——偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは預言者の墓を建て、義人の碑を飾り立てて、こう言っている、
『もしわたしたちが先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流すことに加わってはいなかっただろう』と。
このようにして、あなたがたは預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している。
あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目を満みたすがよい。
へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか——(マタイ福音書23章)
昔のニュース映像などを見ると、国を挙げて祝賀ムードであったかのように錯覚する「皇太子・美智子妃ご成婚」ですが、当時は国民から、また宮中からも激しいバッシングがあったそうです。その理由は?今となっては美智子妃が「皇族でない家」の出身だったことに尽きるのですが、当時はあることないこと、愚にもつかない理由の批判が噴出しました。
悲劇のプリンセス・英国ダイアナ妃。彼女も今となっては「皆から愛されていた」かのように報道されますが、当時はひどい言われようでした。彼女の一挙手一投足をあげつらい、「上昇志向の塊」「純情な皇太子を誘惑した」等々のゴシップ記事に大衆は大喜びでした。
ダイアナ元妃を死なせたのは誰か?
直接的には追いかけ回したパパラッチどもですが、真犯人は低俗なゴシップ記事を嬉々として求めた大衆だと言うべきでしょう。
さて、眞子内親王のご成婚。大丈夫ですかね?無我夢中でバッシングしているあなたですよ。同じ過ちを繰り返しているんじゃありませんか?
いやいや今度ばかりは違う!美智子妃のときは今と時代が異なった。それに小室圭は本当にひどい、ひどいんだ!だって母親がくぁwせdrftgyふじk・・・
ああそうですか(笑)でもあなたの言うそのゴシップ、ネットニュースやテレビから知っただけですよね?自分自身で事実を確かめましたか?小室さんが出した「説明文書」なんて、自分で読んでみましたか?あれ?だいたいあなた、いつも「マスゴミなんて信用できん!」とか息巻いてませんでしたっけ?「今度ばかりは」テレビも信じちゃうんですか?(笑笑笑)
かつて日本は、国民や朝日新聞など大マスコミも一丸となって戦争への道を突き進みました。
いまや国民、そして朝日新聞は、したり顔でこう言います。
「私たちがあの当時生きていたら、決してバカな戦争に賛成しなかっただろう。むしろ命をかけて戦争を止めただろう」
しかし私には、「預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している」ようにしか聞こえません。
——なんぢら己が先祖の桝目を充せ。蛇よ、蝮の裔よ、なんぢら爭でゲヘナの刑罰を避け得んや。
今度ばかりは違う、自分だけは違う。こういうの、大変危険だと思いますよ。