシュ音楽を聴きに
当時下北沢にあった
「ビレッジ・グリーン」という英国パブへ行きました。
日本でアイリッシュ音楽で有名な守安さんご夫妻の演奏でした。
そこで出会ったのが櫻井先生でした。
「私、このパブで来週アイルランドの昔話を語るのよ~」と。
その当時はまだまだライアーはうまく弾けなかった私ですが
竪琴を奏でながら歌ったり
物語を語る「吟遊詩人」にあこがれを持っていました。
そこで、さっそく櫻井先生が講師をしていた
某カルチャーセンターの講座を受けることにしたのです。
私がライアーを弾いていることがわかると
櫻井先生はまだまだへたっぴぃな私でしたが
いろいろな場所へ先生の語りのお供として
連れて行ってくださいました。
櫻井先生の語りは素晴らしく
その隣でライアーを演奏できることは
本当に喜びでありました。
そして何よりも
人前でライアー演奏するという大きな機会を
与えてくださったことが
私にとっては心からの励みになりました。
8年前の映像の中で
聴く人の心を魅了する語りをなさる
生き生きとした櫻井先生のお姿を拝見しながら・・・
・・・本当にじーんときました。
どれだけたくさんのことを
櫻井先生からいただいてたことか!
心の中に浮かんでくるいろいろな思い出とともに
感謝の気持ちが湧いてきて
涙ぐんでしまいました・・・
2年前に入院なさっていたころ
新しくできたCD「ライアーのこもりうた」をお送りたら
わざわざお電話かかってきて
「また元気になったら、久しぶりにみのさんとご一緒したいわ」
残念ながら共演はかないませんでしたが
8年前の映像を見ながら
櫻井先生から本当に多くのことをいただいたのに
何もご恩返しできなかったな~と。
でも、今の私が心をこめてライアーを弾くこと
それが何よりものご恩返しになるのかな・・・とも思います。
当時70歳を過ぎていらした先生は
パソコンを駆使して
素晴らしいホームページを作ってらっしゃいました。
そして、今でもそのページは残っています。
一人の人が生きた素敵な軌跡・・・。
ぜひご訪問くださいませ。
http://www.storytellingworld.net/index.html
最初にお知らせが出てきますが
スクロールして下まで行くと
メニューができてきます。
(私の古い共演写真もどっかにあります~)