譜面台のこと

今日も暑かったですが、日陰は涼しい風がふいていて
やっぱり、秋がやってきています。

自分の身の回りで使っているもので
２０年以上使っているものってあるのかな～と
ふと見渡してみたら・・・
大型の家具などは別として
譜面台がありました。

写真の譜面台はもうかなり年季が入っていて
当時住んでいたドイツで購入したものです。
もうかれこれ・・・20年以上になるかと思います。
金属磨きで磨いたらきれいになるのでしょうが、
ずぼらでそのままにしているので
ずいぶんと貫禄がついてきました（笑）

20年以上使っているということは
私のライアー練習にず～っと付き合ってくれていたのかと
改めて思うと、無性にいとおしくなってしまいます。

譜面台といえば、
私は、コンサートでは譜面台は使いません。
つまり・・・
演奏する曲はすべて暗譜ということになります。。。

私の活動は細々とした活動ではありますが、
おっかなびっくりながら（笑）
お客さんの前で演奏することを始めた初期の頃は
間違えるのが怖くて、譜面台を使っていました。

すると、私の演奏を聴いた人から
「譜面台が邪魔で、楽器を弾いている様子が見えなかった」というご感想を少なからずいただいたのです。
その時は、「う～ん、譜面台は必要だよ！どうしたものかな～。」と思っていました。

今から17年前に初めて、集客を自分でして参加費をいただいて小さな演奏会を開きました。
当時の私にとっては大きなチャレンジでありました（笑）
その時に、当時親交があった方が見に来てくださっていて
「みのさん～。ソロで演奏するときにお客さんの前で譜面台を立てたら、野暮だよ！
だって、演奏曲って1曲3分くらいでしょ？」とかなり、辛口のご意見をいただきました。

その方は私よりもずっと年長で、おまけにずっとずっと音楽経験がおありの方だったので
そのご意見を聞いて、「さもありなん」と納得してしまいました。

私が演奏する曲はたかだか、3分前後の曲なんだから
一生懸命暗譜＆練習すればいいだけの話。
そして、暗譜して演奏できたら、
譜面台で手元が隠れることもなく
お客さんにライアーの楽器や、演奏の手元もご覧いただけるわけです。

そういうわけで
譜面台はお客さんの前では立てない！ということを自分の中でひそかに誓いました。

それから、少しずつ譜面台を見ないようにすることにして、
もうずいぶん長いこと、演奏会では譜面台は使っていません。
あ・・・でも、他の人とアンサンブルするときは別の話ですが・・・（汗）

今は老化に伴い、視力が著しく低下したので
譜面台を見ながらライアーを弾くということは裸眼では無理になってしまいました。
結果的に、早いうちに譜面台を外すようにしておいてよかったかな～。

なんて自宅で使っている年季の入った譜面台を見ながら
あれこれと昔のことを思い出していました。

ライアーの弦はとっても細いので
これから、視力の衰えとどう付き合っていくのか・・・
という現実問題が出てきます。
が・・・諸行無常
いろいろなことは移り変わっていくのが世の常
もうこうなったら、奥の手は
目をつぶってでも弾けるようにしたい！・・・ですね♪

ライアー響会の集まり

昨日（9月18日）は、東京の東久留米で
ライアー響会主催の年に1度のライアーの集いがありました。

例年でしたら、2日間のプログラムにホールに100名近くのライアーおばさん（おじさんの若干名）が集うのですが、昨年はコロナで中止に。。。
今年は、参加人数を30名限定にして、1日完結の集いが17日、18日の2回開かれました。

今年は例年とは違い、講座を3つとライアーオーケストラのプログラム。
10時～17時まで途中お昼休憩をはさみましたが、なかなか充実の濃い内容でした。

私は、ライアーオーケストラの指揮を2曲担当させていただきました。
とはいえ、指揮は素人ですのでなんちゃってですが、
ネイティブアメリカンの「私は美の中を歩く」という曲と、もう1曲をカノンで
皆さんと演奏しました。
「私は美の中を歩く」については、また改めてこちらでアップしたいな～と思っています。

2人目のまごむすめちゃんが生まれてから、
しばらくの間、お手伝いばあばになり、あわただしい日々でしたが、
明日から、ライアーレッスン開始で通常営業に戻ります（笑）

ライアー響会のHPはこちらです。
人智学のライアーにご興味がある方はきっと勉強になると思いますよ～。
http://leierkyokai.sakura.ne.jp/

もう、きんもくせいの香りが・・・

あっという間に9月も半ばになりましたが、
蒸し暑い日が続いています。

でも・・・
道を歩いていると、あちらこちらから
きんもくせいの香りが漂ってきます。

え？きんもくせいって、9月の半ばでしたっけ？
自分の今までの記憶だと
10月のあたまくらいに、きんもくせいの香りとともに
しみじみ「秋だな～♪」と実感していたような気がします。

近所の農家ショップのおばさんも
「今年は秋が早い～」と言っていたので
蒸し暑いとはいえ、季節は秋なのですね。

2週間前に娘が2人目を出産したので、お手伝いの日々。
2歳半のまごむすめちゃんの相手は
なかなか・・・大変ではありますが、
彼女は普段の私が見ているのとは違う世界を見せてくれます。

自分よりも大きな荷物を運ぶありさん
空に浮かぶ白い雲
道端に咲く小さなお花

私たちは・・・
美しいものに囲まれているんだな～と改めて実感しています。

とはいえ・・・
2歳半の子のエネルギーはものすごくて
日々体力勝負です！笑

明日はどんな美しいものに出会えるでしょうか。

やさしい光で私は目ざめる

先日こちらで
私が毎年夏の終わりになると聞きたくなる曲
「夏の終わりに」（When Summer Ends）
をご紹介いたしました。

この美しい曲は誰が作曲していたのか、
今までちゃんと調べたことがなかったので
調べてみたら、スコットランドの
Phil Cunningham（フィル・カニンガム）という方の曲でした。
このフィルさんの他の曲もとっても素敵で・・・

フィルさんのThe Gentle Light That Wakes Me（やさしい光で私はめざめる）
にノックアウトされてしまい（笑）
最近のマイブームです！
こんなに美しい曲をありがとう～！って心の中で静かに叫んでいます（笑）

どうぞクリックして、聴いてみてくださいませ♪
The Gentle Light That Wakes Me

あたらしい命

今年も9月になりました。
雨が続いていて、急に寒くなり着るものに迷いますね～。

つい6日前に、二人目のまごむすめちゃんが誕生しました。
（ブルーの服を着ていますが、おんなの子です　笑）

ちいさな
ちいさな新しい命が誕生しました。
新生児を取り巻く空間はとてもとても清らかで
まだこの世に生まれて間もない存在だけが持っている神聖さがあります。

コロナの渦中に本当に無事に生まれてきてくれたことに感謝です。
一緒にいろいろなことしようね
いろいろなものを見ようね
いろいろなところへ行こうね！
きっと素敵な未来が待っているから♪