laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
楽しく気楽につぶして生きてます。

うみのひがしへ一日目

2021-10-21 | voyage

膿の干菓子、ではない

 

うみ=古語でいうところの琵琶湖東岸ぶらり旅。ぶらり旅。正確には数か月ぶりなのだが気分的には数年ぶり。なんというか、自分の気の持ちようが、ぶらり、という感じになったのが数年ぶりなのね。

主目的地は近江八幡。以前からヴォーリズ建築の聖地ということで行きたかったところにプラスして天外者のロケ地詣でという副目的、ついでにラコリーナも行ってみたくて。たねやじゃなくて藤森照信ウォッチが目的。

天気も良くて(なんか最近ぶらり旅の天気当たり率高い。それはそれで運使っちゃってるみたいで怖いw)一泊二日じゃなくて二泊すべきだった!というくらい満喫。安いパック商品なので、ヒマなのに旅程変更できないのが悔しい。安物買いの銭失い。

初日。まずは天外者のこのシーンを撮影した作家外村繁邸へ。五箇荘の近江商人屋敷の一つ。外村って名前しか知らなかったけどなかなかのイケメンでした。というのは余計な情報w

↑この人には及ばないけどさ。

春馬がいた場所、春馬が見たであろう風景。センチメンタルジャーニーだなあ

こちらはおなじ近江商人屋敷でももっと豪邸。中江さんち。満州のデパート王だった。琵琶湖を象ったといわれる池など、なかなかの風情。

弘誓寺に行ってみたらなにやら撮影機材やら建て込み中。なんかイベントでもあるのかと思って聞いて見たら映画のロケだって。友和さんや流星さんが来てるらしい。ふーん。観光客的にはそんなのどうでもいいからふだんのお寺が見たかったわん。しかし、こういう街並みのところってロケが多いのね。下手な東京都民より芸能人遭遇率高かったりしてw

おなか壊してたので、個人的にまったくグルメは楽しめなかったのだけど、琵琶湖を眺めながらの一杯だけは忘れません。

近江八幡に入ったのはすでに夕暮れ近く。秋の日は釣瓶落とし。急いで今回の主目的であるヴォーリズウォッチ。まずは外観しか見られないおうちの周りをうろうろ。周辺に数件残されたヴォーリズ物件。中には居住中の物件もある。すごいなあ。ほんの一例。

上等じゃないレンガを使うのと、必ず住宅には暖炉を置くのが彼のこだわりだったそうです。

日も暮れてきたし、長くなったので翌日分は項を改めます。