錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

3種の母チョウ

2020年11月03日 | 昆虫・植物
先月の石垣遠征中は様々なチョウの強制採卵にトライしてました。
例えばブログにはUPしてませんでしたがマルバネルリやウスコモンとかも・・・
そして一般の虫屋さんからすると、このCherryの場合は人が羨むほどの滞在日数だったのですが、それでも自身からすると足らない。
だから・・・・・


このイナリア型のメスアカムラサキとか・・・


シロオビヒカゲに・・・


シロウラナミシジミの母チョウなどは、島から帰ってからも強制採卵を続けています。
ただ、ここで問題なのはメスアカムラサキ。
卵はコンスタントに産んでくれるものの餌であるスベリヒユは低温に弱い上に一年草ときたものだから、これから寒くなるにつれて餌の確保が難しい。
だから、ここは管理温度を上げて短期育成を強いられる。
と、言うことで・・・・
これからのメスアカは様々な問題をクリアーしながらの綱渡り的な飼育になっちゃうのですが、ここはイナリア型の羽化というご褒美を目標に頑張ろう!ってね。

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森の番人

2020年11月03日 | 

昔からフクロウ(梟)を森の賢者、ミミズクを森の番人と言いますが・・・
先日まで滞在していた石垣島には森の賢者はフクロウ(梟)は生息せず、このリュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクの2種類のみが住んでます。
そして当日に与える虫の餌を明るい日中に採り忘れ、慌てて日没後の薄暗い山へと向かうと、このリュウキュウアオバズクが怪しいやつが来たとばかりに林道脇にある木々の梢からCherryの行動を監視してました。
ただ実際は、このリュウキュウアオバズクは縄張りに入ってきたCherryに対して警戒していただけなのでしょうけど、これが森の番人と云われる由来なのかもしれませんね。
ホッホー ホッホー

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