ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

きょうも・・・

2008年08月30日 | とん・とん・とんちゃん


きょうもしあわせ・・・
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赤ちゃんたちに囲まれて・・・

2008年08月29日 | 演奏のあとさき
今日、「自然育児の友の会」という、
あかちゃんや、小さなおこさんをもつお母さんたちの集まりに呼んでいいただき、
ライアーを演奏してきました。

まだ寝返りも打てないくらいのちいさな赤ちゃん。
元気にはいはいしている赤ちゃん。
幸せそうに、にこにこしている赤ちゃん。

若いお母さんたちもこういう交流の場があると
きっとよい気分転換になるんだろうなぁ・・・

自然育児という言葉が懐かしいです。
自然食、母乳育児、布おむつ・・・
私もかつて一生懸命実践していましたから。

でも自分自身をふりかえると、
子供たちが幼かったころは、心に余裕がなく
本当に無我夢中、なりふり構わず子育てしてたけど・・・

今日お目にかかった若いおかあさんたちは
心にゆとりがあり、とっても素敵でした。

やっぱり、子供ってかわいいな~♪
かわいい赤ちゃんたちに囲まれて、
幸せなひと時を過ごすことができました。

会の主催者の蜂谷さんは幼いお子さんが二人いらっしゃるのに
パワフルにいろいろなことをやっていらして、あっぱれ!です。
今日のことをブログに載せていただきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/sakuranoma/diary/20080828/
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じぶんの知らない世界

2008年08月28日 | 日々思うこと・・・


本を読むのが好きです。

だから、ときどき大きな本屋さんへ行きますが、
さまざまな分野の膨大な本を見るたびに
「あ~、自分の知らない世界はたくさん、たくさんあるんだな・・・」
っていつも思います。

自分の知ってる世界なんて、世界全体の中のゴマ粒のようなもの。
その限られた世界の中で、日々一喜一憂して生活しているのだから・・・

でも、最近ライアーの活動を通してや、その他のことを通して
少しずつ、少しずつ私の「世界」が広がってきつつあります。

自分とは全く違うことをしている人、全く違うことに興味を持っている人。
男女を問わず、さまざまな年齢層、
さまざまなバックグラウンドを持つ人に会う機会があると、
本当にうれしくなります。

お話をする機会があると、わくわくします。

だって、自分が関わる機会がない世界を
ほんの少し垣間見るようで・・・
せまい箱庭のような私の人生の敷地がほんの少し広がるような気がして・・・

今日もそんな出会いがありました♪
うれしいっ!
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わたしの初めてのライアー

2008年08月27日 | ライア-日記


私の初代ライアー初公開!です。
(って、おおげさな話ですが・・・)

コロイというドイツの工房で作られた
35弦の大型ソプラノライアー。

私のもとへやってきたのは、
かれこれもう10年近く前のこと。
ドイツでライアーを習っていた3年半の間ずっと
お世話になったライアー。
どこへでも、車に乗ってついて来てくれた。
いろいろな所へ連れて行った。

ところが、今の私のお供は
Murray Wightさん作の通称 「涙型ライアー」
もう、すっかりコロイは使わなくなってしまっていた。

今日、ふと思い出して、
本当に久しぶりに音を出してみる。
コロイライアー独特の、きらきら光る音色。

私のドイツでのライアー修行に根気強くずっと付き合ってくれ
そして、私のいろいろな気持ちを音に乗せてくれたライアー。

「今まで、本当にお世話になったよね~。ありがとう・・・」
と、ちいさく呟きながら弦を鳴らす。

これからは、ときどき押入れから出して、
音を響かせてあげるからね・・・
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秋のけはい・・・

2008年08月26日 | とん・とん・とんちゃん


ずいぶん、すずしくなりましたね。。。
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鮮やかな風景

2008年08月25日 | ことばの葉っぱに乗せて・・・
人間って、自分では気がつかない
「思い込み」や、「とらわれ」がたくさんあって、
その「思い込み」や「とらわれ」は
きっと、幼いころに刷り込まれたこととか
成長するにしたがって、自分を守ろうとするために
無意識に身につけたもの。

長い間、自分の思考にはりついた
「思い込み」「とらわれ」がはらりと取れたら
きっと、
きっとクリアーに視界が広がって
今まで見たことがない、鮮やかな風景が迎えてくれるんだろう。

そして、今までとは全く違う「生き方」が展開していくんだろうな。
きゃっ、楽しそう・・・
(でもどうやったら、「はらり」と取れるんだろうか・・・)
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花火大会☆☆

2008年08月24日 | 日々思うこと・・・
今日は調布の花火大会を見に行きました。
調布に住んでいる友人宅の屋上からちょうど花火が見えるのです。

ちょっと小雨まじりで曇っていたけれども
あんなに間近でたくさんの打ち上げ花火を見たのは
本当にひさしぶり。

夜空に広がるたくさんの光の粒
放物線を描いてゆっくりと落下するきらめく色たち
湧き上がる歓声

じっと見ていると、
不思議な時間と空間にいるようで
その不思議な時間と空間に吸い込まれそう。

夢と現実のあいだを、思考がゆらめき
この夏のいろいろな出来事が目の前で交錯する。

本当に盛りだくさんな、とっても思い出深い夏でした。

暑かった今年の夏も、もうそろそろ終わりの気配・・・
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オカロランの物語 (その6)

2008年08月23日 | オカロラン物語

(写真:オカロランの楽譜集 Ossian 発行
  彼の伝記や曲にまつわるエピソードも載っている)

♪ 最終回の巻 ♪

ものぐさな拙ブログでの初めての続きものがたりも
今日で一区切りをつけましょう・・・

オカロランの晩年・・・

陽気で大酒のみで、さらりと素敵な曲を作ってしまうオカロランは
アイルランドの冠婚葬祭には欠かせない重要人物になってしまうほど。

彼はどこへ行っても人気者でした。
知識階級の人々とも親交があり、
「ガリバー旅行記」の作者スイフトとも友達でした。

若い頃、ブリジット・クルーズとの恋に破れたオカロランも
その後結婚し、1男6女をもうけます。
彼の一人息子は、オカロランのようにハープ弾きになったらしいのですが
あまり詳しいことはわかっていません。

63歳の時に妻をなくし、
その後68歳になったオカロランは自分の死期を予感していました。

そして、彼は若いころからずっと世話になっていた
18歳の失明した彼をハープの修行に出してくれた
農場主であるマクダーモット・ロー家に戻ってきました。

マクダーモット・ロー家にたどりついたオカロランは
間もなく病の床につき、
彼をかわいがってくれた、マクダーモット・ロー夫人の看病を受けます。

自分の死期を悟った彼は
最後の曲 ’Farewell to music’(音楽との別れ)を作曲。
この曲はいつ聴いても、自分で弾いてみても
胸にせまってくるものがあります。

1738年3月25日 ターロック・オカロランは68年の波乱に満ちた生涯を閉じる。
彼のお葬式には参列の人々が絶えることなく訪れたということです。

どうして私はオカロランに惹かれるようになったのか・・・
彼の曲がとっても美しいメロディーということもありますが、
きっと、彼の逆境にもめげない、したたかさ、たくましさ。

普通のやわな人間だったら、18歳という若さで失明した時点で
人生をあきらめ、投げやりになるかもしれないのに・・・

彼は、音楽・ハープという全く新しい武器を身に着け
そして、それまで彼とは無縁だった
アイルランド上流階級、知識階級の中へとたくましく潜入して
自分の音楽の才能、詩の才能を開花させたのです。

そして、彼の死後300年近くたった今
アイルランドからはるかに遠く離れた日本でも親しまれている彼のメロディー。

ブラボー! オカロラン!



♪♪ ご訪問いただき、ささやかな連載をお読みいただいた皆様
   ありがとうございました!
  「楽しみにしていますよ~」という
   うれしい個人メールなどいただき、とっても幸せです。
   オカロランの曲でライアーで弾くときれいな曲はたくさんあります。
   これからも、大切な宝物を一つずつ集めるように、
   レパートリーを増やしていきたいです ♪♪

参考文献: 「Carolan 」 Donal O'Sullivan 著 (写真の本です) 
      「Fair Melodies」 Art Edelstein 著

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オカロランの物語 (その5)

2008年08月21日 | オカロラン物語
(写真:アイルランド Keadue村にあるオカロランのお墓)

♪ みのともこ 墓参りに行くの巻 ♪

今から約10年前にライアーを弾き始めて、しばらくして
まったく未知だったアイルランドの音楽に興味を持つようになりました。
(その当時はドイツのデュッセルドルフという所に住んでいた。)

たまたま通りすがりに買い求めたアイリッシュ音楽の楽譜に
オカロランの白黒の肖像画と、彼の簡単な生い立ちが書かれ、
なぜか、そのページに私の目は釘付け。

その楽譜を買う前に、アイリッシュハープのCDを聞いて、
O'carolan(オカロラン)という人のメロディーはうつくしいな~♪
と思っていたからです。

そっか~、そうか~、彼は目が見えなかったんだ・・・・

その後、手当たり次第にアイルランド音楽、ケルト音楽を聴きあさるうちに
私のこころはすぐにでも、アイルランドへ飛んでいきそうに・・・

アイルランドの空気を吸いたい。
風景を目にしてみたい。
パブでライブを聞きたい。
楽譜とCDを見てみたい・・・

子どもたちをなんとか預ける段取りをつけ、
3泊4日のアイルランドひとり旅・弾丸ツアーを決行したのは
今からちょうど7年前のこと・・・
(住んでいた、デュッセルドルフ→ダブリンは、東京→福岡とほぼ同じ距離)

ちょうどそのとき、オカロランのお墓がある
Kedeue(キージュー)村で、 「オカロラン・ハープフェスティバル」 という
年に一回の村を上げてのお祭りをやっていた。

公共の交通機関では行けない、ものすごい田舎・・・
宿泊先のB&Bのおばさんにわざわざ遠いとこを
車で最寄の鉄道の駅まで迎えに来てもらったほど。

初めて目にする、のどかなアイルランドの田舎の光景

なだらかな緑の丘がどこまでも広がり
点在するきれいな小さな湖。
ギネスビールの看板。妖精の飾り物。
盛り上がるフェスティバルでのお祭り騒ぎ・・・

これだけでも私の旅ごころは大満足。

せっかくだから、オカロランのお墓を見てみようと
村はずれの墓地へ行くが・・・

墓地だから・・・こ・こわい・・・
広大な墓地を歩き回り (こ・こわい・・・)
やっとのことで見つけた彼のお墓は
なんと、なんと、入り口のすぐそばだったぁ。
(歩き回る必要なんでなかったっ)

というわけで、私は彼の墓前に手を合わせ
ライアーの技術向上を祈願してきたわけですね。
(オカロランさんよ、私の願いをかなえたまえっ!)

あれからもう7年もの歳月が流れてしまったけど
オカロランが300年前にハープと共に旅をしたであろう
のどかなアイルランドの緑の風景が
今でも、あたまの中にいつも映し出されています。。。

・・・あと一回つづきます・・・
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オカロランの物語 (その4)

2008年08月20日 | オカロラン物語
(中央でハープを弾くのがオカロラン)

♪ オカロランのキャラクターの巻 ♪

今日も日中暑かったですが、
少しずつ、少しずつ季節が移ろいでいるようです・・・

オカロランの話し、まだ続きます・・・

今まで書いた文章の中に大事なことを書き忘れていました。
それは、オカロランの性格です。

彼は陽気で、社交的で、悪ふざけがだいすきで
おまけに大酒のみ。(女好きだったというウワサも・・・)

アイルランドの上流社会の人気者になったオカロランは
彼の類まれなる作曲と作詞の才能だけでではなく、
その愛すべき、憎めないキャラクターによるところもあったようです。

体の具合が悪くなったオカロランに医者はしばらくの間の禁酒を言い渡します。
その診断にいたく失望した彼は
’Farewell to Whisky'  (ウイスキーとの別れ) という曲を作曲。
(大げさだなぁ)

お酒が飲めなくなった彼は落胆し、
体調もますます悪くなってしまいました。
そのあまりの落胆ぶりを見た医者は仕方なく、
ウイスキーを飲むことを許しました。

それを聞いたとたんにオカロランは元気になり、
’O'caloran's Receipt' という楽しげな曲まで作ってしまう。

なんか、おかしいですね。

彼にまつわる、おもしろおかしな出来事はたっくさんあり
悪ふざけで、人をだましたり、またお返しにだまされたり・・・

いつも酔っぱらって楽しくハープを弾いたり、珍事件を起こしたり。
それを回りの人々は面白がりながらも、暖かく見守っていたのでしょう。

彼の作曲は大半がパトロンなどの実在の人物にささげた曲ですが
その曲と詩が、その人物そのものを見事に表していたとのこと。
その類まれなる才能もあいまって、
オカロランは当時のアイルランドの上流階級の重要な家々からはいつも大歓迎。

もしも彼が失明せずにそのまま鍛冶屋だったら、
音楽とも関わることなく、
上流階級に潜入することもなく、
後世に名を残すこともなかったでしょうから。

「まったく人生何が起こるか、
 何が幸いするのか、わからしまへんなぁ」

タイムマシンに乗って
実物のオカロランを見てみたいものです・・・

・・・まだもう少しつづく・・・
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